今年も田植え祭りをします。
6月3・4日(土日)の両日
10:00〜14:00
場所:ZENZEN(長野県安曇野市穂高柏原4489)
手植えで、田植えをしますので
汚れてもいい服装でお越しください。
田靴を持参いただくか、裸足でアーシング!
お昼ご飯はmanayaさんのベジで旨いランチがあります!
参加費:500円(こどもは無料)
主催:ZENZENCLUB
共催:食養生研究会、日本食事療法士協会
参加資格:だれでもO.K!
ですが、ZENZENCLUBサポーターは無料なので
先ずはご登録をお願いします。
ZENZENCLUBでは
自然栽培の田んぼを通じて、楽しみながら
食と健康のこと環境のことを学んでいきたいと考えています。
有料のZENZENCLUBメンバーになると
田植え大会他、すべてのイベントが参加費無料です。
登録・詳細・お申し込みは下記ホームページをご参照ください。
⇒ http://zenzenclub.com/
クラウドファンディングも開始しました。
⇒https://rescuex.jp/project/
※こちらからのご支援もできますが
直接のお手伝いや寄付もお受けしています!
お昼ご飯はビュッフェ方式ですが
参加人数を把握したいので
田植え大会に参加される方は
参加日と人数をお知らせください。
もちろん当日時間が出来たからという
飛び込み参加も大歓迎です。
JUGEMテーマ:健康
]]>ワクチン接種を検討する際には
ぜひ、これを観て欲しい。
【特集】ワクチン後遺症〜副反応ではない 慢性的な後遺症の訴え〜
番組はよしとして、ただちょっと面白いのを番組の引用から発見した。
紹介情報として
神戸大学大学院医学研究科の研究グループの記者会見?
を引用している。
(1:00過ぎあたりから)
研究グループなのか、そこに研究させた
誰かなのかは不明だが
ちょっと印象操作の疑いがある。
グラフの三本線はそれぞれ左から
?2回接種後2か月
?2回接種後6か月
?三回目接種後
となっており、中和抗体価より判断して
次のように言っている。
仮に、奇跡的に
ウイルスが更に変異したら・・・・・。
(今までの変異の経歴から見ても、当然変異するものである)
この教授は、スポンサーか何かに遠慮しながらも
TVを観ている人が真実に気づいてくれるように
暗号のように示しているのではなかろうか。
突込みどこと満載なのは、裏読みしてくれという切なる訴えなのではなかろうか。
そう信じたい。。。
各種メディアでも言っていて
皆さんもご存じのように
ワクチンはノーリスクではない
リスクだけではなく、効果も
治験中なので科学的な保証はなく
副反応があることはメーカーも警告している。
ただ、どんなにリスクがあっても
それを上回る効果があるのなら使う価値があるのだが・・・。
残念ながら、今現状では
どんなに贔屓目にみても3回目接種は
遠慮した方がよいとの結論になる。
*****おまけ*********
全国の有志のお母さんたちで集めた
ワクチン情報がつまった。
情報おまとめサイトです。
3月から5歳からの接種が始まる今、
接種した人、してない人、みんなに役立つ情報つまっています。
「電磁波」
この言葉から何を連想するだろうか。
多くの人は「怖い?避けよう」など
ネガティブなイメージを持つのだろうか。
電磁波はつかみどころがない
それには理由がある。
少し長くなるが、自分のための備忘録として
「電磁波とは何か」をまとめたものを記しておく。
(読むだけで15分ほどかかる)
さて、
「電磁波って、身体に悪いんでしょ?」この発言は
例えるなら
「食べるものって身体に悪いんでしょ?」と言っているようなもので
的外れな回答である。
食べるものには、米や野菜の他、天然の山菜など
一般的にいいとされるものもあれば
毒キノコや農薬、食品添加物など身体に負担となるものもある。
大昔からある天然のものも、近年人工的に生まれたものまで
あらゆるものが混在していて、同じ尺度で測れない。
そもそも、自然界は電磁波にあふれており
我々が見える電磁波もある。
可視光線とは、観ることが可能な光線であり電磁波のひとつである。
モノが赤色の物は赤の波長をはね返す性質を持っているから
反射された波長を目が捉え赤と認識している。
また、地球そのものが大きな磁石のようなものであり
我々は生命の誕生以来ずっと電磁波と共存してきたのである。
なので、電磁波全てをひっくるめて悪とはならない。
ただ、いくら体にいい食べ物でも食べ過ぎや
またその影響を数値するとなるとややこしい。
食べるものでも
g(グラム)など量を示す重さの単位で計れる毒性もあれば
酸・アルカリ性のPH(ペーハ)、放射性物質の汚染ならベクレルなど
様々な単位があり、すべて同じ尺度で危険度を比べることはできない。
電磁波も同じく
とてつもなく幅広く多様な物理現象の総称なので
全共通のHz(ヘルツ)という単位もあるが
危険度を表す場合はHz以外の尺度が多数あり、ちょっと複雑なのである。
送電線から発せられる超低周波というものと
携帯電話から出るマイクロ波は同じ空間を伝わるエネルギーの波で
どちらも電磁波の一種なのだが
全く異なる影響を及ぼすものである。
数値を表現する際の単位も、前者が
磁界をmG(ミリガウス)やμTマイクロテスラ、電界はk?/m(キロボルト/メートル)で表現し
後者はμW/cm²(マイクロワットパーヘイホウセンチメートル)で表す。
磁界:『200μT(マイクロテスラ)以下』
※200μT=2,000mG(ミリガウス)
電界:『3k?/m(キロボルト/メートル)以下』
※3k?/m=3,000?/m
?を利用した家電等は「電界」「磁界」を計測することで
安全性が確かめられる。
例えば電磁波測定器を我が家の中でテーブルの上に置く
(周囲1.5メートル以内には家電製品やコンセントがない状態)
上から「磁場」「電界」(次の「高周波」は後回し)
全く問題なく、規制値を大きく下回っている。
次は、ノートパソコンのキーボードの上↓
磁場が約40倍に。それでも規制値よりはるか下。
電磁波発生源である、家電(今回はPC)とつながった
コンセントとPCアダプターの上で測定↓
磁場が1,000倍以上に!。電界も約6倍!
それでも規制値を大きく下回っている。
この測定器には「高周波」という項目がある。
?の低周波と違い、?のマイクロ波とかは
この「高周波」を計測し、その危険度を調べる。
計測器を撮影しようとスマホを近づけると
携帯のマイクロ波を感知して高周波が
1〜3μW/cm²に跳ね上がる(常に変動している)
ちなみに通話中のスマホの画面上だと27μW/cm²まで上がったりする。
日本では携帯電話などの中継基地局からの電磁波規制として
1,000μW/cm²(マイクロワットパーヘイホウセンチメートル)としている。
そうすると、ぜんぜん余裕で規制値を下回っている。
計ってみると、ぜんぜん安全という事が分かった。
めでたし、めでたし・・・・・・
とはならない。
問題点は2つある。
まず、上記の規制値の決め方である。
総務省のHPを見てみよう。
?の低周波は白血病のリスク、?の携帯電話のマイクロ波は脳腫瘍のリスクが
問題視されてきており、電磁波はそれ以外にも目や皮膚、神経症状、めまいや吐き気、頭痛など
様々な症状の原因となることが近年わかってきている。
当然、病気や症状を引き起こす毒性?有害性?を調べ
それから、安全基準値を算出しているのかと思っていたが
全く違っていた。
先ほど生体への作用の違いをみた。
高周波全国電磁波測定士協会の電磁波基準値は
日本の法令規制値より厳しい見方をしてる。
↓
磁界なら3mG未満
電界なら25V/m未満が安全圏 ※25v=0.025k?
磁界:2,000mG(ミリガウス)
電界:3k?/m=3,000?/m
先ほどのコンセント上の測定値が
磁界が121.3mG未満
電界が61V/m
だったので、両方規制値越えである。
日本のこの時代錯誤な規制値の継続運用は大問題である。
ちなみにスイスでは
送電線からの電磁波は住宅周辺では10mGを越えてはならないとなている。
スウェーデンでは2〜3mGを基準に送電線から1キロ以内の幼稚園・小学校を撤去。
などなど、刺激だけではなく、発癌性や病因との関係性を考量し
病気との因果関係が明確にされ切らなくても
リスク回避するように、先進的な国は舵を切ってきている。
高周波の規制値も諸外国はどんどん慎重になっているが
日本はずいぶん取り残されていることがわかる。
国名等 |
規制値 |
備考 |
---|---|---|
スイス |
4μW/cm² |
連邦政府が2000年2月より |
イタリア |
10μW/cm² |
|
ロシア |
2.4μW/cm² |
|
中国 |
6.6μW/cm² |
|
ICNIRP |
450μW/cm² |
|
日本 |
1000μW/cm² |
1.5GHzの場合 |
ブリュッセル |
2.4μW/cm² |
予定 |
ザルツブルグ |
0.1μW/cm² |
オーストリア(提案中) |
フォローゲン州 |
0.001μW/cm² |
オーストリア(提案中) |
こちらの表は携帯電話の電磁波に対いて慎重論者のネット上のサイトからの引用
詳細の裏どり精査はしていません。引用元↓
https://ktai-denjiha.info/faq/kijyunchi
ICNIRPは国際非電離放射線防護委員会で
第三世代の1.8GHz(ギガヘルツ)では900μW/cm²(日本の同Hzでも1000μW/cm²)
電磁波は、目に見えない
同じ環境下でもその影響は個人差が大きく
再現性が科学たるゆえんであり
現代の日本では再現性のない、電磁波過敏症などは
精神的なもので気のせいだなんて流されがちだ。
しかし、電磁波は物理的に確実に存在しているものであり
人体に良くも悪くも確実に影響がある。
受けている人に個人差があるのは生命なので当然のことであり
万人が同じ反応を示さないから非科学的だと無視することの方が
よっぽど非科学的な見解だと感じる。
食養生的には、電磁波は特定臓器に影響するというよりは
根源の気血の流れに影響していると考える。
(科学的にみても赤血球を構成するヘモグロビンには鉄が含まれており
電磁波の影響をより受けているだろう)
電磁波の影響による反応はそれぞれの弱点によって異なり
症状も多様化していくため因果関係の証明が難しいだろう。
治療法は、不自然に過剰となっている電磁波を避けることが根本にあり
気血のめぐりを整える食養生の基本が大切となる。
最後にリスクのある電磁波と
どう付き合ていくか、その対策方法をみていく。
A.ばく露時間を減らす
B.発信源との距離をとる。
C.携帯の電波が強まる時(かけはじめ、電波の弱い場所、高速移動中)
D.金属(インプラント、眼鏡、エレベーター内)
A.ばく露時間を減らす
電磁波の強い弱いもあるが、電磁波を浴びる時間を減らすことが大切。
家電製品は使ていなくても待機電力より電磁波を発生させている。
コンセントを抜くことや、そもそも家電製品を減らすことも対策になる。
具体的には暖は炬燵や電気カーペットではなく、薪ストーブや湯たんぽにする。
またスマホやPCの利用時間を減らす、不使用時はwifiを切るなど。
B.発信源との距離をとる。
電磁波の強さは距離があると減ります。
二倍離れたら1/2ではなく、1/4以下になるような
距離の2乗から3乗に反比例して小さいくなる。
中部電力HPより
密着 | 10? | 20? | 30? | |
エプロンなし | 289 | 128 | 70 | 44 |
エプロンあり | 117 | 67 | 41 | 29 |
低減率 | 60% | 48% | 41% | 34% |
電磁波カットエプロンは効果はあるが、注目して欲しいのは距離による軽減だ。
エプロンをして密着しているより、していなくも20?離れただけで40%減である。
距離をとる効果がお金もかからずコストパフォーマンスが高いことがわかる。
低周波の特徴として障害物があっても回り込んでくる。
なので遮断グッツもいいが、離れた方がよりよい。
逆にスマホのマイクロ波のような高周波になればなるほど
障害物に弱い、そのため800MHzだったのが
4.5とか28GHzとか、さらに高い周波数を使うようになり
情報伝達速度は速くなった半面、カバーエリアが小さくなった。
高周波の対策は人体との間に遮断グッツが有効という事ななる。
(ただし携帯電話を包み込み、電波状況を悪くすると、逆に
携帯は頑張って電波を探すため強い電磁波を発するようになるので要注意)
JUGEMテーマ:健康
]]>https://news.yahoo.co.jp/.../2a1cb7cfa960d7191c00b8377138...
このニュースを見ると
ワクチン打つなら
モデルナではなくファイザーがいい
なんて思っていませんか?
まあ、この記事に関係なく
一度、ちゃんと数字を観てみようかと思い
厚労省のHPを開きました。
(以下長くなるので
ワクチンのリスクに興味のある人だけどうぞ)
厚労省のHPによると
ファイザー社ワクチン
2021年2月17日〜8月8日
1回目50,439,082接種
(2回目40,212,579接種)
ファイザー社ワクチンの副反応疑い報告において、(8月8日時点、173日間)までに、死亡として報告された事例は991件であった。
とあります。
50,439,082人接種で991人死亡。
50,897人に1人死亡ということになります。
ちなみにモデルナ社ワクチン
2021年5月22日〜8月8日
1回目9,190,351接種
(2回目3,071,003接種)
武田/モデルナ社ワクチンの副反応疑い報告において、(8月8日時点、79日間)までに、死亡として報告された事例は11件であった。
とあります。
9,190,351接種で11人死亡。
835,486人に1人死亡ということになります。
なお、ファイザー社ワクチンの
8月9日から8月20日までに、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例は86件であった。
とされているので、ファイザー社製だけで
半年で1,077人が亡くなっています。
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000823373.pdf
以上、厚労省のデータ引用
国の発表している数字だけを
客観視すると、圧倒的にファイザーの方が死亡率が高いです。
そして、命を守るために打つワクチンで
健康な人が亡くなり過ぎと感じてしまうのは私だけでしょうか。
ついでに、既に一年分の数字が出ている
新型コロナの昨年がどうだったかも見てみよう。
PCR検査が診断に適しているかとか
陽性者=感染者ではないという事実は置いといたとして。
昨年の約一年間で新型コロナウイルス感染症の国内発生動向は
陽性者数:251,647人
死亡者数:3,470人
だったと厚労省が発表している。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000716059.pdf
(今年1月6日時点のデータ)
また厚労省は
重症化のリスクが高いのは高齢者と基礎疾患(持病)のある人だとも言っています。
https://www.mhlw.go.jp/content/000788485.pdf
(直接の死因ではなくても感性者なら
コロナ死亡と報告されるシステムだとの噂もある)
陽性者の6割以上が80代以上。
そして94.3%以上が60代以上なのです。
つまり、持病のある高齢者にはリスクの高い病気だが
持病の無い若者は
死ぬどころか感染するリスクも低いというのが
厚労省の発表から読み取れるのではないでしょうか。
去年より、無症状感染者なんていう
元気なのに病人扱いで隔離という不思議な
現象が登場しました。
そして、若者も感染しやすいことになった。
昨年の年初は実態がつかめていない状態だったので
リスク回避の意味で慎重になり、実際の効果はさておき
最大限の対策をするのは致し方なかったかと思われます。
でも、数字を観る限り
持病の無い若者でも死ぬワクチン推奨より
「はやりの単なる風邪ということが分かった!」
と発表しても良かったのではないでしょうか。
誤解して欲しくないのは
決して持病のある老人を見捨てろって話ではなく
これまで、インフルエンザでも年間
一万人以上亡くなることもあったし。
単なる風邪でも亡くなる人はいたのです。
リスクゼロは不可能だと受け入れてきました。
(現に、今まさに多くの人はリスクゼロは不可能だと
死亡するリスクのあるワクチンを許容しています)
これまでに、リスクがあるからと
インフルエンザの流行る季節に
ロックダウンがあったでしょうか?
マスクの強要や外出制限があったでしょうか?
