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70%健康マガジン
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韓国のTV「チャンネルA」に取材されました。

韓国のテレビでお米の胚芽の特集!
玄米人気が韓国でも出てくるのでしょうか。

勝手に「お米=日本」だと思っていましたが
韓国もお米の国です。

 

韓国在住の友人によると

韓国では幼稚園~高校の給食でパンが出ることはなく

主食はお米だそうです。

取材依頼が来た際は、体験者を連れてくるということだったので

かってに美人モデルだと勘違いしておりました。 

いらしたのは、糖尿病持ちの64歳の男性俳優さんでした。。。。

 

期待値が高かった分、拍子抜けでしたが

素敵な俳優さんでした。

 

そして先日、韓国でTV放送されたようです。
26:56あたりから10分弱ほど、登場しています。

https://youtu.be/4o9l0xl9ZME

 

 

会場&養生食の提供していただいた一絲の皆様
せっかくのお休みなのに
ご協力ありがとうございます。
多謝!!

 

撮影後は、「玄米どぶろく」的なお酒を振る舞いました。

福源酒造の「88純米酒」と「88純米にごり酒」

このお酒は、大吟醸の真逆、削らないお酒です。

一物全体食!!

この時の様子は福源酒造のfecebookでも紹介されています。

 

ちなみに
世界で一番米を食べている国はどこでしょうか?
(一人当りの消費量が多い国)

第1位は日本

ではなく
1位バングラディッシュです。
2位、ラオス
3位、カンボジア
4位、ベトナム
5位、インドネシア
・・・・・・
15位、韓国
・・・・
50位、日本

だそうです。

あら、低いね。
なんせこの50年で消費量は半減という
激減の一途をたどっているから当然なのか。。。

http://tg.tripadvisor.jp/news/graphic/eatrice/

| 東洋医学 | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
清酒の異臭の勉強会

昨日、ちょっとご縁があって

長野県酒造組合が主催する

「貯蔵・出荷管理講習会」に参加してきました。

 

そこでは

「清酒製造における異臭とそれらの発生要因及び対策について」

の専門家の先生の講演がありました。

 

面白いのは、実際に標準見本としての

お酒がずらりと並び、きき酒体験ができるのです。

 

お酒のにおいに関して

私は「いい香り」「嫌なにおい」

(↑二択とは表現が貧相な・・・)

これぐらいであとは臭いが強いか弱いか

そんなていどの表現力しか持ち合わせていませんでした。

 

ところが「清酒フレーバー」としては

なんと大きく分けて42種類もあるようです。

 

会場では代表的な15種類の「きき酒」ができ

参加者の酒蔵関係者は熱心にその香りを

感じ、また「けもの臭」だとか「ひなた香」「木香様臭」などなど

様々なにおいの表現を書き留めていました。

 

その道のプロとなるとさすがです。

そして答え合わせをします。

はい、まったくわかりません。

確かにそれぞれ臭いが異なることはわかります。

だが、それが「かび臭」なのかなんなのか

その判別まではできません。

 

4時間の間に「きき酒」と「講習」がみっちりと詰まっており

とても面白かったです。

 

答えをみて、そして講習を受けてから

再度、臭いを嗅いでみると

確かにそれっぽい匂いがそれぞれします。

 

今回の見本は「オフフレーバー」といって

清酒には好ましくない臭いの代表たちが並んでいました。

 

確かに「酪酸」のにおいはキビシイ臭いで

「げろ」の臭いでした。(これはダメだとさすがにわかった)

※業界では「渋柿香」といい「銀杏、チーズ様の臭い」と表現するようです。

 

しかし、その中で「老香」は

私にとってはいい香りに感じました。

 

またフェノール臭は

清酒にとっては「オフフレーバー」ですが

ワインやバイチツェンビール(ドイツ)では「特徴香」として

好まれていたりもします。

 

清酒の業界で、優秀とされるお酒をつくるために必要なことと

その対策などとても興味深く有意義な内容でした。

 

そして、もう一点おもしろかったのは

「カビ臭」のお話

 

カビ臭の原因物質としてTCA(2,4,6-トリクロロアニソール)

というのがわかっているのですが、

 

なんとその原因は「防カビ剤」や「塩素漂白」だそうです。

 

製造工程で使用する道具や、資材置き場としての木製パレットなどを

衛生的に処理するためにしている行為が

実は「カビ臭」の一因になっているようです。

 

防カビ剤を使っていることが

「カビ臭」の原因になるとは皮肉ですね。

 

ここで学んだことは、とても有意義で

清酒の業界での活用はもちろん

私が個人的に製造している味噌や醤油の仕込みや

保存にも活用できそうです。

 

今回の講習を通じて

日本酒の奥深さとその魅力に

あらためて気づかされました。

 

ありがとうございます!

