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アレルギー医療革命

「アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!」NHKスペシャル取材班 (著) 2016/3/25文藝春秋

大反響の「NHKスペシャル」を書籍化!

以下≪≫は文藝春秋の作品紹介

≪大反響の「NHKスペシャル」を書籍化!

 

これまでアレルギーの”常識”とされてきた数々の情報。
「一度発症した花粉症は治らない」
「アレルギーになりたくないなら、アレルゲンをとにかく排除する」
「アレルギー予防のために、離乳食はゆっくり進める」
「卵などのアレルギー食品は赤ちゃんに食べさせないのがベター」
「妊娠中、授乳中の母親の食事が子どもをアレルギーにする」……。

これらはすべて、間違いでした!

20世紀後半から、先進国で爆発的に増加したアレルギー。
日本では国民の4人に1人が花粉症を、
赤ちゃんの10人に1人が食物アレルギーを発症しています。

アレルギーパンデミックとも言われるこの状況を打開する手はないのだろうか?
最新研究に迫ろうと始動した取材班が直面したのは、
医療の常識が根底から覆ろうとしている衝撃の事実でした。

カギを握る存在として注目されるのが、日本人研究者が発見した
新たな免疫細胞「Tレグ」です。
この細胞の働きが分かったことで、アレルギー発症メカニズムの解明が進み、
完治を目指す根治療法の研究が世界中で始まっています。

世界中の最新研究を丹念に取材し、アレルギーの予防と完治に向けた実践的な情報が詰まった一冊です。≫

 

 

他者や異物を攻撃する免疫システム

その暴走がアレルギーだとされている。

 

これまではアレルゲンを避ける対症療法が主で

暴走する免疫の機能抑制を研究してきた。

免疫の抑制は外敵から守るシステム自体を低下させ

アレルギーは落ち着いたが、他の病に侵されるリスクが生じる。

 

これまで、難航していた

現代医学的なアレルギー治療の分野に

新たな免疫細胞「Tレグ」の発見が

一石を投じ、新たな展開を見せたようだ。

 

どうやら免疫には

攻撃を抑制するシステムも備わっていて

それが正常に働いているかどうかが

アレルギー発症に大きく関与しているという説だ。

 

この新たな視点が、アレルギーの治療に大きな光を差し込んだのである。

 

そもそも東洋医学的なアプローチだと

気のめぐりを中心に見ていくのでこれらの科学的な新発見は特に影響しない。

 

しかし、私自身

既存の科学的な視点でのアレルギー予防の常識が

刷り込まれていたことを、この本を読んでいて気が付いた。

 

冒頭の作品紹介にあった

「アレルギーになりたくないなら、アレルゲンをとにかく排除する」
「アレルギー予防のために、離乳食はゆっくり進める」
「卵などのアレルギー食品は赤ちゃんに食べさせないのがベター」
「妊娠中、授乳中の母親の食事が子どもをアレルギーにする」

 

これらは古い考えが基になって信じられてきた

ある種の迷信みたいなものであると、この本では紹介されている。

 

アメリカ小児学会の指針では

2000年には根拠となる研究や調査はほぼ存在しないにもかかわらず

「妊娠中、授乳中の母はアレルギー食品を避けること」

「乳製品を与えるのは1才以降、卵は2歳、ナッツや魚は3歳以降」

としていた。

 

ところが2008年には

「妊娠中、授乳中、離乳食でアレルギー食品を避けても

アレルギー予防に効果があるという科学的根拠はない」

と変更されているのである。

 

指針では「食べることが有益な可能性」には触れていないが

そんな研究データも出てきたようである。

 

事例として、妊娠中に徹底してアレルギー食品を我慢して

生まれてくるわが子がアレルギーにならないようにする母親も取材している。

 

しかし、皮肉なことに

真逆の「妊娠中に母親が食べた方が発症率が低い」という

データもあり、その結果として2008年の指針が変更された。

 

日本でも当然その影響を受け

食品アレルギーの可能性の高い食品に接するのは

遅い方がいいという考えが浸透している。

 

我が家も、お蕎麦は離乳食が始まってもしばらくは

意識的に遅らせた方がいいという情報を鵜呑みにし

気をつけようとしていた。

実際はわりと早めに食べてしまっていたが・・・。

結果おーらい?

 

本の中では、もう一つ興味深い説が紹介されており

アレルギーになるかを決定するのに

アレルゲンが皮膚から入るのが先か腸からが先かが重要と言っている。

 

≪≫内引用

 

≪「アレルゲンが腸から入るか、皮膚から入るか、それはアレルギーになるか、ならないかを決定づけるレースのようなものです。先にその異物を腸から吸収できれば、攻撃を止めるTレグが作られ、体は異物を受け入れる。でももしその異物が皮膚から先に入ってしまえば、私たちの免疫は異物を攻撃対象として記憶する。

そして、アレルギーになってしまう。つまり、腸からいち早く入るようにする。それこそがアレルギーの予防を可能にする大きなカギだと考えられます。」≫

 

興味深い内容の本であることと

視聴者を飽きさせないテレビ番組が元になっている本なので

読み進めるのを楽しめる展開でおもしろかった。

 

腸が未完成な赤ちゃんのころに

どんどん異物を送り込むのは

アレルギーとは別の意味でリスクがありそうなので

これらの説を鵜呑みにするのも気をつけたい。

 

特に牛乳など動物性たんぱく質は別のリスクがある。

 

なので早期の離乳は、やはりおすすめできませんが

母乳以外は極端にゼロにするというのも

ある意不自然なのかもしれませんね。

 

 