TVもネットもメディアの情報が偏っていいるのは
良くあること。
だからこそ国の発表は
情報精査の目安になります。
今回はあえて、ワクチンの歴史や本質
またその問題点に関しては言及していません。
厚労省の数字だけでも十分かな。
厚労省のHPを観て、それでもなお
ワクチン打てば安心と思える人がいたら驚きです。
自分や家族の健康を守るためには
雰囲気に流されず
ちゃんと自分で確認することが大切だなあと
今回、つくづく感じた。
]]>
去年から田んぼを借りて、友人家族と一緒に米作りを始めた。
ありがたいことに安曇野には
自然栽培で米づくりをしている農家がいて
いろいろ教わりながらできている。
昨年はビギナーズラックなのか
豊作でした。
世の中、これからどーなるかわからない。
でも主食の米を自分で作れているというのは
安心感につながる。
車の運転ができ、PCを扱えるのが当たり前のように
みんなが、米や野菜を当然のように作れたらいいなあ。
まあ、そんなに甘くないので
これまではパラサイト農家をしてきました。
田植えとか、稲刈りとか
楽しいところだけ手伝う
やったつもりで自己満足なのですが。
それでも、農家のありがたみがよくわかるのでお勧めです。
ウィルスそのものより
感染者に対する社会的制裁の方が怖い。
または新型ウイルス不安症候群が蔓延している。
(↑かってな命名です。感染の可能性のある対象への
過度な不安感が自身の心を害している)
県マタギの移動や
マスクをしていないことが、まるで犯罪者扱い。
信州に来る東京からの訪問者は感染者扱い。
感染者は被害者のはずなのに、謝らないといけない風潮。
ん〜、なんだか本質を見失っているような・・・。
封じ込め政策のもとに
何かがおかしくなており
悪くもない人達の間で対立構造が生み出されている。
ロックダウン(都市封鎖)を行わない「集団免疫戦略」を取ってきたスウェーデンでは、
6月後半以降、新規の感染者数が大きく減少している。
そんなニュースを読むと、そうだよねと納得する。
予防は別として、新型でも旧型でも治療は基本同じ。
どんな病気であれ
気のめぐりを整えるという治療の基本は変わらない。
ウィルスという結果を見るのではなく
免疫力や治癒能力を高めること。
生活習慣を見直すことこそが本質である。
さて、そんなこんなで
どー考えても
PCR検査を受ける理由が見当たらない。
↑この資料は
出回っている情報がまとめられている。
細かく情報の裏取りはしていないが
そりゃそーだよねという内容である。
そもそも、ウィルスが病気の原因ではなく
食生活等の不養生が原因で、ウィルスはその結果だという説もある。
そんな斬新な視点の根拠となっているのが
「千島学説」である。
バクテリア(細菌)やウィルスは外から来る
という現代の定説を覆し、千島学説では
自然発生するという説(1862年にパスツールが生物の自然発生を否定して以降は認められなくなった説)を唱えた。
体内で何かしらの刺激が起因して細胞が崩れてバクテリアが生まれる。
また、さらに小さいウィルスも同じ。
これは、現代の学会的にはあってはいけない画像である。
1859年 ウィルヒョウさんが『細胞病理学』にて細胞は細胞分裂によって生ずる
として以来、細胞は細胞からで、自然発生はしない。
生物学や医学などの土台的理論となっている。
バクテリア(細菌)が外から来ていないのに
体内で発生するとか、白血球白血球以外の別のものになるなんていう
バクテリアを元としないバクテリアの発生はあってはならないのである。
感染者隔離やアルコール消毒とかの意味が…。。。
現代生物学、医学、農学の基礎に以下の
五大否定論が学界に君臨している。
1、漸進的変異による進化の否定
2、獲得性遺伝の否定
3、生殖細胞の体細胞由来説の否定
4、生命自然発生説の否定
5、細胞新生説の否定
千島喜久男教授は
『細胞新生説』をはじめ『腸造血説』など
千島学説を通じて現代生物学(科学)の五大否定論を否定したため
学会のタブーとなった天才学者である。
千島学説に興味のある方は
辻野が千島学説について説明している音源もあります。
↓
70%健康ラジオ#24テーマは千島学説?〜ついにきた!千島学説!〜
参照文献:「千島学説入門」忰山紀一著 地湧社
また「千島学説研究会」というHPも存在しているようです。
私自身、現代医学の解剖・生理学や病理学等を
6年間学んだ経験がありますが
現代の常識を知れば知るほど千島学説のすごさがわかる。
ぜひ、多くの人に知ってほしい。
そう願っております。
【以下オマケ】
ここからは余談ですので話半分で流してください。
この千島学説の視点から
流行りのウィルス騒動の裏側を探ってみると
あり得るようなとんでも説が出てくる。
それは5Gが真犯人だという説
携帯電話で利用され電磁波が
人体に悪影響が・・・なんてのはずっと言われていますが
次世代の5Gは特に強力だそうである。
5Gの刺激が起因して細胞が崩れる。
↓
その状態を検査する。
↓
バクテリア(細菌)やウィルスが見える。
だだこれだけのことであり、
やるべきは
細胞を崩さなくていい状態にしてあげること。
まあ、たとえ崩れたところで
風邪の症状と同程度として対応され
自己治癒されていくのでしょう。
しかし、血管がもろいとか
血管内に脂肪が沈着していたりといった
既に持病を抱えている人は
細胞の大量崩壊に対応しきれなくて
重症化するというものである。
もし、騒動の原因が5Gだったとしても。
公に認められるってことはしばらくはないだろう。
5Gが原因だという少数派が変人扱いされ
ワクチンや治療という名の対症療法が
繰り広げられるだろう。
これからの時代は、個々の情報精査力と判断力が求められる。
さて今後、流行りの騒動は
どうなっていくのであろうか。
]]>
新型の風邪が流行っている
と言い出したかと思ったら
感染力致死率ともに既存のインフルエンザに比べて
数字で見ると全くたいしたことないのに、都市封鎖や
各国が鎖国をはじめました。
日本でも
突如、学校が休校になり出歩くことが犯罪のような
まるで映画の中のような世界がはじまりました。
インフルエンザのように暖かい春になったら
どうにかなるという楽観論は通用しないような現状です。
さて、そもそもウィルスってなんでしょうか?
私は師匠の菅野賢一医学博士から
ウィルスは細胞が崩れたときにでてくる瓦礫のようなもの。
と、教わりました。
例えば鳥インフルエンザとかが流行ると
あたかも、野生の鳥とかが運び込みウィルスを感染させ蔓延させた。
と、運び屋の何者かとウィルスが犯人になります。
しかし、もしかしたら本当は
その鶏舎のエサを含めた生活環境に問題があり
同じ環境で同じ餌を食べているので、同じような細胞の劣化が進み
同じような細胞の崩れ方をする。
すると死体を解剖して調べると当然同じような瓦礫があり
それを〇〇ウイルスと名付け、感染した・・・・と。
この場合、全て殺処分して封鎖隔離しても
根本解決にはなりません。
いくら消毒して外からのウィルス侵入を阻止しても
鳥たちの環境を変えてあげないとまた繰り返します。
現代人が、菌やウィルスに翻弄されているのは
なぜ?
菌は昔からどこにでも存在しています。ウィルスも。
それらとヒトは共存してきました。
1861年パスツールが定説とされていた「生命の自然発生説」を否定。
パスツールが「菌がいるから病気になる」と言いだしてから
どうやら、それ以来ずっとボタンのかけ違いが続いているのではないだろうか。
江戸時代日本では侍たちが故郷へ帰るとケロリと治ったことから「江戸わずらい」と呼ばれる病が流行りました。
明治に入って解明されたのですが、この病は「脚気(かっけ)」。 つまりビタミンB1欠乏症です。
胚芽部分に含まれるビタミンB1をそぎ落としてしまう白米中心の食事が原因でした。
1910年代にビタミンの不足が原因と判明し治療可能とりましたが、
死者が1000人を下回ったのは1950年代であり
大正時代には結核と並ぶ二大国民亡国病と言われたそうです。
多くの命を奪ってきた脚気も
今では単なるビタミン不足という単純な病ですが
なぜ、食を変えれば防げるという実績があってなお犠牲者を出し続けたのでしょうか。
それは当時の医学の最先端が、見つかるはずのない脚気の原因となる病原菌探しに翻弄されており
原因究明が遅れたのです。その結果多くの犠牲を積み上げ続けてきたという歴史があります。
今の現代栄養学の知識があれば、病原菌を探していたんだ・・・
と笑い話です。
なんだか、またそんなことを
令和の今の時代にも繰り返していているのかもしれません。
(デジャブ?)
未来の人たちが、ウィルスが原因だとパンデミックになっていたことがあったらしいよ
と笑うのでしょうか。
さて、ではこの騒動の犯人がウィルスでないなら
何なのでしょうか?
ここからは、私の個人的な考察であり
まだ、調査検証中で科学的証明され公になった結論ではないので
どうとらえるかは各自の判断にゆだねます。
現代は複合汚染の時代で病気の原因特定は困難です。
工場や車の排ガスなどによる大気汚染
農薬や食品添加物、薬など経口で入ってくる薬物
騒音や振動、悪臭などさまざまなストレスもあるでしょう。
そして、今回注目したのは電磁波です。
以前から高圧電線やWifiの人体の影響は言われており
過敏症で学校の行けない子どももいます。
そんな中、最近日本でも「5G」のサービスがはじまりました。
人体への影響は未知数。
もちろん提供側は安全だといいますが
「5G導入に関連する保険の引き受けを
ロイズ(世界最大の保険会社)にすべて拒否された」
・・・・。
とは驚きです!
5Gにはそんなリスクに見合うだけの
メリットはあるのだろうか。
我々は現在、人体実験中だともいえます。
しかも、ロイズがリスクの非常に高い実験だと判断した。
精査確認はしていませんが
世界の今のパンデミック地域と5G導入地域が重なっているという噂も。
(興味のある人は文末のリンクをご参照ください。)
師匠の言うように
ウィルスが原因ではなく結果だとしたら
5Gが原因で、持病のある人や老人などが
より影響を受け、結果病気の症状として細胞が崩れ
ウィルスと呼ばれるものが出てきます
結果を追いかけている限りは
収束に向かうのは難しいのではと心配しています。
むしろ収束どころか仕掛けている人たちがいるのではと
とも思ってしまいます。
もしかしたら都会の病院で入院してていても悪化していくが
5Gが整備されていない故郷の田舎に帰ると重症化せずに治るのかもしれませんね。
かつての「江戸わずらい」のように。
仮に今回、騒動が終息したとしても
秋ごろには次のウィルス対策だ!としてインフルエンザのように
ワクチンが登場して、ワクチンのリスクも知らないまま
みんながワクチンを注射されるのでしょうか。
私はワクチンはお断りしたいいのですが
ワクチン投与していない人は海外渡航禁止とかなるのかな・・・。
そしてそのワクチンには・・・・。
なんだか、怪しい都市伝説や陰謀論的な話になってきましたが
私自身はいたって真面目に考えてあえて、ここに記しいています。
なので、信じていただかなくてもいいです。
ぜひ調べてご自身で判断をしてください。
最近、「ヘルスリテラシー」という言葉を聞きました。
これからの時代は大手メディアの情報だけに頼るような
受け身でいるのではなく
健康面での適切な意思決定できるように
基本的健康情報やサービスを調べ、得、理解し、効果的に利用する個人的能力が
必要とされてるのかもしれませんね。
●5G、世界では禁止の動き
journal.jp/2019/11/post_126809.html
●911とコロナと5G
https://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/202003160000/
●コロナと5Gエリアが見事に一致
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12582632014.html
『変わらないために変わり続ける』福岡伸一著 文藝春秋
ベストセラー『生物と無生物のあいだ』で有名な福岡ハカセ。
分子生物学の専門家なので、専門家ならではの興味深い情報が織り込まれながらも
文章は美しく読み物として純粋に楽しめる。
『動的平衡』も食養生の考え方を
最先端の分子生物学が証明してくれたようで
とても興奮しながら読んだ記憶がある。
また、その後銀座でのイベントにて福岡先生とご一緒する機会があり
「食べ物は血となり肉となる」についてどう思うかを聞いた事があった。
過去の「辻野式」に、その際の様子を書いたことがあったと思いだし
検索してみると、あった!
2011年の1月に会っているのだが
しかも、その4か月前に、福岡先生に会いたいと書いているのもあった。
会いたいと宣言したしただけで
4ヶ月後には会えている事実に驚き反面
そういうものなんだなあと妙に納得。
会う前の記事
http://kenko.soragroup.jp/?eid=1264517
会って、「食べ物は血となり肉となる」について質問した時の記事
http://kenko.soragroup.jp/?search=%CA%A1%B2%AC%BF%AD%B0%EC
さて、本題に戻って
『変わらないために変わり続ける』という
『動的平衡』と同じような意味のこの著書は
福岡先生がニューヨーク市のロックフェラー大学に留学中の
体験したあれこれを書き留めた記録3ページ完結のお話しが満載の楽しい読み物である。
その中で面白かったのは
腸内細菌が「ない」せいで病気になる?
という項目である。
今の世間の風潮としては「菌」はとにかく殺す方向にある。
食品は基本殺菌し、更にソルビン酸(広範囲に微生物に抗菌性を持つ保存料)などで
菌が繁殖しないように様々な手を打つ。
食品以外でも文具から遊具まで抗菌グッツだらけ。
いたるところで抗菌、殺菌、滅菌
発酵食品に必要な麹菌や納豆菌など有益な菌があることは認識しつつも
基本的には食中毒などのリスク回避のため
一般的には菌はまとめて殺してしまっているのが現状である。
最近では、行き過ぎた菌との隔離が
様々な新しい病気を生み出しているとか
菌を殺す抗生物質の多様が抗菌薬(抗生剤)が効かない多剤耐性菌を生み出しており
やみくもな菌排除ではなく共存に切り替えて行った方が良いのではと感じる。。。
そんな意見は少数派なのかな。
福岡先生はそんな現状に以下のような一石を投じている。(【】内、引用)
【細菌の存在が病気をもたらす、これがこれまでの医学の常識だった。ところが事実は逆だったのだ。最近の非存在こそが病気をもたらす。そして有用な細菌を駆逐しているのは、抗生物質の濫用など、過剰な医療行為の結果、あるいは行き過ぎた清潔幻想であるかもしれないのだ。合成保存料の問題もこの文脈から再検討する必要がある。】
ヒトのゲノム情報が完全に解明され、また大量のDNAを高速解析する技術が
飛躍的に改良されたことで、腸内にどんな菌がどれくらいいるかが探れるようになったようである。
【リットマン博士はマウスを使って免疫の研究をしていたが、あるとき彼は不思議なことに気づく。遺伝的に同じマウスなのに、ある種のT細胞(Th17)の量に大きな差があったのだ。Th17は日和見感染(健康なら問題ない病原体による感染症)を引き起こす病原体を倒すのに重要な役割を果たす。だからTh17が少ないマウスは日和見感染しやすい。】
【ウンチDNAを調べると、腸内細菌の中にふつう存在するセグメント細菌がいなかった。そこで博士らは腸にセグメント細菌を移植してみた。するとたちまちTh17細胞が現れたのである。】
これは腸内細菌がないことが病気の原因になる
そんなことが科学的に証明された面白い事例である。
また、最近判明した事実として
【クローン病患者の消化管には特定の病原菌がいるのではなく、ありふれた腸内細菌のひとつクロストリジウム属菌が少なくなっていたのだ。】
と紹介されている。
安易に施される過剰な医療行為や、行き過ぎた清潔幻想
そして、食中毒のリスク回避とはいえ食品に使う保存料など
腸内細菌に直接影響する口に入れるもの達は特に
世の中全体として切り替わっていくことを切に願う。
JUGEMテーマ:健康
]]>慣行農法ではあるがトンボやカエルは居るし
田んぼの奥には北アルプスがそびえ立ち景観はすこぶる良い。
その田んぼでも続々と稲刈が始っている。
上位機種だと定価だと1,000万円以上するようなコンバインが駆け巡る。
農家の倉庫で年に一度のこの日を待ちわびていたことだろう。
コンバインのすごいところは
稲を刈り取ると同時に、藁の部分は粉砕し田んぼに返し
脱穀し籾だけを取り出してくれる。
その籾をトラックに積み、乾燥機に入れると
あっという間に適切に乾燥され、はざ掛けいらずで
直ぐに新米として食卓にあがる。
そう、新米の季節の到来です!