 

| 東洋医学 | 11:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
なぜ、不健康食品を食べてしまうのか

テーブルにお土産にいただいたお菓子がある。

Web上の写真(ライセンスフリー)を引用のため何かは不明です。

 

明らかにメーカーの利益優先でつくられた食べもの風の品。
防腐剤がたっぷりで栄養欠落どころか
体内の大切な要素を浪費してしいそうな食品。
そして食べた後には胃もたれを引き起こし

後悔することがわかっている。

 

でも、、、つい食べてしまう。

なぜだろう。


それは異時点間の選択

もっとも困難な意思決定でもあるからである。

 

今の快楽(脂質や糖などの栄養の容易な補給)と

将来の健康という異なる時点のものを

きちんと比較し選択するということが

脳の構造上難しいらしい。

 


1980年にコーネル大学の経済学者、リチャード・セイラーがその理由を検証した。
セイラーによると、異時点間の選択の非合理性を理解する唯一の方法は

人間の頭が単一の意思決定者であるとは考えずに、「二つの半自治的な自分」から成る

ジョイントベンチャーだと考えることだ、という。


この「半自治的な自分」の一方をセイラーは「近視眼的な実行者」と呼ぶ。

すなわち、手っ取り早い満足感だけに関心がある自分だ。

 

もう一方は、将来を見据えた「計画者」で

実行者を管理しようとすることを任務としている。


・・・この二つの自分は「単一時点で衝突し」

その衝突の結果、よくない意思決定を下してしまうことだ。


なぜ

1980年代終盤には、脳スキャンなどの新たな医療技術により

「人間の意思決定プロセスは二つの大きく異なる

脳内プロセスどうしの争いのようなものだ」ということが

実際に確認され始めたのだ。

 

一方には、高い認知プロセスがある。

これにあたるのが、前頭前皮質という脳の比較的新しい部分で

複雑な問題解決や抽象的な考えを司る。

 

もう一方の部分は比較的古い部分で、主に辺縁系

またの名を「爬虫類脳」といいい、危険やセックスなど

存在に関係する活動への本能的なアプローチを司る。

この前頭前皮質が将来どんな不都合が表れるかを

想像できるのに対し、辺縁系はそうした将来的な結果に関しては

まったく関知しないという奇妙なカップルはすべてにおいて異なっている。

[「衝動」に支配される世界 我慢しない消費者が社会を食いつくす」

ポール・ロバーツ著 神保哲生解説 東方雅美訳 ダイヤモンド社より引用]

 

食べると「旨いが死ぬ」or「食べなければ生き延びる」

という選択肢ならだれでも容易に後者を選べるだろう。

 

問題は、近代の科学の進歩のおかげで

生み出された農薬、食品添加物、薬品などは

ただちに健康に影響のでない。

 

食べものには、残留農薬、食品添加物が含まれる。

人の生命や健康に対するリスクと有用性を秤にかけ

有用性が勝れば、これを是とする考え方が行政や食品メーカーなどの主流となっている

 

リスクが全くない、ゼロリスク論は

個人的には目指したいがあくまで理想論である。

 

一般的にはネグリジブルリスク論が採用され

リスクがあっても化学物質を使用することの有用性が勝る時には許可されている。

 

※ネグリジブルリスク論:些細なリスクがあっても

それに勝る有用性があれば、使用を認めてもいいという考え方をいう。

毎日一定の量を摂取しつづけた場合、10〜100万人に一人が

あらたに死亡したり重篤な疾患になるリスクをいう。

[食の安全事典 山口英昌監修 旬報社]

 

宝くじより当たる確率が高そうだとか

単体で認可されているといっても複合でのリスクはどうなのかとか

通常の人より敏感だとどうなるのかとか

想定されているより大量に食べた場合はとか

 

そんなことはさておき

 

将来得られるであろう利益(不健康にならない)