同書の中でも紹介されていましたが

家畜とともに幼少期を過ごすとアレルギーになりにくいというデータがある。

異物である雑菌の中で成長することで

適切な免疫を獲得するからだといわれている。

 

これは、アレルギーが現代的にいう清潔な環境というものが

生み出した現代病といわれるゆえんである。

 

どうしても、現代人は

赤ちゃんが何か口に入れたら「ばっちよ」と止めたり

先回りして、身の回りを抗菌グッツばかりにして

殺菌消毒にやっきになり

免疫を獲得する場面をどんどん奪っているのでしょう。

 

一つ言えるのは

ほっとくと、赤ちゃんはいろいろ勝手に口にいれる。

これを極端に避けることはアレルギー的にはマイナスになる。

食べ物も、不潔といわれるものも。

 

衛生観念は大切ですが

行き過ぎた潔癖は自然との隔離であり

逆に不自然な環境を形成してしまいその代償として

アレルギーが生まれてきたとも言える。

 

現代が生み出した新たな病気であるアレルギーは

過去の常識があてはまなない。

そのメカニズムの解明も予防法や治療法も

これからどんどん変革をしていくのでしょう。

 

今回紹介した説も含め

最新だからと鵜呑みにすると、情報に振り回され

努力のわりに結果がついてこないという悲劇を生む。

 

昔ながらの生活や、自然と調和した暮らしというものを

もう一度見つめなおす機会ととらえて

本質を見抜く力を身に着けていけるようにしたいものである。

 

 

 

JUGEMテーマ:健康

| 本の感想 | 11:34 | comments(32) | trackbacks(0) |
神々の魔術 
グラハム・ハンコック著
「神々の魔術 失われた古代文明の叡智」を読んだ。

今回は食養生とは全く関係のない
完全趣味の読書です。


教科書的な人類の歴史では
我々と同じ頭脳、同じ姿を持つ現生人類が誕生したのは20万年ほど前
そして、今から6,000年前にシュメール文明が生まれたとしている。

精神的な成長は置いといて
人類の文明は右肩上がりに進歩してきたことになっている。

これはあくまでも有力視されている一説に過ぎない。

専門家の中では認められていないが
はるか昔に人類は高度な知識を持つ先行文明を築いており
何らかの原因で消滅し、また起こりという変化を繰り返してきた。
そういう伝承や説も多々ある。

ただ、証明が難しいのと、歴史観が覆るような説は
受け入れたくない方々の抵抗もあり、正式には認められていない。

私は個人的には歴史が好きで
また既成概念を打ち壊すような新説には
とくに興味関心がありワクワクする。

東洋医学の歴史を学ぶことも
鍼灸師の勉強の一環でもあるが趣味的にも楽しい。
歴史全般好きだが、特に日本の歴史と古代史は大好物である。

そんなわけで、20年前の大ベストセラー
グラハム・ハンコックの神々の指紋はとても衝撃的で
数千年前の王の墓だと習って信じていいたが
時代もさらに遡り、建造された目的も別という新説に衝撃を受けた。

(余談だが、漫画では浦澤直樹氏のMASTER KEATONが好き。)

先日、「神々の魔術」が2016年2月29日に出版された。

その後、同氏の続本は読んできていたが
さほど魅力を感じずにいた。

それは、2011年の原発事故以降
現世界で起きている事象や社会の仕組みの事実などが衝撃的過ぎて
過去の歴史の検証への興味が相対的に薄れていたように感じる。

とはいえ、読んでみた。

歴史の新事実や新説を検証するだけかと思っていたが
驚くことに、近い将来起こりうる地球規模のリスクである
天体衝突の可能性について言及しているという内容だった。

新たな遺跡の発見などから
超古代文明に関する証明の裏付けを重ねてい行く内容でもある。
これはこれで興味深い。

地球の歴史として12,800年前氷河期の終わり頃に
地球を襲った大激変が存在する。
多くの科学者がこの時期に分裂した巨大彗星の大きな破片が
地球に衝突した(ヤンガードリアス天体衝突)と多くの科学者が確信している。

今から12,800年前、氷河期を終え
徐々に温暖に移行していた地球は
元彗星の破片の帯の中を通過し直径五キロから一キロの複数の破片
数個が衝突し、一気に氷河期に舞い戻る。
そして11,600年前、に地球は再び元彗星の破片の帯の中を通った。
それは前と同じように劇的な結果を生み
ヤンガードリアス期が終了した。
結果として現在のような温暖な地球になった。

この地球の内なるバイオリズムの中では
イレギュラーな変化をした時期であるヤンガードリアス期は
天体衝突が原因だという。

昔、大変なことがあったんだね。では済まされない。
ハンコック氏が紹介するこの説によると
ヤンガードリアス期の事件は、運悪くたまたま宇宙から飛来した
天体衝突ではないようである。

遥かに大きな巨大彗星の破片にすぎなかったというのだ。

しかも、その牡牛座流星群は
距離は三億、幅は3,000万キロメートルを超える
巨大なドーナツのような形状である。

この元彗星の破片の帯が宇宙には存在しており
地球は年2回、この帯の中を通ることになっている。

他に発見されている50ほどの流星群との違いは
牡牛座流星群には巨大な物質が山ほどあるということだ。
きわめて巨大な天体の分裂でできた残骸群で
直径一キロ以上の小惑星が100〜200個ほど軌道上に存在する。
惑星系の周辺に広がっていいないことから
1回または一連の崩壊はここ2,3万年以内に起きたに違いないとされる。
(地球の歴史からするとめっちゃ最近)