では、コンバインのない頃はというと
鎌で稲を刈りとるわけです。
(うちの次男坊の園の稲刈り)
機械の何十倍の人出で行う作業ですね。
さらに束ねてはざ掛けにして
水分が10数%になるように乾燥させます。
乾燥があまいとカビるし、乾燥しすぎると粒が割れやすくなる。
天候や湿度の不安定の影響下で幾日もかけて行います。
それがコンバインと乾燥機があると時間と労力を
最小限でできてしまいます。
保存性を考えると機械に軍配が上がるかもしれません。
しかし、食養生的にははざ掛けで天日干しをお勧めします。
刈られ命を終えようとする藁に残る精(エネルギーのようなもの)が
次世代へつなごうと穂先の米粒に集約されていくのではないでしょうか。
天日干しの旨さはそこにあるような気がします。
そして、秋は天の精と
大地の精を蓄えた米やその他の実りをいただき
体内に蓄える季節でもあります。
若い頃も食養生は大切ですが、私もこないだ42歳になり
身体の変化を日々実感しており、季節に即した食養生の必要性を
切に感じるようになってきています。
さて、40代と四季の養生について少し紹介します。
三百年前に書かれた貝原益軒の『養生訓』(1713)は健康指南書で今でも読まれています。
また益軒に学んだ儒医の香月牛山著の『老人必要養草』(1716)もまた
現代でも色褪せない養生の知恵が詰まっている書籍。
「若いときから養生に気をつける人は少ないが、
本来は若い頃のからの養生の積み重ねが大切である。」
養生書では四十歳頃にもなると、つとめて保養しなければならないとしていまます。
古代の医書『黃帝内経素問』にも
四十になると、「陰気が自然に半減する」とあり
飲食や色欲ともに注意して慎むことをすすめています。
四十歳は、いわゆる現代の感覚での老人ではない。
しかし老化のはじまりの年齢でなのです。
四季の養生
我々は四季のある自然と調和して生きていて。
そのため養生の方法は季節により異なります。
春は「発陳」といい、万物が新生するときである。
早起きして庭などを広く歩き身体をゆるやかにするのがよい。
夏は「蕃秀」といい、陽気が最も盛んになり、植物も繁茂する時期である。
早起きして一日を怠けることなく怒らないように精神を安定させる。
瓜類やスイカ、冷や麦は少し食べると熱を下げて気持ちが良い。
しかし夏は陰が体内に伏し、臓腑はむしろ冷えるときなので
多く食べると胃脾を損ない害がある。
身体を冷やしても消化器は冷やさないようにする。
秋は「容平」といい、夏の熱いのが極まって
秋の陰気に変わり、陽と陰が入れ替わる時季である。
この時は人の肺気を冒すとあり、呼吸器系の病に気を付けなければならない。
食べ物もトマトやナスなど身体を冷やす陰性の夏野菜は徐々に控える時季である。
冬は「閉蔵」といい、万物がみな納まり隠れるときで
早く寝て、遅く起き、静かにしてむやみに動くことを禁じるとある。
とのことです。
食養生的には規則正しい生活が好ましい。
しかし厳密には季節により変化していくのが理想的といえるでしょう。
話はもどりますが
新米の季節といえど、食べる量の適量をしりたいですね。
食事の量と回数
食事は腹八分が基本であるが『老人必要養草』では
健康な壮年は一度の食事の限度を二合五勺(一合は茶碗約二杯)となっています。
「老人は朝食を一合五勺
日が長いときは昼食を摂るようにする。
量は朝食の半分。
夕食は朝食よりも消化しにくいので朝食の三分の二でよい。」
基本一日二食で五合限度にせよと戒めています。
現代人の平均である一日一合弱からすると
多すぎる気もしますね。
でも農民は一升(十合)めしが普通だった江戸時代の人にとっては
養生で控えめにしてこの量なのですね。
現代ではパンや麺など多様化しており
米の出荷量の統計のある50年前より
日本人の一人あたりの米消費量は半減しています。
米の出番が減り、おかずが中心の食事が多く
主食のはずの米が主でないどころか、出番すらないことも多い
それが現状ではないでしょうか。
太るからとかいって米を減らす人も多いですが
米が太るは誤解です。
米が太るなら江戸時代の人々はみんなおデブです。
米を主食とした適切なバランスの食事が
健康な体型の維持にもつながることは食養生の基本です。
そんな現代では
むしろ米の量を増やし、おかずを減らすのが適切な食養生バランスといえるでしょう。
みんな米を食べましょう!!
]]>
夏バテぎみで偏食になる人も多い季節ですね。
米を喰う気になれず、果物やジュースで済ませる。
ジュースの中の糖を補給しているので栄養補給は問題ない。
なんて人はいませんか。
日本酒を呑めば米を食べていることになる?(笑)
確かに糖は大切な栄養源です。
しかし、何から糖を摂るかが重要です。
食養生では皮をむいたり、部分を切り取ったりしない「一物全体食」が食養生の基本です。
自然界に糖質単体では存在しているものは少なく、米や芋の中に
炭水化物が含まれていて、その構成要素として糖質があります。
糖質を多く含む米をしっかりと食べるというのならお勧めしますし
それが玄米だと炭水化物以外のビタミンやミネラルも多く残っているので更に良いでしょう。
日本酒の場合、米を磨きまくって酒粕と分離され部分食なっている大吟醸より玄米どぶろくの方が良いでしょう。
私たちの体には、糖を含む複合体を消化・吸収し
さらに他の多くの要素が影響しながら糖をエネルギーに変えて活用する仕組みを持っています。
精製された糖の補給は短期結果として、ドーピングとしての効果はでます(この効果がでることにまどわされ本質を見失います)。ただ、継続した場合を長期的にみると、車や電車を知った現代人が今更、長距離の徒歩移動が困難なように。体の本来の機能が錆びつきます。
少し前まで炭水物抜きダイエットが流行っていました
(まだ流行っている?)これも、同じ視点でみていくと
糖を減らすことは大賛成ですが、糖質を多く含む米など炭水化物自体を極端に制限するのは、食養生的にはもちろんですが、現代栄養学的にも危険です。
厚生労働省は三大栄養素のそれぞれの食事摂取基準を設定しておりバランス重要性を示しています。その目標量(総エネルギーに占める割合:%エネルギー)をたんぱく質13〜20%、脂質20〜30%、炭水化物50〜65%としています。
この様に、糖質や食物繊維を含む炭水化物からのエネルギー摂取割合を半分以上にすることを勧めています。
炭水化物を控えるということは
現代栄養学に反する奇をてらった特殊なダイエット方法であるという認識が必要です。
糖質に関しては世界保健機関(WHO)が2014年3月5日、1日の摂取カロリーに砂糖などの糖類が占める割合を5%未満に抑えるよう呼びかける指針案を発表しています。算出すると、平均的な大人の場合、総摂取カロリーの5%に相当する砂糖は25グラムとなります。これは一般的な炭酸飲料1缶分に含まれている砂糖(約40グラム)よりも少ないのです。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35044940.html
精製された糖は控えて、主食である米はしっかり食べた方がいいことは
分かっていただけたかと思います。
そして次に注意が必要なのは微量栄養素です。
現代栄養学では三大栄養素に加え、ビタミンやミネラルといった微量栄養素の存在も重要視しており、5大栄養素としてとらえてもいます。
糖質が過剰になると、単純に「栄養素が大量に入ってきて嬉しいね」とはなりません。
糖質がエネルギーに変わるときに欠かせないビタミンがあります。それはビタミンB1です。
また、糖の代謝にカルシウムが浪費されるとも言われていますが、今回はビタミンB1に注目します。
ビタミンB1は、糖質(炭水化物)や脂肪酸の代謝で消費される他、神経や筋肉の維持、皮膚や粘膜の維持に必要な栄養素です。また、アルコールの分解時にも消費されます。
いくら筋肉に糖が必要だと摂取しても体内にビタミンB1がいなければエネルギー不足は解消されません。更にビタミンB1の欠乏は「脚気」を引き起こします。
(ビタミンB1を多く含む食品として米や麦の糠や胚芽、ごま、焼き海苔、全層の蕎麦粉などがある。またにんにくの香りの成分アリシンと一緒にとるとビタミンB1の吸収率もアップします。食養生的にはお勧めしていませんが、豚ヒレ肉やタラコ、ボンレスハムにもB1は豊富です。)
清涼飲料水やインスタント食品、アルコールなどに多く含まれる糖質を分解するには、ビタミンB1が必要不可欠です。そのためこれらの食品を大量にとりすぎると、分解にビタミンB1が使われて体内で不足し、脚気を引き起こすことがあります。
ビタミンの研究が発展途上だった昔、
脚気は多くの人が命を落とした病気です。
日清戦争で脚気病死者4,064人(戦死者364人)
日露戦争で脚気患者25万人うち脚気病死者27,800人(戦死者85,600人)と銃弾より脚気にやられて多くの命を失っていたという歴史があります。
そして、大正12年(1923)脚気死亡者26,796人(うち乳幼児11,373人)。この年をピークに、次第に死亡者は減少したとされています。
(参照:「見直せ!日本型食生活 鈴木猛夫著」)
ビタミンB1の欠乏症であるという原因が明確になった脚気は、現在では死を恐れる病気ではなくなりました。しかし、現代では再び隠れ脚気の人は増えているのではないでしょうか。
では脚気の症状をみてみましょう。
全身の倦怠感、食欲不振、足のむくみやしびれなどの症状、筋肉痛を起こしたり、集中力がなくなりイライラしたりもします。
もしや、あなたの倦怠感やイライラは
夏バテではなく、脚気の症状なのでは?
市販清涼飲料の多くには、100mlあたり10g程度とかなり多く糖質が含まれています。スポーツドリンクでも100mlに6g程度の糖分が含まれています。水代わりとして飲んでいる場合、1日に2L程度飲むと仮定すれば120〜200gもの糖分を摂ることになります。ペットボトル飲料の普及とその手軽さから、知らず知らずのうちに過剰な糖分を摂取することになり糖尿病性ケトアシドーシスの症状となる通称ペットボトル症候群を引き起こしますので注意が必要です。
ここで私はコーヒーを飲む時はブラックだから関係ないと思っていても、果物には果糖が豊富ですし
加工食品からも大量の糖を摂っています。
加工食品の裏表示を見ると、異性化糖(ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、高果糖液糖、砂糖混合異性化液糖)、水あめ、ブドウ糖、オリゴ糖、人工甘味料など様々であらゆる加工食品に含まれていることがわかります。
夏バテ対策はもちろん、日々の食養生のためにも
JUGEMテーマ:健康
あくまでも糖単品の補給より、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素をバランスよく摂取することを優先するようにしましょう。ビタミンB1ばかりに注目しても視野狭窄で誤りです。栄養学的な点で見るより、一物全体食を意識して精製加工されたものは控えめに日常の食事をしていくようにします。
玄米でなくとも、せめて7分づき(玄米を100とするとビタミンB1は59に目減りする)にするなど米の精製度を落とすと食べやすくなるので、良い妥協点でしょう。
それでも食欲がなく、主食の「米」が食べられない人には
玄米甘酒や味噌汁が栄養補給源としてお勧めです。
]]>健康を維持するため、してはならない七つの禁止事項となろう。
○過去のことをくよくよと考えてはならぬ
○先のことをあれこれ思い悩んでもならぬ
○呑みすぎ・食べすぎをしてはならぬ
○怪しい食べ物は口にするな
○病でもないのに薬を飲むな
○体力にまかせて度がすぎた性交をするな
○怠けぐせをつけてはならない
ストレス、ありとあらゆる食べ物、セックスビジネス、薬、安楽があふれかえっている現代日本。「養生七不可」の持つ説得力は大きい。
文化十四年四月十七日、杉田玄白は八十五歳で病没。
虚弱体質を「養生七不可」で律し、実り多き生涯を得た。
蘭方外科医で蘭医の祖とされる杉田玄白
(1733〜1817年)
外科医の家に生まれ、オランダ医学を学んで後、
オランダの医学書『ターヘル=アナトミア』の和約に尽力。『解体新書』として刊行した。
この解体新書の和約は玄白が39歳のとき、前野良沢・中川淳庵・桂川甫周らとともにオランダの医学書の翻訳にとりかかっている。
翻訳といっても、当時のことなのでとても大変だったことが想像できる。オランダ語は初心者レベルでアルファベットを学びながら苦闘の作業だった。
そもそも虚弱体質で病気がちだった玄白は翻訳仲間たちに、「私は病気ばかりしているし、歳も歳だ。翻訳完成まではとても生きられまい・・・・・私はきっと、翻訳完成の日を草葉の蔭で見ることになるだろうな」と洩らしたことが、玄白の『蘭学事始』からうかがい知れる。
幸い翻訳は一年半で完了。
以上、日本史偉人「健康長寿法」森村宗冬著 講談社+α新書より引用。
**************
余談ではあるが、この解体新書の影響か、
現代医学の脾臓と東洋医学の脾臓は
大きく異なっている。
東洋医学の五臓六腑として出てくる「脾臓」は
現代医学でいう所の「膵臓」の方が近いでしょう。
つまり、古典に○○は脾臓に効くなんて出てきたら
消化機能等に関与する膵臓に効くのだなと捉えた方が近い。
これは単純に誤訳と言ってしまうのは申し訳ない事情がある。
東洋医学の五臓六腑は物理的に存在する物質だけを指しているものではなく、その機能などを含め目に見えない世界も含めた名称となっている。
そもそも概念や物差しがちがう二つのものを使用して翻訳していること自体が無理があったのである。
同じ物差しで測れるものであれば、あれは誤訳だったねと
訂正すれば済むのだが、間違いとも言い切れないのがもどかしい。
じゃあ、腎臓は現代医学と東洋医学とでは同じかと言われれば
そうでもない、現代医学の腎臓は東洋医学の腎の一部を指しているにすぎない。
双方おしっこ製造機的な機能は共通しているがそれでは足りない。
精を臓し、子どもを作ったり生命の根源にかかわる重要な臓器が腎である。
話しは戻って、玄白先生の「養生七不可」が示すように
現代では特に無意識で流され生活をていると養生と真逆になりがち。
先人の叡智・真理は、いつの時代にも通用する。
たまには食養生を見直してみてちょうどいいのだろう。
元農林水産大臣・弁護士 山田正彦
単なるタネに関する法律の話しかと思いきや
タネのとんでもない現状や遺伝子組み換えの危機
グローバル企業の暗躍。
TPPの本性が生み出す想像を超える未来予想図
そして共謀罪を絡め
日本人がどんどん不自由になっていく・・・。
ちょっとした社会派小説より壮大で
ホラー映画より怖い事実が現実はあるようです。
(どうか著者や私の勘違いであってほしい)
食と健康に関わってきましたが
実は鍼灸師など治療家仲間より
音楽や芸術の第一線に携わっている人の方が
食養生の考えに興味を持ち強く共感してくれた印象を持っています。
それだけでなく芸術家やプロスポーツ選手には
自らの感覚で既に食養生的な生活を実践している人も多くいました。
なので、今回アートの展覧会のシンポジウムに呼んでいただいた時
とてもワクワクを感じました。
そして、久しぶりの京都!
展覧会「ファルマコンII アート×毒×身体の不協的調和」
会期:2018年11月10日〜11月25日
会場:想念庵 (606-8227 京都市左京区田中里ノ前町49-2)
ウェブサイト:http://mrexhibition.
