2008.05.09 Friday
お茶の入れ方
先日、和LOHASを提唱している同志の和西さんの案内で
(和西さんはいつも通り二人のかわいい子供をつれてました。)
鎌倉にある「茶来未」に行ってきました。
URL: http://www.chakumi.com
ここはビルの2階にあるお茶屋さんです。
お茶屋さんといってもこれが、不思議な空間でした。
最初、入った瞬間はギャラリーかと思いました。
とにかくおしゃれで素敵なお店です。商品もすべてかっこよ過ぎて
お茶の概念が打ち砕かれます。
点内の奥にカウンター席があり、そこで
阿部信夫さんにお茶を入れていただきました。
茶道のお茶ではなく、確か玉露を急須で入れていただきました。
これが先ず、飲んで衝撃を受けるわけですわ。
甘いて旨いんですわ。美味いではなく、旨いです。
阿部さんいわく、低温によりアミノ酸をが出るらしい。
なるほど〜。
阿部さんは天才です!
途中、店長で茶師の佐々木さんとも挨拶をしたのですが
「茶師」???
私はてっきりお茶を入れる達人だと思っていたのですが
「茶師」とは
茶農家が手塩にかけて育て上げた茶葉を厳選し、折々のお茶に仕立て上げる人。つまりお茶の産地にて茶葉を調合する職人さんのようです。
酒でいったら杜氏ですかね。
そんな茶師の資格を持っている方が居るお茶屋って
かなりレアです。杜氏がいる酒屋がないように。
話はそれましたが
阿部さん風貌はおひょいさんのような方ですが
定期的に「茶友茶論」と題して講演会を開催しておられます。
その一部をご紹介いただいたのですが、話が面白い!
私の専門の「食養」に関して話された会もあったようですが
その内容は的確に全体像を捕らえており、にわか仕込みではないことがわかる。そして、素人にもわかるように完結にまとめられている。畏れ入りました。
そして、10月の「茶友茶論」に私がゲストスピーカーとして
お誘い頂き、参加することになりました。
お題はもちろん「塩」です。
今からとても楽しみです!
阿部さんに2冊の本を借りました。
「食に知恵あり」(小泉武夫)と
「魯山人の料理王国」(北大路魯山人)です。
小泉先生の別の本は読んだことがあり
私は小泉先生の大ファンです。嬉しくて最近読んでます。
この人はやっぱり凄いや。
いちど小泉さんに会いたいなぁ〜。
************
お茶は味と香りが生命である。
よいお茶は原則として低温で、時間をかけて抽出する。
・玉露は50〜60℃で2・3分抽出
・煎茶は80℃で1分程度で抽出
・番茶は100℃の熱湯で短時間抽出
湯の温度が高すぎると、香りが早く逃げてしまい、逆に渋み成分が急速に出てくるから、上質の茶には低温湯がよい。番茶は香りが乏しいから熱湯で香りを出し、短時間にして渋味の溶出を最低限にとどめるのがコツらしい。ちなみに緑茶は非発酵茶であり、紅茶(発酵茶)やウーロン茶(半発酵茶)だと製法が異なるので、入れ方もまた異なるそうです。
(和西さんはいつも通り二人のかわいい子供をつれてました。)
鎌倉にある「茶来未」に行ってきました。
URL: http://www.chakumi.com
ここはビルの2階にあるお茶屋さんです。
お茶屋さんといってもこれが、不思議な空間でした。
最初、入った瞬間はギャラリーかと思いました。
とにかくおしゃれで素敵なお店です。商品もすべてかっこよ過ぎて
お茶の概念が打ち砕かれます。
点内の奥にカウンター席があり、そこで
阿部信夫さんにお茶を入れていただきました。
茶道のお茶ではなく、確か玉露を急須で入れていただきました。
これが先ず、飲んで衝撃を受けるわけですわ。
甘いて旨いんですわ。美味いではなく、旨いです。
阿部さんいわく、低温によりアミノ酸をが出るらしい。
なるほど〜。
阿部さんは天才です!
途中、店長で茶師の佐々木さんとも挨拶をしたのですが
「茶師」???
私はてっきりお茶を入れる達人だと思っていたのですが
「茶師」とは
茶農家が手塩にかけて育て上げた茶葉を厳選し、折々のお茶に仕立て上げる人。つまりお茶の産地にて茶葉を調合する職人さんのようです。
酒でいったら杜氏ですかね。
そんな茶師の資格を持っている方が居るお茶屋って
かなりレアです。杜氏がいる酒屋がないように。
話はそれましたが
阿部さん風貌はおひょいさんのような方ですが
定期的に「茶友茶論」と題して講演会を開催しておられます。
その一部をご紹介いただいたのですが、話が面白い!
私の専門の「食養」に関して話された会もあったようですが
その内容は的確に全体像を捕らえており、にわか仕込みではないことがわかる。そして、素人にもわかるように完結にまとめられている。畏れ入りました。
そして、10月の「茶友茶論」に私がゲストスピーカーとして
お誘い頂き、参加することになりました。
お題はもちろん「塩」です。
今からとても楽しみです!
阿部さんに2冊の本を借りました。
「食に知恵あり」(小泉武夫)と
「魯山人の料理王国」(北大路魯山人)です。
小泉先生の別の本は読んだことがあり
私は小泉先生の大ファンです。嬉しくて最近読んでます。
この人はやっぱり凄いや。
いちど小泉さんに会いたいなぁ〜。
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お茶は味と香りが生命である。
よいお茶は原則として低温で、時間をかけて抽出する。
・玉露は50〜60℃で2・3分抽出
・煎茶は80℃で1分程度で抽出
・番茶は100℃の熱湯で短時間抽出
湯の温度が高すぎると、香りが早く逃げてしまい、逆に渋み成分が急速に出てくるから、上質の茶には低温湯がよい。番茶は香りが乏しいから熱湯で香りを出し、短時間にして渋味の溶出を最低限にとどめるのがコツらしい。ちなみに緑茶は非発酵茶であり、紅茶(発酵茶)やウーロン茶(半発酵茶)だと製法が異なるので、入れ方もまた異なるそうです。