というものは、とてもイメージし辛く、後回しにされる。

 

そして「近視眼的な実行者」が勝ってしうのである。

 

 

身体に悪いとわかっていても

つい食べてしまう自分を許してあげることにしよう。

そう、それは「爬虫類脳」があるかぎり仕方ないこと。

 

ただ、危険な誘惑の多い現代社会を

健康で乗り切るためには、将来どんな不都合が表れるかを

想像できる前頭前皮質を日々鍛えていくしか無いようである。

 

誘惑が目の前にやってきた時

衝動で行動する前に、一息ついて

冷静に、そして客観的に異時点間の選択をし直してみる。

 

そんな訓練を積み重ね「計画者」を育てていこう。

健康の知識があるなしに限らず

異時点間の選択は間違えるものだと認識した上で。。

 

| 東洋医学 | 18:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
味噌は財産!

3年以上前に味噌を仕込んだ樽を

感謝の気持ちを込めて洗浄しました。

 

旨い味噌を醸し、そして

保存し続けてくれて本当にありがとう!

 

本日残りの味噌を取り出し

しばしお役ごめんでございます。

感謝。

 

 

こないだの三連休は移動が多かった。

土曜日に東京で食養生ジュニアコーディネーター養成講座を開催!

無事9名の食養生仲間が誕生!

 

日にちをまたぎながら安曇野に戻り

息子の散髪などを楽しみ、その日の夜にはつくばまで移動開始。

 

またまた食養生ジュニアコーディネーター養成講座の

臨時開催があり、また90分4コマの講義をしました。

会場↑つくばカピオ

 

つくばの街並みはすっきり感があります。

電線が無いせいかな。

 

企画から準備手配をしていただいた

日本食事療法士協会、茨城支部長の広木仁先生

ありがとうございます!

 

そして、また日付をまたぎながら帰宅。

 

出張以外にも、地元の幼稚園での講演など

この一週間はわりと出歩いており、家のことが滞っていた

今日この頃。

 

明日から息子も夏休みになるので

本日は家のことをしようと決めました。

 

そして、はじめたのが

冒頭の味噌樽のお片付け。

 

天気がいいので今年仕込んだ梅を干し

そして醤油の腕まくり

 

2013、14、15年に仕込んだ醤油樽がずらり!

4家族で共同で仕込んだ醤油で16年のは別の場所に。

 

東京から信州に引っ越してきて6年目

稼ぎ得られるお金とはまた違う

貴重な財産をたくさん得られている気がします。

 

醤油をまぜながらいつも思う。

これらの保存食は、なんてすばらしい財産なんだろうか!

何かあってもこれで生きていけるなぁ〜。

と。

 

通常の流通には乗らない

素材や仕込みなどこだわりの発酵食品たち。

お金では買えない生きる糧たちです。

 

味噌がカビるなど、まだまだ課題があり

日々勉強、実験中ですが

旨くて、そして健康維持ができこりゃ最高やね。

 

金銀財宝を蓄えている気分にひたり

ニヤけながら見回りました。

 

これを読んでいただいた方。

我が家の財産自慢に

お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

| 東洋医学 | 11:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
白隠禅師の内観の秘法
何か目標に向かって頑張っている時
自らの健康を犠牲にしていることはありませんか?

目標達成と健康保持の両立のための手段はたくさんあります。
その中で今回は食養生で「心」「太陽」に次いで重要な
「空気」に関する有効策の一つを紹介します。

それは「内観の秘法」です。

五百年間に一人の偉人といわれている白隠禅師が
「内観の秘法」という呼吸法をからめた養心養生法を
記録に残してくれています。

《白隠禅師自身、二十六歳の時に長年のはげしい修行の疲労が一時に出てきて
遂に発病し極度の精神衰弱と肺結核に悩まされ、全身の衰弱ははなはだしく
あらゆる鍼灸医薬にも見はなされて、生への希望は失われてしまったのであります。》

《たまたま、京都の近くの白河の山奥に隠棲する白幽仙人から、養生と征病の秘訣をおしえられ
松蔭寺へもどり、真剣に実行してさしもの大病をなおすことができたのであります。》