展覧会の会場では現在進行形で作製中のアート作品が見れます。
また、天然酵母やその酵母を使ってパリで焼いたパンの展示もあります。
展示品とは別に試食もさせていただきました。
旨い!
同展覧会のシンポジウムに講演の依頼を受けており
11日に京都大学こころの未来研究センターにて
「毒と共存するための食養生」について話してきました。
シンポジウムではフランスの数か所とWEBでつながっており
質疑応答が京都とパリの間で行われるという新しい体験もしました。
また、研究・実践報告として
ジェレミー・セガール氏
フロリアン・ガデン氏
犬丸暁氏
curatorでもある大久保美紀氏といった
アーティストの発表もありました。
自身の作品や作品の背景となっている自身の考えや
取り組んでいるテーマなどの話を聞くなんていうのはとても貴重な体験で
門外漢の私でもアートが少しわかった気になれ
作品を見る目がワンラックアップしたような気分になりました。
こちらの紙をルーペで焼くという
斬新な作品も、最初に現物を見た時も
おもしろくて引き込まれましたが
アーティストの犬丸氏からご自身のテーマである
光の話しなどをうかがい、再度観てみると
またさらに新たな魅力が発見でき面白かった。
25日まで開催されているので
ぜひ、想念庵に足を運んで
実物を観て楽しんでほしいです。
全く異なる分野の方々との触れ合いでしたが
分野が異なれど共通することも多く、また学びもあり
本当に貴重な体験になりました。
お声掛けいただいた大久保さんにはとても感謝しております。
また、全体のadisorでもある京都大学こころの未来研究センター
特定教授の吉岡洋先生の話しも魅力的で
「アート×毒×身体の不協的調和」というサブタイトル秘めた
深い考察をうかがいいい刺激をいただきました。
そういえば、今回は久しぶりの京都でしたので
御所に少し寄ってきました。
シンポジウム会場から鴨川を渡るとすぐに
御所の林がみえてきて、外周の林に一歩足を踏み入れた途端
空気が一変しました。
風水でいうところのイヤシロチとはこんな場所のことを指すのか!
と感じるほど居心地がよく癒されました。
私の中のイヤシロチ(気がいい場所)と
ケガレチ(気が枯れている場所)との見分け方は
「呼吸」です。
自分の呼吸のしやすさです。
イヤシロチでは自ずと呼吸が深くなり
深呼吸がとてもしやすくなります。
温泉とかで「はぁ~~」となるあの感じです。
逆にケガレチでは深呼吸をしたくてもし辛い。
しばらくベンチで瞑想してシンポジウムに備えていました。
今回は、京都
JUGEMテーマ:日記・一般
出張の続きで
海を渡り(渦潮?)
松山に寄ってきました。
そして、帰りの車内でこれを書いています。
]]>
実は、3月頭に別件で家族でマレーシアに行く予定だったのですが
なんと、チェックインも済ませ、空港で荷物を預ける時に
急きょキャンセルするはめに。
パスポートの期限が6ヶ月以上残っていないと入国が出来ないことを知らず
当日に長男の期限がちょっと足りず飛行機に乗れない事件がありました。
そんなわけで、今回が子どもたちにとっては初海外です。
さて、フランスという食文化が日本とは全く異なる環境で
食養生はどれだけ体現することが可能なのか?
実験です。
「郷に入りては郷に従え」なので
パンが主食で、ワインやバターといった普段は縁のない
ものたちにどっぷり浸ってきました。
さて、体重は増えるのか?
体調はどうなるのか?
空からの景色は驚愕の美しさ。
無事到着!
空港からタクシーでパリの街中に予約した宿へ移動。
レトロな建物が林立する街中のキッチン付のお部屋をお借りして
パリ暮らし体験!
往復のタクシーの車窓から凱旋門もエッフェル塔もみましたよ。
(パリには3泊したが直接観光スポットにはほぼ行かず
川船に乗ったのと、ルーブル美術館の前を通ったぐらい)
建物の3階で、キッチンには窓がたくさんあり開放的で
テラスには緑が植えられており、広いリビングに
2ベットルームと快適なお部屋でした。
一泊4万円ちょいですが4人で泊まれて
便利な街中立地でキッチン道具も全てそろっていることを考えると
お得なお部屋をお借りできて幸運です。
歩いて数分のところにBio(オーガニック)専門のスーパがあった。
(ここはチェーン店でパリ市内に数件。)
これだけでも嬉しいのが、歩いて10秒の普通のスーパにも
bioコーナーが充実しており自炊意欲が掻き立てられます。
オーガニック市場は日本ではまだまだ小さく
オーガニックなものはわざわざじゃないと中々入手が難しい。
しかし、欧米や諸外国ではどんどんシェア率が高まっています。
そうとは聞いていたが、実際に来て観ると驚きます。
公園で石拾い。
子どもたちにとっては、パリも近所の公園も同じ。
面白かったのは公園の池で、船を4ユーロで貸し出していた。
乗るのではなく、船を棒で押して、風に流され
反対側でまた押しだすという遊び。子どもに大人気!
パリはの次は電車でブルターニュ地方のバンヌへ移動。
実は、そこに妻の親友のMちゃんがフランス人と結婚して
住んでおりパン屋を営んでいるのです!
フランス語はもちろん予約の仕方なんてわからない我々に
かわってMちゃんが予約してくれました。
しかも妻へのプレゼントだとお代まで支払ってくれました。
多謝!!!
いい友達を持った妻にも感謝。
Mちゃんの義父は
海沿いの町で牡蠣の養殖もしており
御宅に招待され、牡蠣やカニ、エビといった
新鮮な大量の海産物をご馳走になりました。
湾が一望できる素敵な部屋でシャンパンで迎えていただきました。
普段飲まないワインも旨かった。
年齢以上に若々しく健康的なご両親に
健康の秘訣をうかがったところ。
二人とも赤ワインだと言っていました(笑)
牡蠣工場も見学。
夕方だったため従業員の姿はなし。
ただ、牡蠣を洗うベルトコンベアーには、
作業真っ最中で、ただ時間だけが止まったかのような状態です。
日本では考えられないですが
フランスでは従業員の権利が守られており
定時になれは作業の途中でも帰るようです。
過去に牡蠣が全滅の危機に陥った際
日本の三陸から牡蠣の稚貝が来て、乗り切ったそうな。
なので、見た目が日本の牡蠣と同じだと思ったら
ルーツが同じなので、そりゃそうだ。
元々の地の牡蠣もありましたが、それはやや平べったい形です。
私、牡蠣が大好物です。
仙台に住んでいた時も三陸の牡蠣をたくさんいただきましたが
最近はとうざかっていたのでめっちゃ嬉しかったです。
三陸産との比較は記憶が薄れていて難しいですが
こちらのは癖が全くなく、食べやすく、するすると大量に食べちゃい。
旨かった〜。
牡蠣に合うパンと、牡蠣に合うワインも
ご用意していただき、至福の時間でした。
さて、バンヌ近郊の港町での宿泊は
なんと、義父さんの持っているアパートを
宿としてなんと無料提供してくれました。
それだけでも本当にありがたいのですが
冷蔵庫にはbioバターや白ワインが入っており。
棚には赤ワインとお水が大量に。
本当にありがとうございます!
田舎町の小さなスーパーでもBioは充実しており
Bioのりんごやバナナも手に入ります。
商店でも買いだしをして、自炊♪
Mちゃんの旦那の焼いた絶品パン(本当に旨い)と
日本から持参した味噌で味噌汁風のものも作りいただく。
大好物が米の私ですが、意外と米なし生活も楽しめています。
アパートの向かいは魚屋さん。
フランス語しかしゃべらないお義父さんが
日本語しかわからない我々を案内して連れて行ってくれました。
そして、アパートにも新鮮な牡蠣を届けていただき
さっそく白ワインと共にいただきました。
パン屋とお父さんのアパートは車で高速をつかって40分ほど離れているのですが
わざわざ休みの日に道具と材料一式を持参し
こちらの名物のガレットを作りに来てくれました。
そば粉のクレープのような生地を焼いて
それぞれ好きなものを乗せて食べます。
大人はシードルとともに♪
(bioシードルもあった)
めっちゃ旨かった〜!!
今回はBioのマッシュルームや卵、ハム、チーズ、ネギなど。
生地も単にそば粉を焼く前にとくだけでなく
1日寝かせるのが旨さの秘訣だそうです。
そして、デザートは子どもにも大人にも大人気
焼たてクレープ!
こちらの動物園は開放的
ワラビ―との境目はロープ一本。
とうぜん、出入り自由で
人が歩くところにもいます。
Mちゃん手作りのベジサンド
粉の違いなのか、水が違うからなのか
日本のパンとは全然違う。激旨!
そして、普段はパンを食べた後に感じていた
お腹の疲れ感がない!
バンヌの街並みはなんだか、あのネズミのテーマパークのようだ。
外壁に柱のよなのが見えているのがこちら伝統建築だそうです。
マーケットではすんごい元気なカビたちが見れます(笑)
そして、Mちゃんのパン屋へ
お店の奥では、ちょうど旦那特製Bioのパンが焼きあがりました!!
今回はフランスにて
貴重な体験をできただけでもありがたいのに
ローカル観光から電車代、宿、それに豪華な食事に旨いパンなど
ここには書ききれないぐらい
大大大接待を受け本当にありがとうございます!
しかも、Mちゃん夫婦とご両親のそれぞれから
オシャレな洋服など大量のお土産までいただきました。
本当に感謝感謝です!
ありがとう〜!!
電車の中でお土産のクレープ(生地)を食べながらパリへ。
搭乗口では、機内への案内を待ちきれない人々が並んでいた。
なにをそんなに急ぐのか?
我々は椅子に座っていたが、子連れだったので
並んでいる人より先に機内へ案内された。
(フランス人も並ぶのが好きなんだ〜と驚き。
ドイツ行のドイツの航空会社だったからドイツ人かもしれんが)
パリからフランクフルトまでの小一時間の機内で出た
ベジサンドイッチ(ビーガンではなくチーズ入り)
そして、また10時間を超える長いフライトを経て無事日本に帰国。
帰宅後、1発目の食事は自宅で米と味噌汁!
あ〜、旨い!!
意外とパンにバターの生活でも
やや、身体は重くなったものの体調は崩れなかった。
パリでは変な時間に目覚め(時差ボケ?)ていたが
それを通していたせいか、帰国後の時差ボケはほぼなし。
そして、体重は1?弱増えたが、数日で元通り。
食養生の観点からも
たくさんの気づきを得ることができ
今回はとてもいい体験になりました。
]]>
・食後すぐの歯磨きは「するべき」or「30分はNG」
・初期の虫歯は「すぐに歯医者で治療」or「治療してはいけない」
・そもそも歯磨きは「絶対必要」or「基本不要」
・アマルガム「すぐに除去」or「放置」
・歯磨き粉「有効」or「使わなくても結果は同じ」
歯に関する情報に限らずですが
全く逆の、それでいて、それぞれもっともらしい情報が
同時に存在しています。
私は『医道の日本』という鍼灸師の専門誌に連載しており
今回は虫歯がテーマだったので
あらためて歯の勉強をしてみました。
すると歯の情報も多種多様で
情報の選択を間違う大変なことになるようです。
なんせ乳歯は生え替わりますが
大人の歯は一度なくなると一生復活しません。
ヒトはそういうことになっています。
驚くことに象の場合は象牙といわれるあの牙は門歯にあたり
一生伸び続けます。そして臼歯(奥の歯)は
なんと!60〜70年の寿命の中で6回生え替わります。
もしかしたらヒトも歯が生えてくる方法が
何かあるのかもと探しています。
というのは、実は私奥歯が割れてないのです。
(正確には歯冠部という上露出部位の大半がなく歯根は残っています)
食事療法士としてはとても恥ずかしいことなのですが
みなさんが同じ失敗をしないようにあえて公表しておきます。
前から6本目の歯が欠(笑)。
冒頭の矛盾する情報に関しては
個人的には後者だと思っています。
詳しくは次号の「医道の日本」を確認するか
後日、この記事の続編をアップするのを気長にお待ちください。
待ちきれない方は直接ご質問ください。
今回は、歯を割ってしまう要因に限定してて書きます。
先ず、大前提として
食養生的な食生活をしていれば
口腔ケアとは無縁でも歯の健康を保てます。
特に腎が健康で、気血がめぐっていてれば
歯茎も歯も健康で歯のトラブルは無縁です。
現代の歯のケアと食養生からのケア方法は
全く違います。
じゃあ、なんで歯が割れたのか?
そう、食養生をしていたが不養生な点があったのです。
私の場合は以下の3つが大きな要因です。
?激しい噛み込み
?はんすう癖
?安易な歯科選択
歯の構造上、歯冠(露出部分)と歯肉(通称歯茎)の中に隠れている歯頚・歯根に分かれます。
この歯冠の表面はエナメル質といって
人体の中で最も硬い物質です。
歯の内部の象牙質や歯肉に守られている
部分はやや弱いです。
まず、?ですが
歯医者で指摘されて気づきましたが
どうやら強く噛みこむ癖があるようです。
歯の接触面が激しく削られておりすり減っていました。
そういえば、小さいころ歯ぎしり癖がひどかった記憶が・・・。
普段、野菜を切っている時でさえ
歯をぐっと噛みしめていました。
私の奥歯は面と面が接する状態ではなく
凹と逆凹ががっちりと刺さりあう状態で
もはや犬歯なみの鋭さを獲得していました。
つまり、その硬さで守っているエナメル質が
すり減り薄くなり中の象牙質がすけてみえるような
状態(やや大げさですが)だったようです。
しかもそこに硬い凹型の歯の尖った部分が
ガシガシと叩きつける状態が続いています。
もう、これだけで歯が割れそうです。
?番目の要因。
私が食養生をはじめた20数年前
師匠から教わった対症療法の間違った使い方より
悪い癖を持ってしまったことです。
食養生の視点からは「食べたくないもの」が存在します。
自炊している限り問題ないのですが
会食などで出てきたものはどうするのか?
