20年以上、食養生を通じて
食と健康に関わってきましたが
実は鍼灸師など治療家仲間より
音楽や芸術の第一線に携わっている人の方が
食養生の考えに興味を持ち強く共感してくれた印象を持っています。
それだけでなく芸術家やプロスポーツ選手には
自らの感覚で既に食養生的な生活を実践している人も多くいました。
なので、今回アートの展覧会のシンポジウムに呼んでいただいた時
とてもワクワクを感じました。
そして、久しぶりの京都!
展覧会「ファルマコンII アート×毒×身体の不協的調和」
会期:2018年11月10日〜11月25日
会場:想念庵 (606-8227 京都市左京区田中里ノ前町49-2)
ウェブサイト:http://mrexhibition.
展覧会の会場では現在進行形で作製中のアート作品が見れます。
また、天然酵母やその酵母を使ってパリで焼いたパンの展示もあります。
展示品とは別に試食もさせていただきました。
旨い!
同展覧会のシンポジウムに講演の依頼を受けており
11日に京都大学こころの未来研究センターにて
「毒と共存するための食養生」について話してきました。
シンポジウムではフランスの数か所とWEBでつながっており
質疑応答が京都とパリの間で行われるという新しい体験もしました。
また、研究・実践報告として
ジェレミー・セガール氏
フロリアン・ガデン氏
犬丸暁氏
curatorでもある大久保美紀氏といった
アーティストの発表もありました。
自身の作品や作品の背景となっている自身の考えや
取り組んでいるテーマなどの話を聞くなんていうのはとても貴重な体験で
門外漢の私でもアートが少しわかった気になれ
作品を見る目がワンラックアップしたような気分になりました。
こちらの紙をルーペで焼くという
斬新な作品も、最初に現物を見た時も
おもしろくて引き込まれましたが
アーティストの犬丸氏からご自身のテーマである
光の話しなどをうかがい、再度観てみると
またさらに新たな魅力が発見でき面白かった。
25日まで開催されているので
ぜひ、想念庵に足を運んで
実物を観て楽しんでほしいです。
全く異なる分野の方々との触れ合いでしたが
分野が異なれど共通することも多く、また学びもあり
本当に貴重な体験になりました。
お声掛けいただいた大久保さんにはとても感謝しております。
また、全体のadisorでもある京都大学こころの未来研究センター
特定教授の吉岡洋先生の話しも魅力的で
「アート×毒×身体の不協的調和」というサブタイトル秘めた
深い考察をうかがいいい刺激をいただきました。
そういえば、今回は久しぶりの京都でしたので
御所に少し寄ってきました。
シンポジウム会場から鴨川を渡るとすぐに
御所の林がみえてきて、外周の林に一歩足を踏み入れた途端
空気が一変しました。
風水でいうところのイヤシロチとはこんな場所のことを指すのか!
と感じるほど居心地がよく癒されました。
私の中のイヤシロチ(気がいい場所)と
ケガレチ(気が枯れている場所)との見分け方は
「呼吸」です。
自分の呼吸のしやすさです。
イヤシロチでは自ずと呼吸が深くなり
深呼吸がとてもしやすくなります。
温泉とかで「はぁ~~」となるあの感じです。
逆にケガレチでは深呼吸をしたくてもし辛い。
しばらくベンチで瞑想してシンポジウムに備えていました。
今回は、京都
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出張の続きで
海を渡り(渦潮?)
松山に寄ってきました。
そして、帰りの車内でこれを書いています。