世に有名な『夜船閑話』は白隠禅師七十三歳の円熟した作品であり
八十四歳の天寿を全うする直前まで諸寺で説法をされていたようです。

さて、内観の秘法に話を移すと

《白隠禅師の門をくぐった頑健な青年たちが、師のはげしい修行鍛錬にあい、往々にして修錬が限度を超え、苦節精進の節度をうしない、過労と睡眠不足と栄養不足と身心の苦悩のために全身衰弱はなはだしく、たちまち顔色青く憔悴してしまうのでした。

師はこのさまを見て非常にあわれんで、参禅求道の人々に対して、調心調息法および観法、想像力、観念力構造法、精神集中、自己統一をもって、人体の血液の自然循環をととのえ、生理作用を活発にし、生命力の対抗機能をはたらかせ、自然良能を旺んにし、養生、養心、療病、健康、および長寿の秘訣となるところの「内観の秘法」をおしえられたようです。》

ではどのようにするのか
その一部要点だけでも紹介しておきます。

《床に入り眠りに入るまえに、両脚を長く踏みそろえ、一身の元気を臍のまわりから気海丹田、腰、股や両脚から足のうらに下し充して、下半身に力をかけ下腹部に力を入れて錬る呼吸法をおこないながら、抱いている心の思いをすべて投げ放ち、つぎの内観の四句を心にしずかに何回も繰りかえし観じて、心の働きをその句の意味に集中し、精神を統一して深く心に内観してゆきます。

一、    わがこの気海丹田(きかいたんでん)腰脚足心(ようきゃくそくしん)、まさにこれわが、本来(ほんらい)の面目(めんもく)、面目なんの鼻孔(びこう)かある。

二、    わがこの気海丹田、まさにこれわが本分(ほんぶん)の家郷(かきょう)、家郷なんの消息(しょうそく)かある。

三、    わがこの気海丹田、まさにこれわが唯心(ゆいしん)の浄土(じょうど)、浄土なんの荘厳(そうごん)かある。

四、    わがこの気海丹田、まさにこれわが己身(こしん)の弥陀(みだ)、弥陀なんの法をか説く。



三、四十分間も心静かに観じてゆきますと、手足は温かくなり、何とも言えぬこころよい気分にひたれます。そしてよい気持ちになったまま、ぐっすり眠りに入るのです。
一夜あけて、睡りからさめますと、新鮮な活力が全身にみちみちているのに気がつきます。》

※《 》内「白隠禅師 健康法と逸話」 直木公彦著 日本教文社より引用

気海は、おヘソの下から指の幅1本半分のところにあるツボです。

現代は呼吸の浅い人が多いようです。
このへその下が動くような深い呼吸ができていることが
健康保持のためにも、何を食べるかより重要です。


※写真は白隠禅師ではございません。
福の神などはみんな腹がポッコリだなと思い載せただけです。


下腹ポッコリは現代の女性にとっては
なんとかしたい悩みかもしれませんが
下腹部にあるがあることは健康の証でもあります

東洋医学でも「原気が旺盛であれば
下腹部に張りがあり、体内の臓腑器官も力強く働く。
したがって、活気があり粘り強く、疾病にかかりにくい。」
とあります。

へそ下の下腹部を触ってみて「ふにゃ」としている人は
上記の「内観の秘法」に限らず、深い呼吸を身につけてみるといいでしょう。

私自身、食生活は日々変わっていなくても
つい先日、便の状態が崩れ、体調が落ちていました。
その際、下腹部を確認すると軟弱になっていました。
丹田を意識し深い呼吸法する手段として
今回は「内観の秘法」を試してみました。

その効果はすばらしく、一晩でかなり回復しました。

「食」も大切ですが、それ以上に
「空気」の影響がいかに大きいがを再認識したしだいです。

何か不調を感じた時、自分の呼吸の状態を確認することは
とても有意義です。

また、日々の生活に腹式呼吸を取り入れるだけでも
心身の状態が大きく変わります。
 
| 東洋医学 | 16:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
幕内先生へのインタビュー記事の掲載(医道の日本)
「粗食のすすめ」や「変な給食」で有名な
幕内先生へインタビューしてきた。

幕内先生は、多くのがん患者に食事指導してきた膨大な実績のある
栄養の専門家である。

掲載されたのは「医道の日本」という鍼灸師をはじめ
代替医療の専門家が読む月刊誌である。



こちらの雑誌には一年前にもコラムを掲載していただいた。
今回は、2014年5月号で、「食」をテーマとした巻頭を企画があり
そちらで専門家へインタビューをするというお話をいただいた。