師匠はどうしているか質問した時がありました。
師匠の場合は贅沢食も楽しんで
ただ、舌は喜ぶが身体が喜ばないものはその後「出す」とのことでした。
つまり、会食の時は心から食事を楽しむ。
その後、トイレに行って
「良いものはそのまま、悪いものだけ出て行け」と
念じながら吐き出す。とのことです。
(胃液や唾液は大切な要素なので捨てずに
粗悪な物だけを出す。こんな器用なことが出来ないのなら
決っして真似しないでね。命を削るぐらい危険です)
若かった当時の私は、まねをして出す技術を練習しました。
失敗した点は、出すのが癖づき
普通の食事でも食後、直ぐに胃から戻ってきて
再度咀嚼して飲みこむというのが日常になってしまったことです。
そう、牛のように「はんすう」する癖がついてしまったのです。
硬いエナメル質にも弱点があり
酸には弱いのです。
つまり、はんすう時に胃酸で
自分の歯を消化するといったアホなことを
繰り返していたのです。
そこに?の噛み込み癖が合わさると
歯の摩耗は加速して行きます。
そして?ですが7年ほど前に
アマルガムの危険性を知って
近場の歯科ですぐに除去をした安易さが失敗の元でした。
アマルガムとは昔よく使用されていた
虫歯治療時の詰め物で
成分の約50%を水銀が占め、それが時間と共に溶けだし
様々な全身症状の原因にもなりうるとも言われています。
私が食養生と出会ったのは18歳の時。
しかしその時には既に幼少期に虫歯治療をして
アマルガムが、あの6番目の歯や他の数か所に既に詰まっていました。
たまたま、20年以上何もなかった詰め物の一つが取れたのが
約7年前、これを機に身体に害の少ないものに替えてもらおうと思い
最寄りの歯科医院に行きました。
(今から思えばこの時ちゃんと歯医者を選んでおけば・・・)
保険外だとセラミックも選べたので
取れた箇所はもちろん、残存している箇所も
全てアマルガムを除去しセラミックに替えました。
このアマルガム除去をする際
詰め物との接着面の自前の歯も少し削ります。
悲劇はここからはじまります。
しばらくしてから、詰め物が取れたのです。
(柔軟性のある金属と違い、硬いセラミックは
取れやすいのでしょうか。)
そしてまた同じ歯科医院に行きし直してもらいました。
その際、また接地面に残る接着剤と合せて
自前の歯も削ります。
そして、その後信州に移住しますが
なんとまた取れて、自前の歯ごと削り
セラミックを入れる。
これを繰り返します。
この間に何が起こったのか(私の想像ですが)
最初は小さな穴だったものが
外す時に削られ穴が少し大きくなり
また外れた際に、また削り、更に穴が少し大きくなる。
これが繰り返される。
歯科医のミスということで
無料で再度セラミックの制作から
取り付けまでしていただきましたが・・・・・。
お金は減らないが歯はどんどん削られ減って行きました。
そもそも、?&?で薄氷のエナメル質だということを
知らない歯医者さんは、どんどん削り
しかも、穴に入るのは変形できる柔軟性のある金属ではなく
ガッチっと硬いセラミックが入っています。
底を噛みこんだ歯が叩くのです。
これは、大きな岩を砕く際に
クサビを打って叩きわるのと同じですね。
ハンマーで叩いても割れない硬い岩も
小さなクサビを中に入れ中からの左右に
押し広げる力が加わると簡単に割れます。
上下の衝撃には強い構造をしている歯も
まさか中から左右に押し広げる力が働くなんて
想定していなかたのでしょう。
見事にパッカリ二つに割れたのです。
もしセラミックでなく金だったら
金が変形するだけで歯は割れなかったのかも。
そんな訳で、最後のダメ押しは干し柿の中のタネだったとしても
???の要因があっての歯の分裂が発生しました。
そりゃショックでした。
歯は丈夫な方で、梅干しのタネもバンバン
くだいていたのに・・・。
(過信が失敗に至った最大の原因かもですね。)
割れた歯はすぐに抜くことを勧められましたが
経過観察をするとことにしました。
すると、割れたすき間に食べ物が詰まり
それが気になり、楊枝でガリガリ。
(歯茎への楊枝などの刺激は
歯茎の退縮を促しますのでダメですよ。)
結局数年を持たずして
歯が内側からどんどん減っていき
エナメル質で守られていない
歯頚部で折れて歯冠が取れました。
何とか歯根を残し、これを利用して義歯を再建する。
もしくはまた歯を生やす方法を模索していきたいと思います。
みなさま、くれぐれも
歯は大切にしてくださいね。
甘いものによる虫歯といった
一般的な歯のトラブルとは違う内容ですが
だれかのご参考になれば幸いです。
]]>新年あけましておめでとうございます!
旧年中は多くの皆様に大変お世話になりました。
多謝!!
2017年は激動の(自分の中で)の一年で
おもしろい人生の岐路を体験しました。
詳細は書ききれないので割愛しますが
とてもいい波に乗れているような気がします。
2018年はその流れを上手く乗りこなして
新たな活動を開始していきたいと考えております。
今年は日本食事療法士協会を通じて
食と健康の専門家である「食養生コーディネーター」の育成など
食養生の啓蒙活動を中心に
治療院の新たな店舗開業も準備しております。
そして、おもしろい流れの一つとして
冒頭の御舟祭りで有名な穂高神社にご縁ができ
神社内の店舗をお一つお借りすることになりました。
穂高神社はご近所で氏神様のお祀りする神社であり
私自身、氏子(うじこ)として何か盛り上げる一助となれば幸いです。
地域に地盤と実績がある強力な方々との提携も決まり
店舗の大枠は固まりつつあります。
何をしようかワクワクしております。
そんなわけで、今年は戌年らしく
駆け回るとしになるのでしょうか。
今年もよろしくお願いいたします!
追伸(1月の告知)
とても魅力的で、ぜひ多くの人に観ていただきた映画の
上映会があります。安曇野・東京ともに私も参加します。
JUGEMテーマ:日記・一般
]]>(Yahoo!ニュース記事、堀江貴文氏の言葉)
たしかに。今は時代の変わり目だ。
業界の壁が崩壊している今、何をすればいいのかその答えの一つが多動力なのだろうか。
堀江さんはほんとうに面白い人だ。
堀江さんのような世の中を動かす側の人には
職人的な考え方は理解できないのだろう。
ただ、激動の時代の波にのるためには
多動力が必要というのはよくわかる。
私自身も鍼灸師の諸先輩方からは
「お前は鍼の修業にもっと専念しろ」と
怒られそうなぐらい、いろんなことをしてきた。
鍼灸の理論と技術を本気で取り組みだすと
たぶん一生かかっても終えれないだろう。
だからかどうかはわからないが
治療家でありながら食事の研究を
深堀りしている鍼灸師は意外とすくない。
食を正すと心身の状態が変わるという感覚は
同業者の鍼灸師より、音楽家などアーティストの方が
共感してもらえることが多かった。
私は鍼灸の治療もしているが
食養生のセミナー講師や雑誌の連載、食養生の実践と研究もしている。
まあ、ここまでは大きなずれはない。
その他に、宿泊型治療施設の企画・運営
味噌・醤油など発酵食品の試作と製造、酒蔵の営業業務
会社経営、宿泊業のコンサルタント、日本食事療法士協会の主催
地域市民団体の運営、農業(手伝い程度)、子育て、投資、などなど
鍼灸の技術の研磨以外のことをいろいろしている。
特の会社の経営となると、資金繰りから商品企画やWebサイトの作成
製造業務に営業、広告まで業務範囲は多岐にわたる。
職人的な鍼灸師からみると
そりゃ怒られるね。「ちゃんと修行しろ」って。
確かに鍼の技術には関係ないことばかりだ
しかし、人の心身を整えるための「治療」という広い視野でみた場合
確かに点と点がつながり他の治療家にはできない治療感覚を
身に着ける事も出来ている気がする。
賛否両論あっていい。
鍼灸の専門学校に入学した当初は
日本一の鍼灸師になる。なんて宣言していたが(笑)
今は、日本一の鍼の技術習得は目指していない。
世界一の鍼の技術を持つ人も
世界一の醤油も紹介できる
そんな治療家?でありたい。
冒頭の引用元
堀江貴文氏「多動力こそが最も重要な能力だ」(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
]]>
勝手に「お米=日本」だと思っていましたが
韓国もお米の国です。
韓国在住の友人によると
韓国では幼稚園~高校の給食でパンが出ることはなく
主食はお米だそうです。
取材依頼が来た際は、体験者を連れてくるということだったので
かってに美人モデルだと勘違いしておりました。
いらしたのは、糖尿病持ちの64歳の男性俳優さんでした。。。。
期待値が高かった分、拍子抜けでしたが
素敵な俳優さんでした。
そして先日、韓国でTV放送されたようです。
26:56あたりから10分弱ほど、登場しています。
会場&養生食の提供していただいた一絲の皆様
せっかくのお休みなのに
ご協力ありがとうございます。
多謝!!
撮影後は、「玄米どぶろく」的なお酒を振る舞いました。
福源酒造の「88純米酒」と「88純米にごり酒」
このお酒は、大吟醸の真逆、削らないお酒です。
一物全体食!!
この時の様子は福源酒造のfecebookでも紹介されています。
ちなみに
世界で一番米を食べている国はどこでしょうか?
(一人当りの消費量が多い国)
第1位は日本
ではなく
1位バングラディッシュです。
2位、ラオス
3位、カンボジア
4位、ベトナム
5位、インドネシア
・・・・・・
15位、韓国
・・・・
50位、日本
だそうです。
あら、低いね。
なんせこの50年で消費量は半減という
激減の一途をたどっているから当然なのか。。。
ここは、朝霧高原診療所 院長の山本竜隆医師が運営する養生施設。
医学博士で統合医療のスペシャリストでもあるの山本先生は
富士山静養園を著書でも警鐘を鳴らしている「自然欠乏症候群」の対策や
自然環境保護活動の拠点としている。
今回は11月19・20に開催された
日本食事療法士協会の主催するイベントの
「気をめぐらす食養生入門」に参加して来たのである。
食養生コーディネーターの有資格者を含む
15名で一泊二日で富士山静養を贅沢に堪能してきた。
先ずは富士宮へ向かう道中から美しい
紅葉はやや終りかけであることと天候の悪さを差し引いても
山の彩は美しかった。
到着後
良導絡の測定器で身体の五臓六腑の状態を数値化し
私、食事療法士の辻野による「はじめての食養生講座」があった。
そして、みなさんお待ちかねの夕餉。
講座中に好い香りが漂ってきて
参加者の食欲を刺激し、話が耳に入らなかったのでは(笑)
夕餉は山本先生の奥様が作る養生食
これが旨い!満たされ感が高くデザートいらず。
でも手作りデザートまでついてきた。
こんな食事を毎日していたらどんなに幸せだろう。
しかも、美人でおきれいな奥様は
なんと元宝塚なのである!
そんな方に養生食を作っていただけるなんて
幸せ倍増である!
夕餉の後は山本竜隆先生による健康講座「病気にならない食習慣」
先生の話は以前に聴いたのだが
また新鮮な驚きとともに聴き入る。
先生の熱い思いに感動し、すっかり山本先生のファンである。
近くに人気のない別荘街があり、一軒だけ明かりがついていたが
それ以外に明かりはなく夜は真っ暗で星空がめっちゃ美しい。
(翌日知ったが、明かりが灯っていた一軒は山本先生の自宅とのことでした)
翌朝は6時から車で10分ほどの日月倶楽部に移動して朝日を拝む。
ツリーテラスの上からだと海まで見渡せる。
最高の絶景スポットを発見!
日の出と富士山の両方が拝めるなんて最高に贅沢な朝で
早起きしても全く苦にならず、ただただ喜びである。
その後、静養園に戻り、朝散歩&富士山の湧水の”お水取り”
山本竜隆先生のご案内で2万坪の自然林の中を散歩し
富士山の湧水を汲みます。
先生自ら水の中にジャブジャブ入って
水を汲んでくれることも。
美人には優しい?
もとい、みんなに優しい先生が
大自然の魅力を紹介してくれるのである。
早朝の散歩は見るものすべてが美しく
こんな環境での朝散歩なら早起きが苦手な人でも取り組めそうな気がする。
二日目の講座は「自分でできるツボ治療」と題して
実は鍼灸師でもある私を中心に正しいツボ押しの実習。
前日の良導絡の診断も活用しながら
自分で自分を治す技術を体感しながら体得していただいた。
食養生では朝は発散の時間帯で
食べ物を口に入れるより前に
活動し排泄をしておくことが好ましいとしている。
6時から散歩など活動してからの
10時の朝餉とは理想的である。
旨い!富士山を拝み活動した後のせいもあり
食欲モリモリで玄米のおかわりもいただきました。
プログラム終了後
せっかくの富士宮だということもあり
観光して帰ることに。
この近辺で有名なのは・・・
「やっぱり富士山でしょう!」
しかし、さすがにノリでちょろっと登れるような山ではない。
なんてったって、富士山は日本一高いお山なのである!
結局、希望者数名と静養園の近くにある
山本先生おすすめの滝にいった。
更に、富士山本宮浅間大社にも
ご挨拶をしてきた。
そして、雄大な富士山を西から眺めながら
北アルプスのふもとである安曇野へと戻って来たのである。
この度は山本竜隆先生をはじめ
奥様やスタッフの皆様には本当に感謝感謝である。
ご参加していた皆様も感謝感謝!
また、企画や準備など当日のサポートをしていただいた
協会の事務局にも感謝感謝。
多謝!!
富士山静養園には
私が理想とするような環境や施設があった。
そして山本先生夫妻や優秀なスタッフもいる。
参加者の声に「ぜひ定期的に通いたい」というのもあった。
私もその意見に同館である。
これは定期的に開催していきたい。
次は初夏の6月あたりの静養園を観てみたい。
一般も受け入れている日月倶楽部も
今回ちらっと見てきたが
こちらの施設も環境も魅力的で
富士山がでーんと見える景観も魅力的であった。
日月倶楽部にも一度、泊りに行きたいものである。
]]>長野県酒造組合が主催する
「貯蔵・出荷管理講習会」に参加してきました。
そこでは
「清酒製造における異臭とそれらの発生要因及び対策について」
の専門家の先生の講演がありました。
面白いのは、実際に標準見本としての
お酒がずらりと並び、きき酒体験ができるのです。
お酒のにおいに関して
私は「いい香り」「嫌なにおい」
(↑二択とは表現が貧相な・・・)
これぐらいであとは臭いが強いか弱いか
そんなていどの表現力しか持ち合わせていませんでした。
ところが「清酒フレーバー」としては
なんと大きく分けて42種類もあるようです。
会場では代表的な15種類の「きき酒」ができ
参加者の酒蔵関係者は熱心にその香りを
感じ、また「けもの臭」だとか「ひなた香」「木香様臭」などなど
様々なにおいの表現を書き留めていました。
その道のプロとなるとさすがです。
そして答え合わせをします。
はい、まったくわかりません。
確かにそれぞれ臭いが異なることはわかります。
だが、それが「かび臭」なのかなんなのか
その判別まではできません。
4時間の間に「きき酒」と「講習」がみっちりと詰まっており
とても面白かったです。
答えをみて、そして講習を受けてから
再度、臭いを嗅いでみると
確かにそれっぽい匂いがそれぞれします。
今回の見本は「オフフレーバー」といって
清酒には好ましくない臭いの代表たちが並んでいました。
確かに「酪酸」のにおいはキビシイ臭いで
「げろ」の臭いでした。(これはダメだとさすがにわかった)
※業界では「渋柿香」といい「銀杏、チーズ様の臭い」と表現するようです。
しかし、その中で「老香」は
私にとってはいい香りに感じました。
またフェノール臭は
清酒にとっては「オフフレーバー」ですが
ワインやバイチツェンビール(ドイツ)では「特徴香」として
好まれていたりもします。
清酒の業界で、優秀とされるお酒をつくるために必要なことと
その対策などとても興味深く有意義な内容でした。
そして、もう一点おもしろかったのは
「カビ臭」のお話
カビ臭の原因物質としてTCA(2,4,6-トリクロロアニソール)
というのがわかっているのですが、
なんとその原因は「防カビ剤」や「塩素漂白」だそうです。
製造工程で使用する道具や、資材置き場としての木製パレットなどを
衛生的に処理するためにしている行為が
実は「カビ臭」の一因になっているようです。
防カビ剤を使っていることが
「カビ臭」の原因になるとは皮肉ですね。
ここで学んだことは、とても有意義で
清酒の業界での活用はもちろん
私が個人的に製造している味噌や醤油の仕込みや
保存にも活用できそうです。
今回の講習を通じて
日本酒の奥深さとその魅力に
あらためて気づかされました。
ありがとうございます!