他の流星群同様、そこに含まれる粒子の大半は
天体ショーとして楽しめるごく小さな隕石にすぎず
地球への脅威にはならない。

しかし、時折、牡牛座流星群の中でも
危険なエリアを通過することがある。

この危険エリアとの遭遇は過去、人類に劇的な影響を及ぼしている。
そして12800〜11600年前に地球を変貌させた
彗星と私たちの関係は、まだ切れていないという事実が驚愕である。
というよりも関係復活の可能性が高いのだ。

クリューブとネイピアの研究には故サー・フレッド・ホイルや
数学者・天文学者のチャンドラ・ウィクラマシンゲ教授も重要な貢献をしているが
これによって恐ろしい可能性が浮上した。

軌道の計算上、近い将来(2030年ごろ)
地球は再び、牡牛座流星群の危険エリアと交差する。
これは現在の地球が直面する最大の衝突リスクであり
そしてその状態が今後数十年は続くと警告している。


天体衝突で有名なのは
650万年前に恐竜を絶滅させた小惑星がある。
直径10キロしかなかったが
それでも地球規模の火災の嵐を引き起こし
世界を永久に変えてしまった。

地球に隕石が衝突するのは
数百万年に一度しか起こらない出来事の話ではないようだ。


古代の遺跡は、単なる墓や住居跡ではなく
未来人、つまり私たちへのメッセージを記録しているものがある。

天文学では現代人並み、またはそれ以上の叡智をもっていた
古代人は、12,800年前の出来事から
その事実と次回起こりうる事態を
我々に伝えようとしていたのだろうか。

この説が事実だとして
巨大地下シェルターを購入する財力もないので
自分には何をすればよいかわからないが
一日一日を充実したものにしていこうと思う。












 
| 本の感想 | 14:26 | comments(32) | trackbacks(0) |
近藤誠先生vs長尾和宏先生
2015年7月30日初版で
『長尾先生、「近藤誠理論」のどこが間違っているのですか?』

長尾和宏著 ブックマン社)が出版されています。


書籍の題名になっている
近藤誠先生は慶應義塾大学医学部放射線科講師で
第60回菊池寛賞を受賞!のベストセラー作家?でもあります。

こちらの書籍は2013年4月13日に「辻野式」でも紹介しました。

いまや超有名人の近藤誠先生に
これまた有名な医師である長尾和宏先生が
対決姿勢を打ち出した!
と興味をそそられ読んでみました。

内容としては、単な近藤理論の否定本ではなく
項目に分けて〇、△、×で評価しております。
近藤理論のつまみ食いで誤解されている方々への
解説と手引をするための補足本といったところでしょうか。


さて、長尾先生は著書の中で
がん放置療法の是非に関して否定しつつも
「近藤誠理論は現代の行き過ぎた
一部の治療行為に対して警鐘を鳴らすための
必要悪なのかもしれません」
と言っています。

どうしても売れる著書を作ったり
メディアに露出しようとすると
「○○は絶対にいい」「○○は意味がない」といった
断定を求められます。

実際の物事なんで白黒だけではなく
グラデーションがあってあたりまえ。
ましてや人の体はその反応も一律ではなく
多様性があるのが普通です。

現状に則して「○○となる場合もあるかと思います」
なんてぼやけてしまうと、何の刺激もなく
伝わりづらく説得力も出ません。

いくら素晴らしい内容でも
人目に触れなければ、情報を求めていいる人のもとに届かない。
そのことを考えると私は近藤先生の過激で不正確な表現は
ある程度は必要かと感じます。

なので、長尾先生も
不正確さを放置できないと指摘しつつも
「必要悪」として認めているのでしょう。

私も過去に「お米を食べるだけでこんなにやせた」(講談社)
や「週末お米ダイエット」(マガジンハウス)
という本を出しています。
内容は食養生の基本をわかりやすく
大切改善のための内容となっていますが
タイトルは「ダイエット」本です。

本を企画する際に「体質改善本」より
「ダイエット本」の方がより多くの方に手に取ってもらえるだろう
という編集者のアドバイスに、ごもっともと感じ同意しました。

市場流通に乗せるということは
様々な妥協があるのは当然です。

そのことをわかって、手に取った本を読むようにすれは
決して大きな誤解はないはずなのですが
書き手にとっての当たり前は
必ずしも読者にとっての当たり前とはならない。

長尾先生いわく、誤解して困っている人が
多数いたので今回の執筆に至ったようです。

余談ですが、嬉しいことに妥協のないズバリ「食養生」の本を
今年出版していただきました。
『からだと心を整える「食養生」」(技術評論社)


話はもどり、近藤誠先生の本を読むと
がん治療は不要、放置しておけばいい。
と感じます。

しかし、本当にそれでいいのかと疑問を持たれた人には
冒頭の長尾先生のバランスのいい意見は
とても参考になるでしょう。

長尾先生のご指摘はごもっともで
近藤誠理論のつまみ食いで誤解している人には
とても有益な指摘があり、がん治療の現状を考える上で
とても勉強になる方です。
ただ、近藤誠理論の指摘は多岐にわたり
読み進めるうちに要点がぼやけてきます。

「やはり放置はやめて、まずは抗がん剤をしよう」と
安易に流される人が出てくるような気がして心配です。

食事療法士としては
「がんを放置する」か「治療するか」の二択だけでなく
もっとほかの選択肢も加えた方がよいと考えます。

放置するだけも間違いで
放置するなら食養生で生活習慣をあらため
そもそも、がんが必要の無い体へ改善していく必要があります。

「気のめぐり」をみる食養生では
「心」の気のめぐりへの影響が一番大きいとしています。
(続いて、太陽、空気、水、食物の順)