幕内先生の言うには、
最近の食事指導はとても簡単だ
とのこと。

その理由は昔は健康度が50点ぐらいの人を
70・80点へと引き上げる食事指導をしていた。

しかし、最近の若い女性は
それはそれはひどい現状で、マイナス200点ぐらいからの改善開始なので
すぐ簡単に結果がでる。とのこと。

確かに。。。

具体的な方法としては
「カタカナ食を減らす」である。
ハンバーグ、スパゲッティ、パン・・・
当たり前に浸透しすぎていてfカタカナを抜くと
食べるものがなくなる人が多いのでは。

本来の日常のベースであるはずの
ご飯、お味噌汁、お漬物が食卓に上がるのが珍しい人も多い。
日本人なのに。



過去の健康法から最新の健康法まで幅広く熟知している先生
の勉強法の一つで、驚いたのはコンビニ通い。

「年間1000回はコンビニに行く」とのこと。
しかもあらゆるものを身をもって試す考えのようで
買い物もしているようだ。

視察まではマネできても
それを食すのはマネできなぁ・・・。


インタビューした直後
さっそく私の事をブログに書いておられた。
http://blogs.yahoo.co.jp/makuuchi44/54577921.html
鍼灸師や東洋医学の専門家に対する
イメージにどうも偏りがあるようだ。

先日は話を聴くのがメインだったので...
反論は遠慮したが、名刺代わりに差し上げた本の説明も
し足りなかったようである。

幕内先生!ご安心ください。
タイトルは安易なダイエットですが
中身はちゃんと養生の基本をわかりやすく紹介しております。

また、ご推察通り(未読とのこと)
「ごはんをきちんと食べれば
太っている人は痩せる、やせている人は太る
いや普通になる」という内容で合っていおりますよ。

さすがである。

本や私への誤解はいいとして
鍼灸師や東洋医学への誤解は
取材の本筋とは異なるが、あえて時間を割いてでも
議論しておいた方が良かったのかもと
今更ながら反省している。


プロのカメラマンも同行しての取材だったので
オットコ前に撮影していただいた。(笑)
それにしてもずいぶんおっさんになったもんだ。

二十代は老けてみられたくてヒゲを生やしたり
オールバックにしていたが、そろそろ
戻してもいいんかも。
 
| 東洋医学 | 10:27 | comments(41) | trackbacks(0) |
なんでも食べてきた日本人
日本人にとっては蛸(たこ)は馴染みの食材だが
世界で蛸を食べる習慣は、文明国では日本とイタリアだけだそうだ。

「日本人は二百七十種の貝、二百種の魚、二十種の哺乳動物、八十種の鳥類、九十種の海藻、その他、昆虫、爬虫類、頭足類など千五百種にも及ぶ動植物を食べてきた。」

Wikiより、マダコ


天災の多い日本列島のでは確かに特徴としては
天災が多く、気温の周期や海流の変異がある日本列島は
一見住みづらいように感じられるが
長期的に見ると生物の多様性を生み出し豊富な食材を生み出している。

また、天災はときには飢餓周期とも言える食料の間断も作り出した。
そのことが種の保存の本能から食べれるものはなんでも食べるという
民族性をつくり出したともいえる。

「 中国人の料理の広東料理の食材には、蜥蜴(トカゲ)もあれば、こうもりもあり、ゲジゲジから、蛇、猫、すべてを料理して食べるが、それでも全部で八百種ぐらいのバラエティでしかない。
それにくらべて日本人は千何百種、その一倍半にもあたる多くのものを、食べてきた。いわば何でも食べてきたのである。 」