]]>
Web上の写真(ライセンスフリー)を引用のため何かは不明です。
明らかにメーカーの利益優先でつくられた食べもの風の品。
防腐剤がたっぷりで栄養欠落どころか
体内の大切な要素を浪費してしいそうな食品。
そして食べた後には胃もたれを引き起こし
後悔することがわかっている。
でも、、、つい食べてしまう。
なぜだろう。
それは異時点間の選択が
もっとも困難な意思決定でもあるからである。
今の快楽(脂質や糖などの栄養の容易な補給)と
将来の健康という異なる時点のものを
きちんと比較し選択するということが
脳の構造上難しいらしい。
1980年にコーネル大学の経済学者、リチャード・セイラーがその理由を検証した。
セイラーによると、異時点間の選択の非合理性を理解する唯一の方法は
人間の頭が単一の意思決定者であるとは考えずに、「二つの半自治的な自分」から成る
ジョイントベンチャーだと考えることだ、という。
この「半自治的な自分」の一方をセイラーは「近視眼的な実行者」と呼ぶ。
すなわち、手っ取り早い満足感だけに関心がある自分だ。
もう一方は、将来を見据えた「計画者」で
実行者を管理しようとすることを任務としている。
・・・この二つの自分は「単一時点で衝突し」
その衝突の結果、よくない意思決定を下してしまうことだ。
なぜ
1980年代終盤には、脳スキャンなどの新たな医療技術により
「人間の意思決定プロセスは二つの大きく異なる
脳内プロセスどうしの争いのようなものだ」ということが
実際に確認され始めたのだ。
一方には、高い認知プロセスがある。
これにあたるのが、前頭前皮質という脳の比較的新しい部分で
複雑な問題解決や抽象的な考えを司る。
もう一方の部分は比較的古い部分で、主に辺縁系
またの名を「爬虫類脳」といいい、危険やセックスなど
存在に関係する活動への本能的なアプローチを司る。
この前頭前皮質が将来どんな不都合が表れるかを
想像できるのに対し、辺縁系はそうした将来的な結果に関しては
まったく関知しないという奇妙なカップルはすべてにおいて異なっている。
[「衝動」に支配される世界 我慢しない消費者が社会を食いつくす」
ポール・ロバーツ著 神保哲生解説 東方雅美訳 ダイヤモンド社より引用]
食べると「旨いが死ぬ」or「食べなければ生き延びる」
という選択肢ならだれでも容易に後者を選べるだろう。
問題は、近代の科学の進歩のおかげで
生み出された農薬、食品添加物、薬品などは
ただちに健康に影響のでない。
食べものには、残留農薬、食品添加物が含まれる。
人の生命や健康に対するリスクと有用性を秤にかけ
有用性が勝れば、これを是とする考え方が行政や食品メーカーなどの主流となっている
リスクが全くない、ゼロリスク論は
個人的には目指したいがあくまで理想論である。
一般的にはネグリジブルリスク論が採用され
リスクがあっても化学物質を使用することの有用性が勝る時には許可されている。
※ネグリジブルリスク論:些細なリスクがあっても
それに勝る有用性があれば、使用を認めてもいいという考え方をいう。
毎日一定の量を摂取しつづけた場合、10〜100万人に一人が
あらたに死亡したり重篤な疾患になるリスクをいう。
[食の安全事典 山口英昌監修 旬報社]
宝くじより当たる確率が高そうだとか
単体で認可されているといっても複合でのリスクはどうなのかとか
通常の人より敏感だとどうなるのかとか
想定されているより大量に食べた場合はとか
そんなことはさておき
将来得られるであろう利益(不健康にならない)
というものは、とてもイメージし辛く、後回しにされる。
そして「近視眼的な実行者」が勝ってしうのである。
身体に悪いとわかっていても
つい食べてしまう自分を許してあげることにしよう。
そう、それは「爬虫類脳」があるかぎり仕方ないこと。
ただ、危険な誘惑の多い現代社会を
健康で乗り切るためには、将来どんな不都合が表れるかを
想像できる前頭前皮質を日々鍛えていくしか無いようである。
誘惑が目の前にやってきた時
衝動で行動する前に、一息ついて
冷静に、そして客観的に異時点間の選択をし直してみる。
そんな訓練を積み重ね「計画者」を育てていこう。
健康の知識があるなしに限らず
異時点間の選択は間違えるものだと認識した上で。。
]]>
食育推進委員に任命されました。
本日、平成28年度 第一回安曇野市食育推進会議が
安曇野市の穂高健康支援センターにて開催されました。
そこで安曇野市長のお名前で
「人事通知書」を頂戴したわけです。
二年間の任期ではございますが
安曇野市食育推進委員として微力ながら
地域に貢献させていただきます。
そして、本日さっそく
実績や計画さらに今後の方向性などの協議がはじまり
10名近くの市の担当者と15名の委員による会議がありました。
市の担当者による過去実績をまとめた資料や
食育推進の目的提示や理念、方針はとても素晴らしく
委員会会長や市の担当者の能力の高さを感じることができ
とても安心感を得ることができました。
そうは言っても、ただ参加して聴いているだけなら
私が貴重な時間を割いてまで委員参加した意味がないので
適度に質問と意見を発言しておきました。
特に感じたのは
資料の中では素晴らしい文言が並んでいるのですが
この内容が市民に伝わらないと意味がないです。
たとえば「糖分の摂りすぎや運動不足等の生活習慣が
市民の健康状態の現状の結果を招いている可能性が考えられる」として
具体的に、学童期から摂取を控えることが必要だと書いています。
※本文「糖分、特に菓子やジュース、アルコール等の単糖類をよく摂る食習慣は
特定健診を受ける40歳から74歳までの世代だけのものでなく
親、祖父母から子へつながってきく可能性が高い習慣です。
特定健診を受けた後の保健指導のみならず、乳幼児期、学童期からの
食生活を見直すことにより長期的な視野に立った
生活習慣病の予防を行うことが大切です。」
この素晴らしい考え方が書かれた
「安曇野市食育推進計画(第2次)」は
平成26年3月に安曇野市が作成しています。
そこで、これらはどこまで学校給食の現場に反映されていますか?
と質問したところ、情報共有することが可能な会議は開催されているが
各、給食センターの管理栄養士さんの任せで
特に指示もしなければ、どうかえたかのフィードバックも特にないようでした。
参加していた教諭の話では、変わっていないようです。
それより、え、なんでそんなことを突っ込むの?
といった雰囲気があり、今日わかったことがあります。
別管轄への干渉の難しさや
影響力の無さを自覚しているというか
できないものだと思い込んでいるように感じました。
自分たちの中でできることは
もちろんしっかり推進するが、別組織(例えば給食センターや学校)へは
情報を提供はするが、具体的に何かを共同で推進するとかは少ないようです。
普通の企業なら、「いい商品を作りました」で
終わりでなく、そこから「いかに売れるか」を模索するわけです。
そのために別の会社とも必要に応じて連携したりもします。
しかし、どうも「いい商品づくり」に全力投球で
あとは店頭に並べたら終わりといった雰囲気で
どうやったら売れるか(活用してもらえるか)と考える時に
どこの組織と連携すべきかという発想がもっとあればいいのにと感じました。
いい商品なのに、目だたないという非常にもったいなさがありました。
そのあたりを、今後は打破するお手伝いをしていきたいです。
せっかく民間からの委員参加なので
民間の感覚をお伝えしていきたいものです。
ここでは書きませんが
民間企業ではあり得ない感覚がちらほら・・・・。
予想はしていましたが、あらためて驚きました、
(私と同様、民間参加の人なのにって方も)
まだ、今回は様子見でおとなしくしておりましたが
安曇野でも医療費が増大し続けているという問題があり
また、変革には時間がかかるものなので悠長にはしてられません。
次回からは安曇野の未来のため積極的に参加していきます。
日本の食文化を変えることを目標に活動している私としては
地元、安曇野市からいい流れを作っていきたい。
]]>
大反響の「NHKスペシャル」を書籍化!
以下≪≫は文藝春秋の作品紹介
≪大反響の「NHKスペシャル」を書籍化!
これまでアレルギーの”常識”とされてきた数々の情報。
「一度発症した花粉症は治らない」
「アレルギーになりたくないなら、アレルゲンをとにかく排除する」
「アレルギー予防のために、離乳食はゆっくり進める」
「卵などのアレルギー食品は赤ちゃんに食べさせないのがベター」
「妊娠中、授乳中の母親の食事が子どもをアレルギーにする」……。
これらはすべて、間違いでした!
20世紀後半から、先進国で爆発的に増加したアレルギー。
日本では国民の4人に1人が花粉症を、
赤ちゃんの10人に1人が食物アレルギーを発症しています。
アレルギーパンデミックとも言われるこの状況を打開する手はないのだろうか?
最新研究に迫ろうと始動した取材班が直面したのは、
医療の常識が根底から覆ろうとしている衝撃の事実でした。
カギを握る存在として注目されるのが、日本人研究者が発見した
新たな免疫細胞「Tレグ」です。
この細胞の働きが分かったことで、アレルギー発症メカニズムの解明が進み、
完治を目指す根治療法の研究が世界中で始まっています。
世界中の最新研究を丹念に取材し、アレルギーの予防と完治に向けた実践的な情報が詰まった一冊です。≫
他者や異物を攻撃する免疫システム
その暴走がアレルギーだとされている。
これまではアレルゲンを避ける対症療法が主で
暴走する免疫の機能抑制を研究してきた。
免疫の抑制は外敵から守るシステム自体を低下させ
アレルギーは落ち着いたが、他の病に侵されるリスクが生じる。
これまで、難航していた
現代医学的なアレルギー治療の分野に
新たな免疫細胞「Tレグ」の発見が
一石を投じ、新たな展開を見せたようだ。
どうやら免疫には
攻撃を抑制するシステムも備わっていて
それが正常に働いているかどうかが
アレルギー発症に大きく関与しているという説だ。
この新たな視点が、アレルギーの治療に大きな光を差し込んだのである。
そもそも東洋医学的なアプローチだと
気のめぐりを中心に見ていくのでこれらの科学的な新発見は特に影響しない。
しかし、私自身
既存の科学的な視点でのアレルギー予防の常識が
刷り込まれていたことを、この本を読んでいて気が付いた。
冒頭の作品紹介にあった
「アレルギーになりたくないなら、アレルゲンをとにかく排除する」
「アレルギー予防のために、離乳食はゆっくり進める」
「卵などのアレルギー食品は赤ちゃんに食べさせないのがベター」
「妊娠中、授乳中の母親の食事が子どもをアレルギーにする」
これらは古い考えが基になって信じられてきた
ある種の迷信みたいなものであると、この本では紹介されている。
アメリカ小児学会の指針では
2000年には根拠となる研究や調査はほぼ存在しないにもかかわらず
「妊娠中、授乳中の母はアレルギー食品を避けること」
「乳製品を与えるのは1才以降、卵は2歳、ナッツや魚は3歳以降」
としていた。
ところが2008年には
「妊娠中、授乳中、離乳食でアレルギー食品を避けても
アレルギー予防に効果があるという科学的根拠はない」
と変更されているのである。
指針では「食べることが有益な可能性」には触れていないが
そんな研究データも出てきたようである。
事例として、妊娠中に徹底してアレルギー食品を我慢して
生まれてくるわが子がアレルギーにならないようにする母親も取材している。
しかし、皮肉なことに
真逆の「妊娠中に母親が食べた方が発症率が低い」という
データもあり、その結果として2008年の指針が変更された。
日本でも当然その影響を受け
食品アレルギーの可能性の高い食品に接するのは
遅い方がいいという考えが浸透している。
我が家も、お蕎麦は離乳食が始まってもしばらくは
意識的に遅らせた方がいいという情報を鵜呑みにし
気をつけようとしていた。
実際はわりと早めに食べてしまっていたが・・・。
結果おーらい?
本の中では、もう一つ興味深い説が紹介されており
アレルギーになるかを決定するのに
アレルゲンが皮膚から入るのが先か腸からが先かが重要と言っている。
≪≫内引用
≪「アレルゲンが腸から入るか、皮膚から入るか、それはアレルギーになるか、ならないかを決定づけるレースのようなものです。先にその異物を腸から吸収できれば、攻撃を止めるTレグが作られ、体は異物を受け入れる。でももしその異物が皮膚から先に入ってしまえば、私たちの免疫は異物を攻撃対象として記憶する。
そして、アレルギーになってしまう。つまり、腸からいち早く入るようにする。それこそがアレルギーの予防を可能にする大きなカギだと考えられます。」≫
興味深い内容の本であることと
視聴者を飽きさせないテレビ番組が元になっている本なので
読み進めるのを楽しめる展開でおもしろかった。
腸が未完成な赤ちゃんのころに
どんどん異物を送り込むのは
アレルギーとは別の意味でリスクがありそうなので
これらの説を鵜呑みにするのも気をつけたい。
特に牛乳など動物性たんぱく質は別のリスクがある。
なので早期の離乳は、やはりおすすめできませんが
母乳以外は極端にゼロにするというのも
ある意不自然なのかもしれませんね。
同書の中でも紹介されていましたが
家畜とともに幼少期を過ごすとアレルギーになりにくいというデータがある。
異物である雑菌の中で成長することで
適切な免疫を獲得するからだといわれている。
これは、アレルギーが現代的にいう清潔な環境というものが
生み出した現代病といわれるゆえんである。
どうしても、現代人は
赤ちゃんが何か口に入れたら「ばっちよ」と止めたり
先回りして、身の回りを抗菌グッツばかりにして
殺菌消毒にやっきになり
免疫を獲得する場面をどんどん奪っているのでしょう。
一つ言えるのは
ほっとくと、赤ちゃんはいろいろ勝手に口にいれる。
これを極端に避けることはアレルギー的にはマイナスになる。
食べ物も、不潔といわれるものも。
衛生観念は大切ですが
行き過ぎた潔癖は自然との隔離であり
逆に不自然な環境を形成してしまいその代償として
アレルギーが生まれてきたとも言える。
現代が生み出した新たな病気であるアレルギーは
過去の常識があてはまなない。
そのメカニズムの解明も予防法や治療法も
これからどんどん変革をしていくのでしょう。
今回紹介した説も含め
最新だからと鵜呑みにすると、情報に振り回され
努力のわりに結果がついてこないという悲劇を生む。
昔ながらの生活や、自然と調和した暮らしというものを
もう一度見つめなおす機会ととらえて
本質を見抜く力を身に着けていけるようにしたいものである。
JUGEMテーマ:健康
]]>3年以上前に味噌を仕込んだ樽を
感謝の気持ちを込めて洗浄しました。
旨い味噌を醸し、そして
保存し続けてくれて本当にありがとう!
本日残りの味噌を取り出し
しばしお役ごめんでございます。
感謝。
こないだの三連休は移動が多かった。
土曜日に東京で食養生ジュニアコーディネーター養成講座を開催!
無事9名の食養生仲間が誕生!
日にちをまたぎながら安曇野に戻り
息子の散髪などを楽しみ、その日の夜にはつくばまで移動開始。
またまた食養生ジュニアコーディネーター養成講座の
臨時開催があり、また90分4コマの講義をしました。
会場↑つくばカピオ
つくばの街並みはすっきり感があります。
電線が無いせいかな。
企画から準備手配をしていただいた
日本食事療法士協会、茨城支部長の広木仁先生
ありがとうございます!
そして、また日付をまたぎながら帰宅。
出張以外にも、地元の幼稚園での講演など
この一週間はわりと出歩いており、家のことが滞っていた
今日この頃。
明日から息子も夏休みになるので
本日は家のことをしようと決めました。
そして、はじめたのが
冒頭の味噌樽のお片付け。
天気がいいので今年仕込んだ梅を干し
そして醤油の腕まくり
2013、14、15年に仕込んだ醤油樽がずらり!
4家族で共同で仕込んだ醤油で16年のは別の場所に。
東京から信州に引っ越してきて6年目
稼ぎ得られるお金とはまた違う
貴重な財産をたくさん得られている気がします。
醤油をまぜながらいつも思う。
これらの保存食は、なんてすばらしい財産なんだろうか!