まずは自己肯定をして家族間の関係を円滑にし
心の安定を構築すること。

そして健全な心身を取り戻すためには
「太陽」とともに
早ね早起きで規則正しい生活をする。
さらに早朝に散歩でもして朝日を浴びられれは最高ですね。

がん治療を受けるかどうかは
その次の次の話しですね。

食養生の基本を押さえ実践したうえで
治療を考慮する際には
上記の二冊の本はとても参考になります。



 
| 本の感想 | 14:42 | comments(1) | trackbacks(0) |
机に積まれた本(2014年12月)
常に数冊から10冊の本が机の上に積まれている。
今読んでいるか、これから読むための本である。

これらの本を読みきり
本棚に収納されたり、図書館に返却されきってしまうと
すごく不安になってしまう。

そんなわけで図書館によく行く。
そこでいい本に出会うと買う。

最近の精神安定剤を並べてみた。


●「これを食べれば医者はいらない」若杉友子著
食養生的にもごもっともなことが書かれておりとてもおもしろい。
一般的な健康の常識にどっぷり浸かってしまっている
健康生活ビギナーにお勧め。
目からうろこのお話が満載で、かつ読みやすい。
食養生にどっぷり使っている人も、そうそうと
すべきことを再認識できるいい本です。


●「一粒の雨の記憶」やまさきあおい著
著者のあおいさんは考え方や生き方が
とても美しい方で時おりblogを訪れては
勉強させていただいている。
そして何より見た目がもとても美しい。
そんな憧れのあおいさんが出した本ということで
早速読んでみた。壮大な命の旅に同行できるような
美しい詩の物語であった。
ほっこり幸せな、優しい気持ちになれた。
時間をおいて、あらためて何度か読みかえしてみたくなった。


●「猟師の肉は腐らない」小泉武夫
発酵食に詳しい専門家の小泉先生は昔から興味があり
是非とも一緒に仕事をしたい方である。
三浦しをんも書評の冒頭に「なんて楽しい物語だろう!」と書いている。
同感である。
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/454804.html
そう、この本はめっちゃおもしろかった。
最初は勝手にエッセイかと思いながら読んでいた。
フィクションではあるが、リアルな日本の食文化が多く紹介されていて
読みながら山に住みたい欲求か掻き立てられた。

仕留めたうさぎの処理法から、虫の捕獲と食し方まで
こまかく描写されており、試したい衝動をかきたててくれる。
私は基本的には動物性はたまに食べるだけである。
どうせ食べるなら野生の獣肉が自然でよいと思っている。
また虫を食することに馴染みはないが
本来はもっと活用してもいいのではと感じた。

10数年前に東北の山を放浪していた時も感じたが
日本はとても豊かな国である。
お金や物質的な豊かさを追求しすぎた現代人には難しいが
日本人の本来の食生活に戻れば
我々の生活は本当の意味での豊かで充実したものになるのだろう。
そんな大いなる可能性を認識させてくれる素晴らしい物語であった。


●「ヴォイド・シェイパ」森博嗣著
これは、謎の本である。内容がではなく入手経路がである。
ある日、突然アマゾンから届いた。買った記憶はないのにである。
上記三冊は著者に興味があり手にとった本である。
しかし、森さんは記憶にない。
そもそもカタカナ題名の洋風な小説には全く縁がない。
読めば思い出すかと読んでみたが思いだせない。
題名のイメージとは異なり、侍の話であり
悩める主人公の心の詳細な描写に、ぐいぐい引きこまれたいった。
多くのメッセージが散りばめられており
読んでよかったと感じれるおもしろい本だった。
続編もあるようなので、今度読んでみようかな。
20年近く前に読んだ吉川英治の「宮本武蔵」に似ている雰囲気を位感じた。
こっちもまた読んで見ようかな。

食・健康関連は、著者に関係なくどんどん手に取るが
小説は知っている著者のものを選ぶことが多くなっているので
たまには、謎の本を読んでみのもいいものである。

ちなみに最近よく読む本のジャンルは
「絵本」>「食・健康関連」>>「小説・その他」
絵本は昨日も息子に10冊は読んだ気がする。




 
| 本の感想 | 12:07 | comments(37) | trackbacks(0) |
アメリカの小麦戦略がスゴすぎる。
「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活 鈴木猛夫 藤原書店


お米を食べていたはずの日本で
9
割を輸入に頼る小麦がシェアを伸ばしている。

国産の小麦が勢力を伸ばしているのなら
トマトが17
世紀半ばに日本に伝わり
今や日本でも定番の野菜となった事実もあるので、まだわかる。

しかし、日本では産出できない強力小麦(硬質小麦)から作られるパンが
定着してきたことは不思議なことである。

日本の将来の農業のことはもちろん
食養生の「身土不二」の観点からも
実は、これはとても重要な問題ではないだろうか。

このような疑問に対して
「戦後のアメリカの陰謀」だと、よく言われる。

確かにその通りであり、その歴史的事実や詳細を
この本を読むとよくわかる。

アメリカでは第一次世界大戦時はヨーロッパ戦線へ
第二次世界大戦時はヨーロッパに加えアジア戦線への兵糧を提供するため
安価で大量の農産物を規模を拡大して生産してきた。

この拡大路線は過剰在庫のリスクがある。
戦後のヨーロッパで農業復興が進み、朝鮮戦争が1953
年に終結すると
大量のアメリカ農産物は行き場を失った。
しかも1953・54年は世界的に小麦の大豊作!