これは日本人がつい当たり前に感じてしまう
日本列島の生物多様性のすごさに起因している。

とても恵まれた環境だった事実に感謝したい

ただ、現代の日本人はこの豊かな恵みより
海外の珍しいものに興味関心が高く。
本当の贅沢を見失っているいるように感じる。

そして、我々はこの環境を搾取破壊するのではなく
いかにして共存してゆくかを見つめなおす時期に来ている気がする。


「 日本列島の位置は温帯圏にある。しかも気象の上では、季節風と貿易風が吹き、寒流と暖流が流れ込む。二つの海流が交わりぶつかり合うところには、いろいろな回遊魚が遊泳している。しかも岩礁性と砂浜性との両方の海岸線が北海道から鹿児島までぐるりと一周している。そのため自然からとれる食料は種類が豊富であった。 また、森林の多い日本の国土の中には、多くの森林性哺乳動物が太古の昔から棲んでいた。複雑な地形は大小各各種の動物の分布を可能にしたし、鳥類もいろいろな種類がたくさんいた。 さらに岩礁や砂浜、三角州などの複雑な交錯は、豊かな沖積平野と海岸線を形成し、主として太平洋岸をとまりなく大陸棚は豊富な海藻と大量他種類のプランクトンの発生地となった。その結果、他種類の魚介類の繁殖をもたらし、豊富な山の幸と海の幸を人々に提供した。」
(「」内は『日本人の歴史●第二巻 食物と日本人』樋口清之著 講談社より)

 

| 東洋医学 | 10:02 | comments(15) | trackbacks(0) |
歴史上の「知的転換」

現代の常識は過去の非常識。そして未来の非常識かもしれない。

栄養学は19世紀末に大きな知的転換があった。


当時は「病気は何か有毒なものがあるために起きるのであって、何か良いものが無いためではない」という時代であり菌や毒素といった悪者探しに熱中していた時代である。

パスツールとコッホの発見から出発した病気の「病原菌論」が医学の全文野を支配したことも部分的には原因であり、上記の原理を生み出した。
また、ヒトに必要な栄養はタンパク質、糖質、脂肪の「食事の三大栄養素」であるとするリービッヒおよびドイツの後継者の考えが根底にあった。

最初に疑問を提出したのはペレイラだったろう。(※1804-1853 ロンドン病院の外科医)『食物と栄養』ではリービッヒのドグマに疑問を持ち種々の食物を摂ることが絶対的に必要であることや、野菜と果物を摂らなければならないということを含む栄養理論を公表した。
しかし19世紀半ばは、三大栄養素とエネルギー必要量のほかに命を保つのに別の栄養素賀必要であるという事実は、ドイツ生理学者たちにより無視された。

壊血病がミカン科または他の種類の新鮮な果物や野菜によって予防または治癒できることは19世紀中頃までにわかっていた。(現代栄養学ではビタミンCの不足が原因とされる)しかしある種の解毒剤がこの中に含まれているのでではなく健康に必要な成分が含まれているからだということは予想外のことであった。このような結論に達する知的転換は19世紀末になって初めて得られた。

(栄養学の歴史 ウォルター・グラットザー著 水上茂樹訳 講談社 参照、一部抜粋)

 

その後、現代に至るまではビタミンやミネラル、食物繊維など多くの必須栄養素が見出され逆に正義の味方探しの時代となっている。

そのため多くの人々の中に「栄養素」や「身体に良いもの」とにかく入れようと意識が浸透している。

 

19世紀の栄養素を軽視した悪者探しも、現代の正義の味方の探しと過剰な取り入れも、どちらも極端である。

 

では東洋医学、食養生ではどうか。

全体を観るというのが基本なので、もちろん摂り込むのも大事だが排泄も含めトータルで考える。

入れることに偏った現代では、いかに余計なものを出すかというのが重要と考える。患者を診ていて感じるのは情報過多が原因で心を煩わせ、食物が過剰で排泄できずに体内に停滞して病んでいる人が多い。

そろそろ知的転換として「いかに余計なものを出すか」という考えになっていいころではないだろうか。

 

例えば「癌」

19世紀的には何かしらの癌の原因となる悪者が身体に侵入したからだと考えるのか。

20世紀は何かしら足りないものがあるので、ビタミンやミネラル、酵素などなどあらゆる栄養素を補給しようと考える。

これからは、癌は身体のゴミ溜め的な役割として生み出したありがたい装置と位置づけとして、これ以上余計なものを入れない。そしてヒト全体として排泄する力を引き出すことを研究される時代になるのだろうか。

 

過去、カロリー以外にも必須栄養素があるという現在の当たり前が

当時の権威であるリービッヒからプルーナに至るドイツ生理学者たちにより無視されたように、現代でも、「腸造血論」(千島・森下学説)などが無視されている。

 

しかし、情報革命が起き、Web上で情報が拡散する現代では、権威がどうあれ「知的転換」は既に起きているといってもいい。

ただし情報格差の時代でもあるため、一部の人々のなかでの知的転換ではあるが。

 