何かあってもこれで生きていけるなぁ〜。
と。
通常の流通には乗らない
素材や仕込みなどこだわりの発酵食品たち。
お金では買えない生きる糧たちです。
味噌がカビるなど、まだまだ課題があり
日々勉強、実験中ですが
旨くて、そして健康維持ができこりゃ最高やね。
金銀財宝を蓄えている気分にひたり
ニヤけながら見回りました。
これを読んでいただいた方。
我が家の財産自慢に
お付き合いいただきありがとうございました。
]]>
[「餓鬼のごとく痩せ衰えたる男女,柵際へより,もだえこがれ,引き出し助け給へと叫び,叫喚の悲しみ,
哀れなるありさま,目もあてられず。…」非常に極端な飢餓状態であったことが想像される。
柵へ登って外に出ようとすると秀吉方から鉄砲を撃たれ,傷ついて倒れる者も多くいた。これらの人を息があるうちに,
周りの人達が食べに来たことが報告されている。
また,豊鑑にはこの地獄の惨状を「糧尽きて馬牛などを殺し食いしかども,それも程なく尽きぬれば餓死し,
人の宍を食合へり…子は親を食し,弟は兄を食し杯しけるその記録が残っている。」と記載されている。
この城内の凄惨さに見るに見かねた城主の吉川経家は,もはやこれまでと自決の条件で開城することにして,城兵の命を助けることにした。
秀吉はこれを許し,餓えた城兵のために道のほとりに大がまを並べて粥を煮た。
やがて開城されて餓えのためにふらふらになって出てきた城兵たちは,目の前の粥を見てむさぼり食った。
急に食べすぎたためにせっかく生き長らえた者たちも,ほとんど死んでしまったそうである。
秀吉軍は既にその頃から,飢餓の人が急に腹いっぱい食べると死んでしまう可能性があることを知っており,
このころから既に秀吉は,リフィーディング症候群を知っていたことになる。]
※[ ]内はhttp://terra58.hatenablog.com/entry/2015/05/26/210000より引用
その他参考資料:女医の馬渕まりさんの記事
厳しい絶食をしていた兵士はリフィーディング症候群で死ぬが
優先的に食事ができていたであろう女や子供は生き残ります。
そして戦が終われば敵にも飯を振る舞ってくれたと
秀吉たちのの印象もよくなり、その後の統治もしやすくなったことでしょう。
さすが策士ですね。
つまり、兵糧攻めによって不本意ながら
「断食」をしていた兵士ですが
断食にも正しいやり方があります。
たとえば一週間の断食をする場合
一週間ぐらいかけて徐々に食事を減らしていき
断食あけは最初は重湯(お粥の汁の部分だけ)を少しから始め
一週間かけて徐々に増やし元の食事に戻します。
とくに大事なのは断食中でなく
断食あけの食事。これを間違うと命を落とします。
関東断食道場 小島八郎著
『家庭でできる絶食の効果』の中では
断食満了後の心得として
「絶食による生命の危険はないといってよいが
絶食後における食餌のとり方をあやまることによって
生命をうしなう危険はある。この点はとくに注意しなければならない。」
と伝えています。
また、
絶食後の最初の食事は、きわめて慎重な注意を促している。
●熱い食物は禁物である。
●固い食物もいけない。
●多量にとってもいけない。
●急いでとることもいけない。
今、地球レベルで活動期に入っているという説もあります。
あなたや、あなたの身近な人が
災害に出くわし、いつ断食を強いられる環境に
閉じ込められるかわからないでしょう。
そして、幸いにも救助された際
または救助した際、最初の食事をどうすべきか
知っているのと知らないのとでは真逆の結果になる可能性があります。
もしもの時のために
記憶の片隅にでも留めおいてくださいね。
【参考】
『からだと心を整える「食養生」 ――食より大切な思考と実践』辻野将之著 技術評論社
内、「食養生」活用編 6.緊急時×食養生
JUGEMテーマ:健康
日本でも今、ビタミンD不足の乳幼児が増えているという。
京都大学の依藤亨講師(小児内分泌代謝病学)は、京都市の産婦人科病院の協力を得て、
2006年5月から一年間、新生児1120人の頭蓋骨を調査した。
そのなかで、骨のやわらかい子が約2割いることが判明。
4〜5月生まれの割合が高く、11月生まれは少なかった。
ビタミンDは紫外線を浴びることで体内で活性化されるため
出産前3〜4か月の日照時間の影響と考えられる。
1か月検診時の血液検査では骨のやわらかい子のうち約3割にくる病の兆候があったという。
血液中のビタミンDは母乳だけの子の約6割が不足し
粉ミルクや混合栄養の子は全員正常だった(「朝日新聞」2008年4月1日より)。
日本では日焼けを避ける傾向が強く
妊娠中でも部屋にこもったり
子どもを日光に当てないようにする母親が増えたことが原因のひとつだと考えられます。
母乳は免疫強化などメリットが多いが
母乳の中で唯一足りていないのがビタミンDであるという報告があります
ここに中途半端な健康法の自己処方の危険性があります。
妊娠中に、片や紫外線を避けておきながら
その一方で母乳だけの育児をしたいという人も割といるでしょう。
だからといって母乳が出るのに粉ミルクにするのは
食養生的にもおすすめしません。
粉ミルクを足さずに母乳だけで育てたいなら
妊娠中にいかに太陽のもとを散歩しているか
そして、乳児にも太陽を浴びさせてあげれるかが大切です。
自己流の健康法は食養生の基礎を押させていないと
危険だという一例ですね。
では、毎日どれぐらい太陽を浴びる必要があるのか。
東京都老人総合研究所の鈴木隆雄副所長は
特殊な日光浴をしなくても、毎日手や顔に少しずつ
太陽の光を浴びることが重要だと言う。
「血中のビタミンD濃度を上げるために必要な太陽光は
皮膚の露出が1平行センチメートルであったら
大体1時間浴びればいいと言われています。
顔全体を考えますと、それよりもざっと100倍ぐらいは
露出していますから、ほんの5分も浴びれば十分です。
季節の差は考慮する必要はあるが
それほど難しくはないはずです。
朝の日の出をいただくついでに
呼吸法や体操、散歩なども組み合わせると
ますますよいでしょう。
本来、健康を得るのにお金はかかりません。
健康に必要なものは大概身近に存在します。
その代表が「太陽」です。
紫外線を誤解されていた方も
これからは賢く紫外線ともお付き合いしていきましょう。
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
第二次世界大戦直後のあの時代によくこんな素晴らしい
条文ができたものだとつくづく関心する。
いや、あの時代のあの状況だからこそできた。
GHQに押し付けられたという人もいるようだが
元首相である幣原喜重郎氏のひらめきであり、戦後の荒波を乗り切る
超奇策であったという説がある。
もし、植民地合戦が続いていたら日本は消滅していたかもしれない
しかし戦争放棄で国が戦後70年間も存続できている。
(厳密にはアメリカとの関係があるが、そこはさておき)
これは奇蹟といってもいいのでは。
そんな国際社会を当時、信じられたであろうか。
9条誕生の経緯はともかく
ぜひこの奇蹟を、継続し
9条を地球の常識としたいもである。
だが、その存続が外部からの侵略ではなく
国内から崩そうとしている人たちがいるようだ。
「戦争法案」なる言葉も出てきている。
今こそ、歴史を振り返り
今ある奇蹟を、9条を持てた幸せを再認識してみたい。
「温故知新」合掌!
元衆議院議員平野三郎氏が、故幣原喜重郎氏から聴取した
戦争放棄条項等の生まれた事情を記したものが存在する。
【以下引用】
「集団自殺の先陣争いと知りつつも、一歩でも前へ出ずにはいられない鼠の大群と似た光景―それが軍拡競争の果ての姿であろう。
要するに軍縮は不可能である。絶望とはこのことであろう。唯もし軍縮を可能にする方法があるとすれば一つだけ方法がある。それは世界が一せいに一切の軍備を廃止することである。
一、二、三の掛け声もろともすべての国が兵器を海に投ずるならば、忽ち軍縮は完成するだろう。もちろん不可能である。それが不可能なら不可能なのだ。ここまで考えを進めてきたときに、九条というものが思い浮かんだのである。そうだ。誰かが自発的に武器を捨てるとしたらー
最初それは脳裏をかすめたひらめきのようなものだった。次の瞬間、直ぐ僕は思い直した。自分は何を考えようとしているのだ。相手はピストルをもっている。その前にはだかのかだかをさらそうと言う。なんという馬鹿げたことだ。恐ろしいことだ。自分はどうかしたのではないか。もしこんなことを人前で言ったら、幣原は気が狂ったと言われるだろう。まさに狂気の沙汰である・・・・。」
【引用以上】
興味のある人は、ぜひ前後も読んでいただきたい。
幣原氏の思惑とひらめき、そして
奇蹟の9条誕生の裏側がかいま見える興味深い内容です。
「幣原先生から聴取した戦争放棄条項等
の生まれた事情について」−平野三郎氏記−憲法調査事務局
http://kenpou2010.web.fc2.com/15-1.hiranobunnsyo.html
「脱穀」という言葉を誤認しておりました。
お米の本を2冊も出しているのに。
「お米を食べるだけでこんなにやせた」を
読んでいただいた方からご指摘を受け
本日気付きました。
なんの疑いもなく
イネの籾から玄米にすることを「脱穀」と呼んでいた。
「その工程は籾摺り(もみすり)で
脱穀は茎から外す工程のことですよ」と。
確かに、言われてみれば
そのとおりでございます。恐縮。
厳密には、私がイメージしていた
籾殻(もみがら)をはずす作業を脱稃(だっぷ)と呼ぶようです。
脱稃も含めて脱穀ということもあるようだが
私の脱穀イメージに本来の脱穀(茎から外す)が欠落していた。
※wikiより↓
脱穀(だっこく)とは、収穫した穀類(イネ、ムギ、ダイズ、アズキ、アワ、ヒエ、ゴマなど)を茎からはずすこと。イネの場合、稲扱き(いねこき)ともいう。 脱穀に続く、籾殻(もみがら)をはずす作業を脱稃(だっぷ)と呼び、脱稃を含めて脱穀ということもある。
指摘をされた時は正直凹みます。
ただ、多くの人に指摘やご教授をいただき
成長させていただいております。
感謝!感謝!
ちゃんと一人前になってから
発言をした方が良いというご意見もございます。
私も10数年ほど前は完璧になってから発言・発信すべきだと思っていました。
今は、半人前でも発信をしていくべきだと考えています。
自分が完璧になってから発言していたのでは
かなり老後になってしまいそうです。
還暦を超えてから、食養生の勉強はできたので
これから治療家として活動していきます!
って・・・・。どうなんでしょう。
あらゆる職業に言えることでしょうが
完璧になってからではなく、仕事をしながら
学び成長していくのではないでしょうか。
情報も含めて全てに三段階があると考えます。
「入力」→「整理」→「出力」
20代は正しく「出力」する前に先ずはとにかく入力だと
頑張って情報収集をしておりました。
しかし、ある時気づいたのです。
健康関連の本は大量に読んできたが
うまく説明ができない。自分は出力が下手だと。
頭のなかに確かに情報はたくさん詰め込んだ
しかし、整理されておらず、必要なモノが必要な形で出てこない。
そこで、一旦「入力」を意識的に減らし
「出力」することに専念した。
すると、不思議なことに「整理」ができるようになってきた。
さらに、自然と「入力」が上手くなった。
仕事で食事指導を本格的にはじめたこともあり
「出力」せざるを得ない環境だったのも良かった。
私の経験から得た教訓は
「出力」先導型の勉強が良いということだ。
発信をしようとすると、自分の中で情報が咀嚼・整理する必要性が高まり
飛躍的に「整理」の効率が上がる。
また整理する中で、足りないものが明確になり
本を読む際や情報収集の時の集中度が格段にあがる。
つまり勉強の効率が上がる。
こんなことは今から思い出してみると
小学校のころから同居している祖母から聞かされていた勉強方法なのだが
教えられても、自分で気づくまではなかなか理解できないようです。
恥を恐れ発信や行動をしないと、良くて予定通りの成長しかできない。
しかし、出力するからこそ、他人から指摘や有益情報をもらえる。
1人で学ぶより格段に加速するので
予定を遥かに上回る速度で成長できる可能性を秘めている。
今後も半人前な発信をし続け、一人前を目指そうと思います。
]]>鬱病(ウツビョウ)
原因は多々あるだろうが、今のところ不明とされており
多くの人が長く悩まされる現代病である。
1999年に約44.1万人だったウツ病患者が2008年には約104.1万人と約2.4倍と激増している。
ウツ病の生涯有病率6.7パーセントという研究結果もあるようだ。(※1)
自分が病気だとは認めたくなく
気合が足りないだけだと、病院に行かずにいる潜在的な鬱病患者や
病気と診断されないウツ状態になる人を含めるともっと多い。
2013年度からの医療計画では
がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の四大疾患に
新たに精神疾患が加わっている。
しかも精神疾患の患者数は323万人。
4大疾患で最も患者数が多かった糖尿病(約237万人)を
大きく上回り、がん(約152万人)の2倍に上る。
そんなウツだが
食養生的には解消が簡単な場合もある。
その方法は「太陽食」である。
(太陽食に興味のある方はコチラ)
そもそも電気の発明以降、人間の生活リズムが激変し続けている。
本来寝ている時間にでも明るい室内でTVやPCの光を浴びる不自然さは
確実に人間の生命現象に影響を与える。
これを逆に利用して
光でニワトリの体内カレンダー(※2)を狂わせ
春の繁殖期以外でも卵を産み続けさせることができる。
電気のないころは当たり前だったのだが
現代は意図的に食養生をした方がいい時代になった。
先に結論をいうと、これである。
「毎日、日の出とともに起き太陽を浴び
規則正しい生活のリズムを取り戻すこと」である。
体内時計(※3)の研究で世界をリードしている
日本が誇るシステム生物学の若き天才がいる。
上田泰己東京大学大学院医学系研究科教授である。
上田教授は
真夜中の強い光が体内時計を狂わせるメカニズムの解明や
春の到来を感知して発現するホルモンの特定などの研究で世界を驚かせてきた。
体内時計というと
お腹が「ぐ〜」と鳴る腹時計は有名である。
実はお腹だけではなく
皮膚とか、脳とか、心臓や血管、体のありとあらゆる場所に
「時計細胞(※4)」というものがある。
生き物がいつ起きるか、いつ食べるかという時間をつかさどる細胞である。
余談だが
なぜか一箇所だけ時計細胞が発見できなかったそうだ。
その場所とは
精巣、つまり金玉である。
時間にとらわれない自由な存在ということなのか。
さて、本題に戻ろう。
脳の視交叉上核が時計細胞の親玉として存在しており
体中の時計細胞と通信して、バラバラにならずに同じ時を刻んでいる。
面白いことに
皮膚と胃では働きが全く違うのに
時計の速さは一定である。
また、謎が存在している。
時計細胞だけが物理の法則に従わないというのである。
時計細胞の不思議なのは、温度が変わっても
時計の進み方自体も一定だということである。
例えば細胞の分裂は、温度が10度上がると速さは2倍になる。
でも体内時計はまったく速くならない。
既存の物理学の根底が間違っていたのだろうか
それとも、まだ解明されていない生命の神秘があるとうことなのか。
上田教授は医学部出身ということもあり
体内時計というひとつの切り口から
ウツ病をはじめとした気分の病気に光を当てられたらと思っているそうだ。
通常のウツ病治療としては
「十分な休養」と「薬による治療」の二本柱が主流だろうか。
食養生の視点から、これが問題である。
先ず、「十分な休養」と言われると
多くの人が仕事を休み、睡眠過剰で寝起きのリズムを崩す。
また、「薬による治療」は
セロトニンやドーパミンといった脳内の神経伝達物質に作用する
抗ウツ剤を処方する。
つまりどちらも、対症療法が中心で
根本解決とは程遠い。
体内時計を整えるという観点が希薄なのではないだろうか。
例えば、システム生物学的には真夜中に強い光を浴びると
体内時計が止まることがわかっている。
ウツの人が先ずやるべきは
夜の寝ている時間帯は電気を消し暗くして
日の出とともに目覚め朝日を浴びることである。
また、重要なのは
朝起きるのが辛かろうがなんだろうが
毎日、規則正しく早起きして
生活のリズムを作ることが必須である。
十分な休養として眠りたいのなら
太陽食の観点を加味した上で早く就寝すべきである。
家族などの周囲の人間は
ウツ病という立派な病名がつくと
朝でも、寝かし続けねばと勘違いしてしまう。
これが逆に体内時計を狂わせ
病状を悪化させていることもある。
本来、予防が大切なので
ウツ病などにならないように
日頃から規則正しい生活をしておきたい。
平日は6時起きていても
休日は昼間で寝ているという人は要注意である。
太陽食の基本は毎日規則正しくである。
この「毎日」というのが重要である。
体内時計には休日という概念はない。
認知症は砂糖の摂り過ぎもあるが
(これはまた話が長くなるのでまた別の機会に)
その他精神疾患も、この体内時計を取り戻すことで
解決するものの多いのではないだろうか。
※1:厚生労働省のHP及びwikipediaより引用
最新では2011年の調査があるが東日本大震災の影響で福島県と宮城県の一部地域が含まれていないため比較しにくい。
生涯のうちにうつ病にかかる可能性については、川上によれば3〜16%である。
日本では、水野らによれば12ヶ月有病率は3.1パーセント、川上によれば生涯有病率6.7パーセントとされている。
これらの研究結果から、ある時点ではだいたい50人から35人に1人、生涯の間には15人から7人に1人がうつ病にかかると考えられている。
※2体内カレンダー
生き物が刻むリズムは、一日24時間の「体内時計」のほかに、一年365日の「体内カレンダー」がある。動物が春に繁殖をはじめたり、植物が秋に実をつけるといった年間のスケジュールをつかさどるのが、体内カレンダーだ。
季節の変化は、体内時計と日長(一日の日照時間)の組み合わせで知覚される。日長が以前より長くなると、それを体内時計が感じて春が訪れたことを、日長が以前より短くなると秋が到来したことを知るのだ。
ある季節にしか卵を産まないニワトリの先祖は他の多くの鳥と同じく、春先に数個の卵を産み育てていたと考えられる。温めていた卵がなくなると再び卵を産む性質強化選択し、産卵シーズンに卵を産みつづけるように品種改良したのが現在のニワトリである。改良されたニワトリも春の繁殖期にしか産卵しないが、養鶏場では日照時間を調整し、つねに春の状態を維持することで、ほぼ毎日ニワトリに卵を産ませている。
※3:体内時計
地球はおよそ24時間で一回転する。この動きが生み出すのが、昼夜のリズム。体の中にはこのリズムを手がかりに時を刻む能力が備わっている。体内時計は日光を浴びることでリセットされ、地球とシンクロするのだ。
睡眠や覚醒以外の生理現象も、この体内時計によって、いつ起こるかがほぼ決まっている。たとえば、血中コレステロール値が最も高くなるのは午後一時頃、血圧や体温が高くなるのは午後4時頃だ。体内時計が正確に働くからこそ、わたしたちの体は健康を保つことができる。体内時計の乱れは、睡眠障害やウツ状態、ホルモンの分泌異常などを引き起こすと考えられている。
※4:時計細胞
体内時計を構成する細胞のこと。動物は脳や肝臓をはじめとして体の各所に時計細胞を持っている。脳の時計細胞を中枢時計、その他の時計細胞を抹消時計と呼ぶこともある。抹消時計にくらべて中枢時計は非常に正確である。
[爆笑問題のニッポンの教養「体内時計」はいま何時?太田光、田中裕二、上田泰己 著 株式会社講談社]より一部引用
]]>
古民家の魅力を美しく引き出しす改装をした
ギャラリー兼、宿兼カフェのkajiyaさん
田畑に加え裏山もあり
ここに住みたいってっ!てなぐらいの
素晴らしい環境とお家である。
kajiya↓
http://kajiyakajiya.blog.fc2.com/blog-entry-307.html
子連れで更に食材などを気にすると
外食で行ける店は限られる。
なので外食時はよく知り合いにで出会う。
けど、昨日は面白い偶然が重なった。
後から来た三人組のひとり(養生園のスタッフ)は
初対面だが、前日たまたま私の友人(養生園のやっさん)と
私の話題をしていたそうな。
やっさんとも一昨年夏の燕岳登山以来
遊んでいないなぁ。
やっさんの影響で登山用に地下足袋を購入したので
今年もまた一緒に登りたいなぁ。
そして三人組の、あとの二人はスペイン人の姉弟
カナリア諸島から養生園に来ているとのこと。
この何が偶然かというと
たまたま私がそこに持参していた小説(「アンダルシア」真保裕一著)
のオープニングの舞台がカナリア諸島だったのである!