政治的に有効だった農産物という資産は
政府が借りる倉庫代だけで一日二億円という金食い虫に変わり
しかも、農産物は消費しないと傷んでくるので
時間とともにムダに消えていく資産でもある。

大量の余剰農産物の処理は
1953年に就任したアイゼンハワー大統領の最優先課題となり
MSAを改定し、PL四八〇法案(通称、余剰農産物処理法。
正式名称、農業貿易促進援助法Agriculture Trade Development and Assistance Act)を
アメリカ第八三議会で成立させ、余剰農産物処理をさらに協力に推し進める作戦に出た。

私も過去のサラリーマン時代に
商品の物流や販売に関わった経験があるが
販路の新規開拓はそう簡単ではない。

米食の日本に売るとなると
小麦粉を探している人に売るのではなく
認知や需要開拓から始めなければならない。

しかも戦後の日本はお金もない。

PL四八〇法案の骨子はそんな心配を打破する
買う側にとっても魅力的な下記のような内容となっている。

一、アメリカ農産物をドルでなく、その国の通貨で購入でき、しかも代金は後払い(長期借款)でよい。
二、その国の政府がアメリカから代金後払いで受け入れた農産物を、その国で民間に売却した代金(見返り資金)の一部は、事前にアメリカと協議のうえ経済復興につかえる。

三、見返り資金の一部は、アメリカがその国での現地調達などの目的のほか、アメリカ農産物の宣伝、市場開拓費として自由に使える。

四、アメリカ農産物の貧困層への援助、災害救済援助及び学校給食への無償贈与も可能である。
【斜文字は引用】


日本政府も、「後払いでよく、売った金で経済復興ができるのならお得やん♪

日本の農業復興が進むまでのつなぎとして何でもいいから買いましょう。
(何でもいいというと小麦に失礼ですが)」
と考えたのかもしれない。
 
しかし、世の中でサンプリングという営業戦略が成り立っているように
一度ライフスタイルに取り込んでしまうと余計なコストと知りながらも使い続けてしまう。
最初は小麦が欲しくて買っていたわけではなくても
いつのまにか小麦を当たり前に求めてしまっている。
 
20年ほど前までは携帯電話なんてなくても、みんな健康に暮らしていた
便利やんと使い始めたら、いつの間にやら
たいして電話などかかってこなくても
手元に常にないと不安になるほど依存してしまっている。
今の時代はどんどんお金のかかるものが増え続けている。
 
本来、生きるために便利な道具を手に入れてきたはずが
いつのまにやら、うまいこと「それも必要」と思い込まされ
便利グッツを買うお金を稼ぐために働くような
働く目的がおかしなことになってしまっている人も多いのではないだろうか。
 
食に関しても同じである。
近くの農家が作っている米や野菜を食べずに
海外から大量の輸送エネルギーを使い輸入されてきた農作物を食べるということに
何の疑問も持たなくなった。
日本人として、これでいいのだろうか。
 
話はそれてきたが、同書では
アメリカがいかにたくみに日本の政府や各省の外郭団体を
有効活用しながらお金をかけ、長期的な視野で
営業活動をしてきたかが紹介されている。
 
 
「アメリカ小麦戦略」で実行された事業は、日本側と入念な協議を重ね、日本側が納得、了承した上で契約書を交わし、それに基づいて行われたのである。例えば昭和三一〜三二年、厚生省の外郭団体(財)日本食生活協会はキッチンカーの製造・運行に要する第一期分の費用六八四〇万円をアメリカ側から受け取り、日本側が製造・運行するという契約を交わしている。この事業推進のために急遽、(財)日本食生活協会が設立され、アメリカ側はオレゴン小麦栽培者連盟という民間同士で契約を交わすという形になり、日米ともに政府は表に出なかった。
同じく農林省の外郭団体(財)全国食生活改善協会は、オレゴン小麦栽培者連盟と三八八二万円で製パン技術者講習会事業を契約、二二四四万円で生活改良普及員研修事業、七三三〇万円で粉食奨励の広告宣伝事業を請け負い、文部省の外郭団体(財)日本学校給食会は、オレゴン小麦栽培者連盟と五七三五万円で学校給食の農村普及拡大事業を請け負っている。



余剰農産物は待ってくれない。
政府間取引だと決済に時間がかかるので
表立ってはオレゴン小麦栽培連盟と外郭団体との
民間同士の取引として速やかに進めていたようだ。
 
キッチンカーのスポンサーであるアメリカは全ての費用を負担する条件として必ず食材に小麦と大豆を使うこととした。それまでの「ご飯に味噌汁、漬物」という日本人の伝統的な食生活を欧米型に転換させる大きな原動力となった。アメリカの戦略は50数年後の現在をみてわかるように大成功となった。
キッチンカーによる「栄養改善運動」はアメリカの栄養改善になっただろうが、日本人の健康には果たしてどんな効果があったのだろうか。
 
同書がおもしろいのは
日本人の主食である米にもフォーカスを当て
「脚気論争」や「主食論争」の歴史的事実、それに
戦後「栄養改善」という名のもとに一気に大転換してきた
日本の食文化などが詳しく紹介されている。
 
脚気論争はとてもおもしろい内容なので
別途こちらに書く予定である。
 

私は「日本の食文化(みんなが幸せになれるような)を変える」
ために食事療法士として活動している。
 
最近の食は「口」としては刹那的に幸せを得られるだろう。
しかし身体が求めている食物がどうれほど周りにあるだろうか。

科学や医学は進んでいるのに
平成24年度の国民医療費は39兆2,117億円で前年比1.6%増加という。


http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/12/dl/kekka.pdf

人口一人当たりの国民医療費は30万7,500円となる。
なんだか一ヶ月は医療費のためだけに働いているような世の中に感じる。
 
冷静に考えるとおかしなことでも
資本主義でお金中心の世の中では、医療費の増加も
経済活動の活性要因として歓迎されてしまうこともある。

 
食文化を変えるというとおこがましいしが何とかしたい。
戦前の日本に戻すことは求めていない。
今の現状にあったいい方向転換ができれば嬉しい。
 
地道に食養生を広げる活動をしているが
アメリカのように余剰農産物やお金といった武器がないので
微力な自分に何ができるか常に模索している。
 
うっかりこの文章を読んでしまった人に
何かいい案があれば是非教えていただきたい。
よろしくお願いします。

JUGEMテーマ:健康
| 本の感想 | 23:22 | comments(42) | trackbacks(0) |
役小角
「役小角」役行者とも呼ばれる。
1300年ほど前に実在した人物で修験道の元祖としても有名である。