もう、ダイエットでもそうだがカロリーに振り回されたり、菌やウイルスを敵視したりする19世紀的な考えは卒業しよう。

 

もう、栄養を補給するなど、健康法をプラスすることも十分にしてきたはずである。
新たないいモノ探しをするより、早寝早起きの規則正しい生活をして
腹八分でよく噛んで食べるといった誰もが知っているが情報の山に埋もれてしまっている食養生の基本をただ実践するだけの方がよい。

 

今、している余計なことをいかに手放すという

知的転換こそが健康への近道である。





| 東洋医学 | 06:23 | comments(11) | trackbacks(0) |
「医道の日本」に登場
 東洋医学の業界誌に「医道の日本」(医道の日本社)という月刊誌がある。

一般の方には全く馴染みがない雑誌でしょうが
鍼灸師ならほぼ全員が知っているのではないでしょうか。

2013年6月1日発行の最新号が「ニッポンの養生」という特集を組んでおり
食養生の専門家のとして登場したのである。

養生とは現代でいる健康法である。


食養生の原点に立ち返ると題して
いろいろと書かせていただいた。

編集者の方との質疑応答の中であらためて実感したことがある。

情報がなくて、健康を害している人より、情報がありすぎて混乱をきたし
本当に必要な情報は知っているが実行はしていない。
そして、枝葉末端の情報に振り回され疲れきっている方が多い。

養生したいのなら、新たな養生方法を加えるのではなく
日々の習慣で行なっている余計なことを減らす方が
健康への近道である。

一般大衆向けの雑誌なら、どうしても目新しい健康法を求めるが
さすがは業界誌だけあって理解がある。

もちろん紙面全体では業界の最新治療技術は情報(海外情報も含め)を紹介している。
その中で、今回の特集のような太古の叡智を掘り起こすことも忘れない。
さすがだ。

世の中には様々な養生(健康法)が存在する。
ちゃんと自分にあったものを選びたい。

そこで、その養生方法の必要性を見極める良い目安がある。

それは「お金がかかるかどうか」である。
本来、健康は自然界から無償で与えられている。


同誌では養生書の紹介の中で
本井子承『長命衛生論』(1813)が紹介されている。
老人養生心得の事として
「口数は少なく」
「色欲は慎む」
「食事は薄味とする」
「唾を吐かずに飲む」
「腹を立てない」
「飲食を軽めにする」
「あれこれと心配しない」
という長寿の秘訣七ヶ条を挙げている。

ここにあるように、本当の養生ってお金はかからない。


また、養生の基本ってのは、実はシンプルである。

私が治療時や「食養生コーディネーター養成講座」に常々伝えているのは
健康とは「気が巡っている状態」である。

その気の巡りに影響する要素として
影響力の強い順に「心」「太陽」「空気」「水」「食物」である。

例えば、食事として野菜がオーガニックかどうかより
心の状態や寝起きのリズムが規則正しい(太陽)かどうかの方が
「気の巡り」には影響力が大きい。

養生をはじめる場合は「食」などの細部に焦点が当たり
全体を見ることが難しくなる。

何事も全体のバランスが大事である。


| 東洋医学 | 10:44 | comments(13) | trackbacks(0) |
房中術(養生的な性生活) 
食欲、性欲は共に生命の根源的な欲求であり
食事と性行為は我々の健康に同じぐらい大きな影響を与えている。

私は主に「何をどのように食べるのが良いのか」という
「食養生」を伝えることを生業としている。

本来の養生指導は「性生活」も含めて全体であるべきである。

しかし、中途半端に話し、誤解をされると不本意なので
講演や簡単な指導の時は前面に出すことは少ない。

性生活や性器がタブー視される様になったのは明治以降とされている。
本来、性の歓喜は、豊穣と繁栄の予祝にほかならず、忌避されるべき対象ではなかった。
全国のいたるところに性器を象った道祖神や祠が存在していた。


「ほだれ祭」※新潟県公式観光サイトより引用
http://www.niigata-kankou.or.jp/nagaoka/tochio-kyoukai/event/2510.html