最近は食や健康関係の本が多く
フィクションを読む割合が減っている中
昨日は珍しく小説を持参していた。
スペインなんてフラメンコぐらいしか知らなんだが
この本でカナリア諸島などのスペイン情報を得たばっかり。
おっ、なんだか嬉しくなってきた。
その本には
島の名前の由来が書いており
[スペインとアフリカ方面の総督に任命されたプリニウスが、
この島に初めて上陸した際まりに野犬が多いことに驚き、
「犬の島」と名づけたのだという。
そのラテン語を引き継ぎ、今もカナリア諸島と呼ばれている。]
とあった。
さっそく、男前のスペイン人に
野犬が多いのかと聞いてみた。
初来日で日本語が通じない中
強引に英単語まじりの日本語で聞くと
困惑しながらも空気を読んで英語で回答してくれた。
どうやら、犬の島には野犬はさほどいないらしい。
その後も私は日本語、相手は英語で会話をしていた。
あとから気づいたが、携帯の通訳機能を使えばよかったのかも。
多国言語の学習もよいが
もっと便利グッツを使いこなせる勉強をしようと感じた。
養生園とこの三人組には何かご縁があるのかな。
また会いそうな気がする。
写真のプロレスラーは凶器で脅しているのではなく
kajiyaのタオくんから強引に奪っったスコップで
タオくんの吹き出すシャボン玉をキャッチしようとしているのである。
数ヶ月前はバラバラだった二人も
徐々に一緒に遊ぶようになってきており
嬉しいなぁ。
冬の長い信州も
裸、裸足が気持ちいい
いい季節になってきた。
あなたはどんな「ものさし」で良し悪しを判断しますか。
偽装表示は問題外ですが、法律を厳守しているといっても、
食事指導の際には、●●は食べても良い、△△はやめようとか
食品を個別見ていくことより、自分自身で判断できるように
正しい「ものさし」を手に入れてもらうことに注力している。
添加物、農薬、化学肥料、遺伝子組み換え、加工方法などなど
トータル的に判断できるとよいが、難しい。
そこで、食べ物を選ぶ際に優先して欲しいのは「命」である。
しかし、
情報に振り回されている人が多いように
そこでまずカロリーだが、なぜか悪者になる場合が多い。
カロリーは三大栄養素の合計で、糖質・脂質・
それが好ましい人が大多数である。
ただ、本来は「
(カロリーを何から摂るかも重要だが、それはまた別の機会に)
現代栄養学としての正しい「ものさし」とは。
「三大栄養素」にビタミン・ミネラルが加えられ、「
体内で重要な働きを
更につい十数年前、
食物繊維が栄養素の
食物繊維が加わると「六大栄養素」
(当たり前過ぎて無視されている水も加えて7大栄養素という
つまり現代栄養学ではこれら多数の「ものさし」
部分的にみていたのでは現代栄養学的にも片手落ちとなる。
命という栄養素
食事療法で優先してほしいのは鮮度であり「命」である。
「命」
採れたての野菜と、しなびた野菜とでは、
この違いは「命」
結果我々の体にも異なる影響を及ぼす。
同じ一〇〇%
パック詰めで売られているものとでは全く別
含まれる鉄分が遥かに少ないとしても食事療法では栄養剤より
収穫したての野菜(
レトルトよりもきちんと生の食材を使った味噌汁を食べることを推
一見、当たり前のようだが、六大栄養素だけで見た場合、
現代栄養学は日々進歩しているが、
発展途上の未完成の「ものさし」とも言える。
ちなみに「命」の見分け方のポイントは『変化するかどうか』
一見、同じ漬物に見えても、
買った日と冷蔵庫で
見た目や味などの
基本、加工食品は食べる人の健康より、
優先して作られた「モノ」
加工食品を減らすことが健康への近道とも言えるだろう
最後に、食養生全体でみると
食べ物を選ぶための「ものさし」もあれば
健康になるための「ものさし」もある。
食養生のそもそも論として
食べ物を選ぶ技術を磨くぐらいなら
毎日朝日を浴び、規則正しい生活をすることを優先させたい。
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現代の常識は過去の非常識。そして未来の非常識かもしれない。
栄養学は19世紀末に大きな知的転換があった。
当時は「病気は何か有毒なものがあるために起きるのであって、何か良いものが無いためではない」という時代であり菌や毒素といった悪者探しに熱中していた時代である。
パスツールとコッホの発見から出発した病気の「病原菌論」が医学の全文野を支配したことも部分的には原因であり、上記の原理を生み出した。
また、ヒトに必要な栄養はタンパク質、糖質、脂肪の「食事の三大栄養素」であるとするリービッヒおよびドイツの後継者の考えが根底にあった。
最初に疑問を提出したのはペレイラだったろう。(※1804-1853 ロンドン病院の外科医)『食物と栄養』ではリービッヒのドグマに疑問を持ち種々の食物を摂ることが絶対的に必要であることや、野菜と果物を摂らなければならないということを含む栄養理論を公表した。
しかし19世紀半ばは、三大栄養素とエネルギー必要量のほかに命を保つのに別の栄養素賀必要であるという事実は、ドイツ生理学者たちにより無視された。
壊血病がミカン科または他の種類の新鮮な果物や野菜によって予防または治癒できることは19世紀中頃までにわかっていた。(現代栄養学ではビタミンCの不足が原因とされる)しかしある種の解毒剤がこの中に含まれているのでではなく健康に必要な成分が含まれているからだということは予想外のことであった。このような結論に達する知的転換は19世紀末になって初めて得られた。
(栄養学の歴史 ウォルター・グラットザー著 水上茂樹訳 講談社 参照、一部抜粋)
その後、現代に至るまではビタミンやミネラル、食物繊維など多くの必須栄養素が見出され逆に正義の味方探しの時代となっている。
そのため多くの人々の中に「栄養素」や「身体に良いもの」とにかく入れようと意識が浸透している。
19世紀の栄養素を軽視した悪者探しも、現代の正義の味方の探しと過剰な取り入れも、どちらも極端である。
では東洋医学、食養生ではどうか。
全体を観るというのが基本なので、もちろん摂り込むのも大事だが排泄も含めトータルで考える。
入れることに偏った現代では、いかに余計なものを出すかというのが重要と考える。患者を診ていて感じるのは情報過多が原因で心を煩わせ、食物が過剰で排泄できずに体内に停滞して病んでいる人が多い。
そろそろ知的転換として「いかに余計なものを出すか」という考えになっていいころではないだろうか。
例えば「癌」
19世紀的には何かしらの癌の原因となる悪者が身体に侵入したからだと考えるのか。
20世紀は何かしら足りないものがあるので、ビタミンやミネラル、酵素などなどあらゆる栄養素を補給しようと考える。
これからは、癌は身体のゴミ溜め的な役割として生み出したありがたい装置と位置づけとして、これ以上余計なものを入れない。そしてヒト全体として排泄する力を引き出すことを研究される時代になるのだろうか。
過去、カロリー以外にも必須栄養素があるという現在の当たり前が
当時の権威であるリービッヒからプルーナに至るドイツ生理学者たちにより無視されたように、現代でも、「腸造血論」(千島・森下学説)などが無視されている。
しかし、情報革命が起き、Web上で情報が拡散する現代では、権威がどうあれ「知的転換」は既に起きているといってもいい。
ただし情報格差の時代でもあるため、一部の人々のなかでの知的転換ではあるが。
もう、ダイエットでもそうだがカロリーに振り回されたり、菌やウイルスを敵視したりする19世紀的な考えは卒業しよう。
もう、栄養を補給するなど、健康法をプラスすることも十分にしてきたはずである。
腹八分でよく噛んで食べるといった誰もが知っているが情報の山に埋もれてしまっている食養生の基本をただ実践するだけの方がよい。
今、している余計なことをいかに手放すという
知的転換こそが健康への近道である。
《薬効:風邪・高血圧症・動脈硬化・狭心症・痔・梅毒・淋病・膀胱結石・蓄膿症・タムシ・陰部のタダレ・便秘・ニキビ・吹出物・公害毒・薬毒・放射能病》
ドクダミ草が痔に効くことは知っている人も多い。
私も食養生に縁を持つ前の高校生の頃に、「さるのこしかけ」(さくらももこ著)という当時ヒットしたエッッセイで、ドクダミで痔を治す話を読んで知った。
中学、高校の頃は肉食過多で牛乳をがぶがぶ飲んでいたため
常にお腹の調子が悪く、やや切れ痔気味の頃もあり
そんな時に出会ったドクダミ話なので記憶に残っている。
また当時、ニキビを気にする兄のために我が家でもドクダミ茶があった。
そのせいか私はニキビとは無縁の学生時代を過ごせた。
《ドクダミは「毒矯ミ」(毒のある体を矯め直す)というところから出た名だそうである。
昔、「毒去りて健体」といって、ドクダミ草で体毒を排除することだけで、あらゆる病気を治した名医がいたそうである。あらゆる病気に効くクスリという意味か、ドクダミ草の別名を「ジュウヤク」といって、「重薬」とも「十薬」とも書く。》
東洋医学的には瘀血など停滞系の体質に効くことが有名であり、いわゆるドロドロ血液の現代人にはとても合っているようだ。
ドクダミ茶の作り方も以下に引用しておく。
《ドクダミ草は、日本全土の、日あたりのよい、しかも、やや湿り気のある土地に、自然に生えている。》
《採取の時期は、花の咲く夏から初秋にかけてがよい。この草は、生のうちは臭いので閉口するが、根(地下茎)ごと全部抜きとって洗い、陰干しにして、刻んだもの》
《〈用い方〉ドクダミの、一と握りを、大コップ四杯の水で三杯に煎じ、一日三回に分服するとよい。》
《〈薬効〉これは、浄血作用と、水毒を除く作用があるから、ほとんど万病に効く。風邪はすぐに効く。高血圧症、動脈硬化症、狭心症の人がこれを常飲していると、ほとんど倒れるようなことはない。狭心症の人は発作がだんだんなくなる。また長年の、しつこい痔も(どんな種類の痔でも)三、四か月で治る。この上に、煎汁をトイレに用意しておき、用便時に、また入浴時にも、患部を洗うと一層よく効く。長年にわたって連用すると、梅毒、淋病まで治る。》
・・・・(中略)・・・・
《広島に原子爆弾が落とされた当時、日米両国の専門家達は「今後、二十年間は、広島には草木一本生えないだろう」と口をそろえて言った。ところが、翌年、あの焼野原に、クサイ臭いの草が生えはじめ、一面に繁茂した。そして、その草が、焼野原一面にふりそそいだ放射能物質を排除してしまったらしく、その翌年からは再び草木が生えてきて、現在の広島のようになった。その草が、ドクダミ草である。米国の医学界では、この日本の不思議な草を持ち帰って、以来二十数年、分析研究しているが、どこにそのような効果を持っているのか、今以て解明されていないそうである。しかし、米国に招いた日本人の原爆症患者を治療するには、このドクダミ草から抽出したものを用いているとのことである》
久しぶりにこの本を読んで、なんと放射性物質にまで薬効があると書かれていることに気がつき驚いた。
本当は日々の養生で瘀血を未然に防ぐことが大事なのだが
現代の用に公害や原発事故の影響など自身では予防しきれない時代であることも事実である。そんな中、身近な雑草の力の活用方法を知っておくのはよい。
もちろん不摂生から痔などになった際の対症療法としても・・・。
科学的根拠はないが、福一原発事故以降のドクダミ草は放射性物質を吸い上げている可能性があるので、東北や北関東など、放射性物質が降り注いだ地域のドクダミ草は摂取を避けた方が好ましいのではと考える。
「灯台下暗し」な健康法がなんて多いのだろうか
食養生を学べば学ぶほど感じる。
ドクダミ草はそのほんの一例なだけである。