634年生まれ。
699年に人々を惑わしていると、65歳で伊豆大島に流刑。
翌年死刑を執行されるが刃が折れて死を免れる。
仙人になって空に飛び去る。
六九歳に海に浮かんで唐に渡る。
などなど、超人的な伝説を残した人物である。

役行者、修験道のルーツは道教系の呪術師であるようだ。

「役行者修験道と海人と黄金伝説」
前田良一著 日本経済新聞社
によると興味深い説が紹介されていた。

「山伏は鉱山技術者であった」というのである。

修験道の創立に壬申の乱の挙兵準備をしていた
大海人皇子が関与をしており
山伏自身が自らの出自を水銀(黄金)採掘技術者である
井光の子孫であると名乗っているのである。

つまり、修験道の山で有名な場所は
黄金などの産地であり、鉱山技術の様子や
地下鉱脈利権を守るためのルールが
様々な儀式や掟として引き継がれていると。

この説はとてもおもしろく
天皇家の東進や、古代の権力争い、奈良の大仏
更には徐福の来日など様々な歴史の背景に
日本の地下資源が絡んでおり、
歴史の裏側をかいま見ているようで興奮させられた。

黄金という地下資源には
それほど世の中に影響力を与える不思議な存在。
これは現代も同じである。

ちなみに、東洋医学的にはどうか。
317年に成立した道教の教理書『抱朴子』には
「仙薬のうち最上のものは丹砂。その次は黄金」と書いてある。
(※丹砂は水銀のこと)

中国の皇帝は競ってこの水銀を求めた。
そのまま飲めば猛毒である。
多くの皇帝が若くして中毒死している。

タイトルは忘れたが昔、役小角に関する本を何冊が読み
若き日の私は、役小角にあこがれた。

さすがに水銀を飲もうとは思わなかったが
役小角が洞窟にこもって修行した際にしていたとされる呼吸法も
真似してやってみた。

息を細く長く吐いて、細く長く吸う。
呼吸一つでこれほど身体に影響力があるのかと実感した。

10数年前人生の岐路が訪れる。

国内外の外の放浪から実家の奈良に戻る際
役行者がそうしたように、山にこもり修行をしようと
真剣に考えていた。

そう、仙人になろうとしていた(笑)

旅の道中に出会った東京のコンサル会社の社長からの
誘いに乗らなければ、最低一ヶ月は
野の山奥に野宿をするつもりだった。
そしてどんどん現世から離れていっていただろう。

そしたら、うっかり修験道になって
金を探して山をさまよう生活をしていたかもしれない。
それも楽しそうだ。

丹砂の「丹」は赤色を意味しており
水銀は赤い色をした砂から生み出される。
黄金の鉱脈の探し方として
丹砂の鉱脈の下に黄金鉱脈があるとされている。
また、遠方から見ると山から湧き出て立ち上る
何か特殊な気が見えるようだ。

「丹」の付く地名の山で赤い砂を探してみようか。
そこはもう掘り尽くされてないかな(笑)
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「モンスター食品」が世界を食いつくす!

「モンスター食品」が世界を食いつくす!遺伝子組み換えテクノロジーがもたらす悪夢 船瀬俊介イースト・プレス 2013321日第1刷発行

遺伝子組み換えの現状と恐るべき実態が紹介されている。

「牛肉を食べた赤ちゃんの乳房がふくらむ!」など
衝撃的な見出しと内容が盛り沢山なのも興味深いが
私が一番衝撃だったの下記の内容だ。

データねつ造、隠蔽―政府をあやつり日本進出」
との見出しに続く内容だ。

(以下[ ]内は同書より、ちょっと長いが一部分を引用)

[モンサント社の日本進出の手口も悪質きわまりない。わが国ではすでに八つの作物(一六九品種)の遺伝子組み換え作物の流通が承認されている。それらは厚生省(当時)の食品衛生調査会とおう諮問機関が“安全性”を確認、そのうえで政府の承認が下された。

 ところが、その“安全性”の根拠となる資料は、どこから出たのか?なんと、モンサント社が提出したものなのである。決定的な論理矛盾だ。自社に不利なデータなど出すはずがない。そんなことは赤子でもわかるではないか。

その資料は日本食品衛生協会という組織によって“開示”されている。

…公衆衛生学博士で健康情報研究センター代表の里見宏氏は…遺伝子組み換えトウモロコシについて、重大な発見をした。なんと、天然のトウモロコシに比べて、遺伝子組み換えトウモロコシは「八種類のアミノ酸について有意差があった」と英文資料に記述されていたのだ」つまりこれは、天然トウモロコシと遺伝子組み換えトウモロコシは“成分が異なる”という決定的な証拠だ。この発見によって、業界が主張する「成分が同じだから危険性はない」という論法は根底から崩壊する。

ところが日本政府は、姑息な不正を行なっていた。なんと日本語訳は、「有意差はなかった」と記載されていたのだ。これでは原文とは真逆である。そう、彼らは、英文資料を翻訳するときに、悪質な“ねつ造”を行ったのだ!