開国直後の明治初期に欧米諸国に野蛮な遅れた国と思われぬようにと
積極的に忌避の対象として破棄されてきた歴史がある。

我々の性の話題を、シモネタと忌避する既成概念は意外と歴史が浅いようだ。
つまり、性の話題を取り上げたのは私がシモネタ好きだからではなく
学術的な見地からである。

と、言い訳は以上として本題に入る。


東洋医学的が性生活に関してどんな捉え方をしているのかを紹介する。

我が国最古の医学全書であり、国宝の「医心方」という歴史的名著がある。
撰者は丹波康頼で984年に朝廷に献上されている。

医心方は当時、中国大陸から輸入されていた、多数の医学書などを
総まとめにした、いわば医学大全書である。


全30巻からなっており、総論からはじまり
鍼灸、内科的疾患、外科的疾患、製剤、産婦人科疾患、小児科疾患
養生法、房内、食養法という内容で構成されている。
この中の第二十八巻は「房内篇」として全て性生活のことが
医学的な視点で記されている。
これは無視できないボリュームであり忌避の対象にするなんてとんでもない。

ちなみに房内とは部屋の中の意味で、いわゆるベットルームを指す
性行為を「房事」といい、房事の養生方法を「房中術」という。

全ては一度に紹介できないので、一部紹介する。

「接して洩(も)らさず」が養生の基本とある。

[「精出ずれば、身体だるく・・・動じて出さなければ、気力余りあり耳目聡明となる
・・・・一日数十回交して、精を失わねば、諸痛みななおる。また度々女をかえると益多し、十人以上かえれば最もよい・・・・・」といい、「還精補脳の道」として、「精を出さなければ再び還上司て脳中にはいる」としている。]
(※[]内、『現代語完訳 医心方 房内』丹沢凡人 他 芳賀書店)


男性視点ではあるが
できるだけ多くの若い女性と性行為をして、射精しないのがよいとある。
現代の一夫一妻制には不適だが、俗説の「オナニー有害説」もここから来ている。

東洋医学での「精」は精子や精液を指しているのでく
全身を巡る気・血・津液の大本のエネルギーを指している。
この「精」は生命の根源として捉えており
子供の元である精子にも、目に見えない「精」が宿っている。
射精するという行為は、物理的な損失のほか、この「精」の損失もでてくる。

つまり、射精すればするほど、生命を削り放出することになるので
控えたほうがいいというのは当然の理である。

逆に、性行為自体は陰陽の調和でありより積極的な気の交流が促される。
気が巡っている状態を健康と捉える東洋医学的視点では
性行為はした方が、双方の健康につながる。

仙人を目指すのなら「完全に洩らさない」生活もよいが
適切な洩らす回数も記載されている。
二十歳は四日に一回
三十歳は八日に一回
四十歳は十六日に一回
五十歳は二十一日に一回
六十歳以上は閉じてもらしてはいけないとしている。
(こちらは『千金方」という古典からだが、書物によってばらつきがあり、『玉房秘訣』では
「七十歳は、盛んなものは三十日に一回」との記載もある)

また、季節により影響もあり
冬の一回は、春の百回に当たる」として射精しないことをすすめている。

その他、体位や性行為の方法で病を治す方法や
相手から一方的に「精」を吸収し健康になる「九法」などもあるようだ。(相手は弱る)

伝説上の仙女は若い男子から「精」を吸収剃る方法を会得しおり
数百歳になっても若くてピチピチしていたようである。

西王母はこの体得者で、一度でも彼女と交われば、その男は立ちどころに病気にとりつかれるが、彼女自身は却っていっそう顔色がつややかになっていたようだ。

現代人は性行為の方法や節度などをな学ぶ機会が少ない。
回数はもちろん、性行為中や最後の呼吸法によっても
我々の健康に大きな影響を与える。

いくら食生活が完璧でも
知らず知らずのうちに間違った性癖から健康を損ねることもある。

学校教育でも解剖学的な性教育だけでなく
養生的な視点での房中術を教えてくれていたら良いだろう。

それにかぎらず「養生」を必須科目に入れて欲しい。

今回は以上だが
また房中術は書きたい。

研究の視点からも興味深く
房中術の中には、みだりに人に伝えてはいけないという秘法もある。
それはまたの機会に。



※「九法」とは、男がより多くの喜びを女に与えながら、その精気をうまく吸収してみずから益を得ようとするための九つの技法である。(一例↓)


※房中術に興味があればこちら↓は情報が豊富です。http://www.daitouryu.net/1180876505715/


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