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生き埋めからの救助後は、リフィーディング症候群に注意
絶食が続いたのち
急にがっついて食べると死ぬことがある。

これはリフィーディング症候群といって
医学的にも証明されてている。

リフィーディング症候群の解説(東京医科大学八王子救急センターHP)

断食をするとかでない限り
普通の生活の中ではさほど気にしないが
この度の熊本を中心とした九州で地震のニュースを聞くと
知っておいた方がいいと切に感じる。

地震で家が倒壊して生き埋めになって
何日も絶食を強いられるという場合が全くないとは言えない。

ここで重要なのは救助後の食事のとり方です。

数日、ひもじい思いをして救助を待っていて
かわいそうにと、食事をせっせと食べさせるのは
与える方は善意であっても殺人行為になってしまうの要注意!


歴史を振り返り、兵糧攻め後の食事を与えられた時の事例をみてみよう。

天正8年(1581年)、兵糧攻めをよく用いた豊臣秀吉の
鳥取城攻略の記録が信長公記に書かれている。

[「餓鬼のごとく痩せ衰えたる男女,柵際へより,もだえこがれ,引き出し助け給へと叫び,叫喚の悲しみ,
哀れなるありさま,目もあてられず。…」非常に極端な飢餓状態であったことが想像される。
柵へ登って外に出ようとすると秀吉方から鉄砲を撃たれ,傷ついて倒れる者も多くいた。これらの人を息があるうちに,
周りの人達が食べに来たことが報告されている。
また,豊鑑にはこの地獄の惨状を「糧尽きて馬牛などを殺し食いしかども,それも程なく尽きぬれば餓死し,
人の宍を食合へり…子は親を食し,弟は兄を食し杯しけるその記録が残っている。」と記載されている。
この城内の凄惨さに見るに見かねた城主の吉川経家は,もはやこれまでと自決の条件で開城することにして,城兵の命を助けることにした。

秀吉はこれを許し,餓えた城兵のために道のほとりに大がまを並べて粥を煮た。
やがて開城されて餓えのためにふらふらになって出てきた城兵たちは,目の前の粥を見てむさぼり食った。
急に食べすぎたためにせっかく生き長らえた者たちも,ほとんど死んでしまったそうである。
秀吉軍は既にその頃から,飢餓の人が急に腹いっぱい食べると死んでしまう可能性があることを知っており,
このころから既に秀吉は,リフィーディング症候群を知っていたことになる。]
※[ ]内はhttp://terra58.hatenablog.com/entry/2015/05/26/210000より引用

その他参考資料:女医の馬渕まりさんの記事

厳しい絶食をしていた兵士はリフィーディング症候群で死ぬが
優先的に食事ができていたであろう女や子供は生き残ります。
そして戦が終われば敵にも飯を振る舞ってくれたと
秀吉たちのの印象もよくなり、その後の統治もしやすくなったことでしょう。
さすが策士ですね。

つまり、兵糧攻めによって不本意ながら
「断食」をしていた兵士ですが
断食にも正しいやり方があります。

たとえば一週間の断食をする場合
一週間ぐらいかけて徐々に食事を減らしていき
断食あけは最初は重湯(お粥の汁の部分だけ)を少しから始め
一週間かけて徐々に増やし元の食事に戻します。

とくに大事なのは断食中でなく
断食あけの食事。これを間違うと命を落とします。

関東断食道場 小島八郎著
『家庭でできる絶食の効果』の中では
断食満了後の心得として
「絶食による生命の危険はないといってよいが
絶食後における食餌のとり方をあやまることによって
生命をうしなう危険はある。この点はとくに注意しなければならない。」
と伝えています。
また、
絶食後の最初の食事は、きわめて慎重な注意を促している。
●熱い食物は禁物である。
●固い食物もいけない。
●多量にとってもいけない。
●急いでとることもいけない。

今、地球レベルで活動期に入っているという説もあります。
あなたや、あなたの身近な人が
災害に出くわし、いつ断食を強いられる環境に
閉じ込められるかわからないでしょう。

そして、幸いにも救助された際
または救助した際、最初の食事をどうすべきか
知っているのと知らないのとでは真逆の結果になる可能性があります。

もしもの時のために
記憶の片隅にでも留めおいてくださいね。

【参考】
『からだと心を整える「食養生」 ――食より大切な思考と実践』辻野将之著 技術評論社
内、「食養生」活用編 6.緊急時×食養生

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