もとの英文資料には、さらに重大な記述があった。…遺伝子組み換えトウモロコシの成分を調べたところ、「ヒスチジンが増加していた」という。ヒスチジンとはアミノ酸の一種だ。口から入ると体内の酵素で分解される。そして“ヒスタミン”というアレルゲン(アレルギー原因物質)に変化する。…

 一九九七年、このねつ造事件は公となり、社会問題となった。ところが、食品衛生調査会の寺田雅昭氏は「栄養学的に問題なし」「誤訳についてはモンサントに注意した」と弁明するのみで問題にすらしようとしなかった。]




この成分に有意差があったか、なかったか
これって、結構重要で日本の遺伝子組換えの安全性を主張する根拠として
「栄養成分(タンパク質)に相違点がないから」というのが
科学的根拠となっているようだ。

本来、栄養成分として違いがなくても、遺伝子を組み替えた作物を
食べた場合どうなるのかを検証すべきである。
遺伝子レベルで操作しているのに、タンパク質で判断してどうすんの?

原生林の山も、杉だけが植林された山も、緑の山としては同じかもしれないが
その山に行かされる生態系をみると生物多様性などの観点からも
全く別物である。そんな山ではもう、熊は住めない。
成分に有意差があったというのは、この例でいうと
もはや植物が存在しない砂山でしたぐらいの衝撃である。
熊どころかゴキブリでら苦戦するだろう。。


成分の相違ぐらいでしか判断していないこと自体が
ちゃんちゃらおかしく、防波堤の役割を果たせているのか疑問だ。
〈厳密には、「目的外のタンパク質を作りだす塩基配列(オープンリーディングフレーム)が含まれていないことなどを確認し、新たな有害物質が作られていないことも確認している。」〉

それはさておき、その唯一の防波堤すらザルだったとは
一体、何のチェック機能になっていたんでしょうか。


この本を読んだ後、現状はどうなっているのか
厚生労働省のホームページ上の資料(PDF「遺伝子組換え食品Q&A」)
を久しぶりに読み返してみた。

「遺伝子を組み換えることで新しくできた物質などについて、明確な安全性を示す根拠がない場合には、必要に応じて急性毒性試験などの毒性試験が必要とされています。」

つまり、上記のねつ造をすれば、簡単にパスできる。
また、読み方によっては、成分に有意差があっても
評価機関(食品安全委員会)が必要なしと判断すれは急性毒性試験すら
パスするようになっているのだろうか?

さらに、急性毒性試験をしてれば慢性毒性などに関する試験は必要がない
といった記載が続いている。

厚生労働省は日本国民の安全より
遺伝子組み換えを導入したい企業を優先しているように感じる。

野菜は宅配野菜だと安心していても
たまたまいただいたお菓子が
遺伝子組み換えトウモロコシ由来の甘味料かもしれない。
買った弁当にも遺伝子組み換えナタネから作られた油で
揚げたおかずが入っている。
これは、今や当たり前の時代である。

今更ではあるが
この本を読んで再確認したことがある。

我々各自が選ぶ能力を身につけなければならない時代になった
それは、夕食の買い物時もそうだが
外食の店選びから、手土産の購入、そして政治家も。

先ずは、この本を読んでみてください。
とてもおもしろいです。

もしくは、一旦こちらを観てみましょう↓

著者の船瀬さん自身が動画でこの本を紹介しています。
http://www.youtube.com/watch?v=wuxgAInALD0





おまけ引用
欠陥だらけ、穴だらけの“安全性審査"

…現在、国際的に行われている遺伝子組換え食品の“安全性審査”があまりにずさんであることが挙げられる。

/該困髻岾発者」が行なっている―テストの解答を自分で採点!

⊃該困蓮崘ぐ奸廚任△襦修笋蕕覆てもOK、法律による強制力もない

5可は「申請者」の提出書類のみで決定―不利なデータを出すはずもない

ぐ篥岨卅箸澳垢┷酳の「摂取試験」は免除されている―安全性の証明なし

ス圓錣譴襪里蓮峙淦毒」判定のみ―長期的な“慢性毒”判定は免除

はたしてこんな審査で、"安全性"をたしかめることができるのだろうか?]



| 本の感想 | 21:37 | comments(21) | trackbacks(0) |
「医者に殺されない47の心得」
 「医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法
近藤 誠 螢▲好灰燹2012年12月19日 第一刷)


過激なタイトルですが、とても素晴らしい内容である。
この本、一家に一冊買ってください。
お勧めです!!

著者の近藤誠先生は慶應義塾大学医学部放射線科講師で
第60回菊池寛賞を受賞!

東洋医学の専門家として学んでおり
代替医療の世界に居る私にとっては当たり前のことでも
人に伝え理解をしてらうのは難しい。

同じことを言っても
慶應義塾大学医学部の医師が言うのとでは
悔しいが説得力が全然違う。

奈良の実家には86歳の祖母がいる。
薬より、日々の体操で病気を予防してきた祖母も
なんと数年前より血圧を下げる薬を飲んでいた。
(そもそも86歳で飲んでる薬が一種類だけというのが奇跡的ですが。。)

数ヶ月前に、薬をやめる方向で食養生のアドバイスをしたが、
飲み続けていいた。

そして、数日前にその祖母が「いい本見つけた!」と
買ってきたのが先ほどの近藤先生の本である。

そこには
[高血圧のガイドライン操作で、薬の売上が6倍に]
との見出しに続き以下のような内容が記されている。

[高血圧患者が4千万人、高コレステロール血症3千万人、糖尿病は予備軍を含めて2,300万人・・・・・と、日本にはすごい数の「病人」がいることになっています。
これは薬を売るための策略としか思えません。
「このくらいからは治療したほうがいいよ」という高血圧の基準が、たいした根拠もなくどんどん下がっているんです。長い間、最高血圧の基準は160mmHだったが、2000年には140に、2008年のメタボ検診ではついに、130まで引き下げられています。]

祖母には慶應のお医者様のこの言葉が
ガツンッと響いたらしい。

私の話は、理解が出来ても、「何かあった時に家族に迷惑はかけれないから」と
主治医の指示とおり薬を渋々飲んでいた。

そんな下地もあってか、この本に惹かれ購入
そして大きな決断が出来そうだ。
素晴らしい!

私の目的は祖母や家族そして多くの人びとが健康になることであり
私自身が説得するか、他者が説得するかはどちでもいいことです。

私自身の活動として食養生の発言は続けますが
近藤誠先生を世の中にもっと広げたいと強く感じた。

近藤誠先生の著書はどれもおもしろいが
この新刊は、とても読みやすく活字が苦手な人にも読みやすい。

各家庭レベルでも、たった1,100円の出費で
今日から生涯支払うであろう医療費の大幅削減が期待できる。
こんなに還元率の高い投資が他にあるだろうか!?

医療業界の既得権益者に勇気を持って一石を投じた近藤先生であるが
この本がもっともっと売れることで、もしや医療業界に大革命をもたらすかも!

これはぜひ応援したい。
日本の改革のためにも、ぜひ大ベストセラーになって欲しい!


祖母に借りても良かったが、つい先ほど、二冊も買った。







| 本の感想 | 20:55 | comments(25) | trackbacks(0) |
「タネが危ない」野口勲 
 「タネが危ない」野口勲 日本経済新聞出版社を読んだ。


先日、著者の野口さんの講演を聴く機会があり
後日この本を購入した。

タイトルの通り今世界のタネは危険な状態である。

特に衝撃なのは
現在、我々が食べている野菜のほとんどは
生殖機能が欠落した奇形の野菜ばかりを食べているということだ。

「F1種」「雄性不稔」という専門用語?がある。

市場に出まわっている野菜のタネの多くは
「F1種」といって優秀な作物にはなるが、それは一代限りで
子孫にはその性質は受け継がれない。

どう優秀かというと、形の揃ったものが
早く且つ同時期に収穫できる。
つまり流通上の優等生というわけである。
味や食感それに、食養生で大切にしている「命」は二の次になっている。

例えば本来のカブは
皮も柔らかく食べられ美味しい。
しかし、育成時期にバラつきが出て大きさにムラがある。
また、皮が割れやすいなど現代の流通に適さない。

そこでヨーロッパの家畜用のカブをかけ合わせて
皮が固く流通に適応した。当然味は落ちる。
さらにF1種のクローン化によって早く且つ均一に育つようにした。

そして現在の市場に出回っているカブはほぼこのようなF1種のみになっている。

食養生的には「一物全体食」なので皮ごと食べたいが・・・・。
これからはタネから選ぶか、調理法の工夫が必要な時代になっている。


そして問題は「雄性不稔」

これは花粉を作れない奇形のことである。
つまり生殖機能が欠落した奇形で
F1種という特殊なクローン種を作る過程で利用される。

本来の野菜に品種改良は
味や形がより良い物を選抜してきたのだが
最近は逆で、なん万株の中から、
たまたまできる子孫を残せない奇形を探しそのクローンを作ることをしている。
栽培はしやすいが、毎年種を買わなくてはならない。

これは大型流通や種を売る側の都合であり
食養生的におすすめできない野菜となる。

野口さんは、雄性不稔の席捲が人類の激減の事実や不妊症増加の原因になっているのではと
いう仮説をたて、警鐘を鳴らしている。


この本がベストセラーになり種の実態が一般化すれば
将来的には食品の表示欄にタネの情報も記載される時代が来るかも。

しかし、実際は先日は米国でタネの自家採種が違法になるかもなんていう
とんでもないニュースがあったぐらい異常な方向に進んでいる。

我々の食料はモンサント社などの数社による支配が着々と進んでおり
支配される大多数の人たちと、それに気づいて自分の意思で食を選ぶ人たちとに
二極化していくでしょう。

あなたはどちらを選びますか?
本当の教育とはこの選択を出きる能力を養うことではないでしょうか。

おっと、話がそれてきた。

続きはまた別の機会に。


野口種苗のHP
http://noguchiseed.com/
| 本の感想 | 06:00 | comments(20) | trackbacks(0) |
五訂増補食品成分表2011
 「五訂増補食品成分表2011」女子栄養大学学長 香川芳子監修 女子栄養大学出版部

最近この本をかなり読み込んでいます。

この本とても面白いです。

例えばカルシウムって
100g中の含有量では牛乳より木綿豆腐の方が多いのか〜、とか。

私の好物の白菜は95.2%が水分で
コーラが88.57%ってことは
液体のジュースより白菜の方がより水に近い!

などなど、一日中見ていても飽きないです。


そもそもなんでこの本を読んでいるかといいますと
現在、日本食事療法士協会の認定資格である
「食養生コーディネーター」の教科書作成に関わっていいるからです。

元データ自体は文部科学省が出しているので
誰でもただで見れる「日本食品標準成分表2010」にあります。
なのですが、その付随資料がきれいにまとまっていて
いろんなデータも紹介されています。

このデータが、またおもしろい。
食と健康のマニアである自分にだけかもしれないが・・・。
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↑という
震災前に書きかけていたものが見つかった。
とりあえずアップしておこう。


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